アブラコウモリの生態&被害の実態!駆除方法を丁寧に解説

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アブラコウモリはイエコウモリとも呼ばれる、民家に棲みつくコウモリです。
10~200匹の集団で巣をつくり、住民にさまざまな被害を及ぼします。
「最近家の周りでアブラコウモリを見かけたけど、棲みついていないか心配」「自分や家族がどんな被害にあうのだろう」と不安を抱いている方は多いでしょう。
この記事では、アブラコウモリの生態や活動時期、民家に棲みつく理由や正しい駆除方法を解説します。
アブラコウモリの生態と被害の実態について詳しく知りたい方は、ぜひ最後までご覧ください。
・アブラコウモリの生態
・アブラコウモリが及ぼす被害
・アブラコウモリの正しい駆除方法
アブラコウモリとは

| 学名 | Pipistrellus abramus |
| 英名 | Japanese pipistrelle |
| 和名 | 油蝙蝠 |
| 分類 | 翼手目ヒナコウモリ科アブラコウモリ属 |
| 体長 | 3.7~6cm |
| 体重 | 5~10g |
| 生息地 | 日本、朝鮮半島、中国、台湾、ミャンマー、ベトナム、ラオス、インド |
| ねぐら | 民家、高架橋、地下水路 |
| 食性 | 昆虫 |
識別図鑑 日本のコウモリ|株式会社文一総合出版
アブラコウモリは、北海道の一部を除く日本全域に生息するコウモリです。
海外では、朝鮮半島からベトナム、インドなどの東南アジアまで幅広く生息しています。
主食は小さな昆虫です。
もともと山や森林で採餌をしていましたが、近年の都市開発でエサ場を失い、住宅街近くの雑木林や河川、水田にも姿を現すようになりました。
採餌場所の近くの民家に棲みつくことから、別名でイエコウモリとも呼ばれます。
体長は4~5cmで成人女性の親指程度。非常に小柄なため、屋根や軒下の隙間、換気口など1~2cmのわずかな隙間から民家に侵入します。
アブラコウモリの顔の特徴

アブラコウモリの顔をまじまじと見たことがある方は少ないと思いますが、かわいい顔つきをしています。
耳はやや幅広く、耳の穴の手前にある耳珠という突起の先端は丸みを帯びています。
目はゴマ粒のように小さく、鼻が突き出ておりネズミやハムスターに近い顔です。
アブラコウモリの体の特徴・大きさ

前述のとおりアブラコウモリは体長4~5cm程度の小さなコウモリです。
体重は約6gと、塩小さじ1杯と同じくらいの重さしかありません。
触れたら簡単に傷つけてしまいそうなほどのか弱さを感じます。
体毛は黒褐色から灰褐色で、暗いトーンの色味です。
毛足は短いものの、ふわふわとした毛並みをしています。
アブラコウモリの鳴き声

アブラコウモリが発するのは、鳴き声ではなく超音波です。
視力が極端に悪く周囲がほとんど見えないため、超音波を発して、その跳ね返りで障害物や獲物との距離をはかっています。
この行為をエコーロケーション、別名で反響定位といいます。
超音波は高音域で人間の耳では聞こえません。
周波数の単位はkHzで表され、数字が大きいほど音が高くなります。
人間が聞こえる上限の周波数は約20kHzです。
アブラコウモリの超音波の周波数は約40~45kHzで、人間の耳が感知できる範囲を大きく超えています。
アブラコウモリの超音波を聞きたい場合は、バットディテクターという専用機器を使うと、人の耳に聞こえる音域に変換されます。
音にたとえると「ピピピピ……」という、哺乳類の赤ちゃんの泣き声のようです。
また、アブラコウモリは鳴き声を絶対に上げないというわけではなく、危険を察知したときにキィキィと甲高い声を発することがあります。
アブラコウモリの翼
コウモリの翼は以下の3つの種類の形状に分かれます。
アブラコウモリの翼は中間型です。
・広短型……縦横比の小さい翼
・狭長型……縦横比の大きい翼
・中間型……広短型と狭長型の中間
広短型は、ホバリングや細かな旋回が可能で、細い路地や入り組んだ林道を飛ぶのに適しています。

細長い狭長型は、開けた場所を高速飛行および長距離移動するのに適している翼です。

中間型は広短型と狭長型の中間で、複雑すぎず、広すぎない場所を飛ぶことに長けています。

木々の生い茂る山間部でもなく、何もない草原でもなく、整備された住宅街に姿を現すアブラコウモリの特性と結びつきますね。
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アブラコウモリの食べ物・エサ

アブラコウモリが食べるのは小さな昆虫です。主に以下の昆虫を捕食します。
・蚊
・カメムシ
・ユスリカ
・ヨコバイ
・ウンカ
・ゲンゴロウ
・コガネムシ
・アリ
蚊やカメムシなど、人間にとっての害虫を食べることから益獣とも呼ばれます。
中でも、ヨコバイやウンカはイネの汁を吸って米に甚大な被害を与える虫であるため、米農家からするとアブラコウモリはありがたい存在といえるでしょう。
コウモリの捕食方法には、以下の3種類があります。
・ホーキング……飛びながら昆虫を捕らえて食べる
・フライキャッチング……待機し、獲物をとらえて別の場所に移動して食べる
・グリーニング……ホバリングをしながら地上や葉の上の獲物を見つけて捕食する
アブラコウモリの捕食方法はホーキングです。
飛んでいる昆虫を尾膜で器用にすくい取り、そのまま口へ運んで食べます。
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アブラコウモリの活動時間

アブラコウモリは夜行性のコウモリです。
活動時間は日没後20~30分後から夜が明けるまで。主食である昆虫の活動時間にあわせて出巣します。
巣を出た直後が一番活動量が多く、一部のアブラコウモリは数時間後にねぐらに帰り、その後断続的に出入りをします。
日没してから数時間程度が採餌活動のピークです。
日の出前にすべてのアブラコウモリが巣に帰ります。
なお、日の出直前に再び多くの昆虫を食べます。夜に補充できなかった分のエネルギーを蓄えるためです。
アブラコウモリの天敵

アブラコウモリの主な天敵は猛禽類です。特に、活動時間帯が同じであるフクロウは最大の脅威。
フクロウの体長は約50cmで、アブラコウモリの約10倍もあります。
大きな身体で近づかれ、鋭い爪で狩られてしまうのです。
その他、ヘビやイタチもアブラコウモリの天敵です。
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アブラコウモリの年間スケジュール

住宅街を飛び回るアブラコウモリは、どのような1年間を過ごすのでしょうか。
春(目覚め)
3月下旬~4月にアブラコウモリは冬眠から目覚めます。
前年の秋に交尾した際にメスの体内に貯蔵された精子が卵子と受精して妊娠。
あらかじめ体内に精子を溜めて後に受精することを遅延型受精といいます。
約70日間の妊娠期間を経て出産します。
夏(出産・子育て)
メスは6月下旬~7月上旬頃に出産します。一度に産むのは1~4子、平均で2.3子です。
新生児の体重は0.86g程度と非常に軽く、1円玉1枚にも満たない重さです。
この時期は蚊やユスリカなど、アブラコウモリの主食である昆虫が多く発生します。
子育てに必要なエネルギーを確保しやすいため、遅延型受精によって出産時期を調整しているのです。
出産後、メスは出産哺育集団というグループをつくって協力しながら子育てをします。
7月~8月に授乳期に入り、赤ちゃんはその後に離乳し昆虫を食べるようになります。
なお、同時期のオスはほとんど単独行動しています。
育児を放棄しているわけではなく、昆虫が豊富な夏の間に捕食を行い、秋の繁殖期に向けて大量の精子を蓄積させているのです。
秋(繁殖時期)
10月を迎える頃にアブラコウモリは発情期に入り、交尾をします。
なお、アブラコウモリの成長は非常にはやく、その年の春に産まれた赤ちゃんはすでに成熟し、交尾できるようになっています。
冬(冬眠期間)
11月に入るとアブラコウモリは冬眠時期に入り、翌年の3月まで活動しません。
気温15℃を下回ると冬眠をはじめるアブラコウモリが増え、10度を下回るとすべてのアブラコウモリが冬眠に入ります。
冬眠中はトーパーという仮死状態になり、周囲の気温と同程度に自分の体温を下げて、エネルギーを溜めます。
アブラコウモリの寿命は3~5年
アブラコウモリの寿命はメスが約5年、オスが約3年です。
同じ小動物であるネズミやハムスターよりも長生きします。
オスは、単独行動することが多く天敵に狙われやすいため、メスよりも寿命が短い傾向にあります。
また、アブラコウモリのような小さな哺乳類は、体温を維持するための基礎代謝が高く、エネルギーを激しく消費します。
そのため、食事をとれない状態に長く耐えることは難しく、十分にエサを食べられないと餓死をする可能性があります。
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アブラコウモリの種類
アブラコウモリと同属のモリアブラコウモリとオガサワラアブラコウモリという2種のコウモリがいます。
それぞれの生態をみていきましょう。
モリアブラコウモリ

| 学名 | Pipistrellus endoi |
| 英名 | Endo’s Pipistrelle |
| 和名 | 森油蝙蝠 |
| 分類 | 翼手目ヒナコウモリ科アブラコウモリ属 |
| 体長 | 3.7~4.9cm |
| 体重 | 5~9g |
| 生息地 | 日本 |
| ねぐら | 樹洞、樹皮下 |
| 食性 | 昆虫 |
識別図鑑 日本のコウモリ|株式会社文一総合出版
モリアブラコウモリは日本にのみ生息する固有種です。
西日本よりも東日本で多く観測されています。
アブラコウモリとそっくりの見た目と大きさをしていますが、体の色が異なります。
アブラコウモリが黒褐色および灰褐色であるのに対し、モリアブラコウモリは光沢のある茶褐色の体毛に覆われています。
足の裏の色も、アブラコウモリが薄紅や明るい赤色であるのに対し、モリアブラコウモリは黒褐色から黒色の暗い色です。
ねぐらもアブラコウモリと異なります。
民家に棲みつくアブラコウモリに対し、モリアブラコウモリは森林の中に棲んでいることが多いです。
高い山には生息しておらず、標高1,000m以下の森林でよく観測されます。
オガサワラアブラコウモリ

| 学名 | Pipistrellus sturdeei |
| 英名 | Sturdee’s Pipistrelle |
| 和名 | 小笠原油蝙蝠 |
| 分類 | 翼手目ヒナコウモリ科アブラコウモリ属 |
| 体長 | 3.7cm |
| 生息地 | 日本 |
| 食性 | 昆虫 |
識別図鑑 日本のコウモリ|株式会社文一総合出版
オガサワラアブラコウモリは、1889年~1900年に小笠原諸島の母島で数匹確認されたのを最後に、観測例がありません。
現在では絶滅したとされています。
見た目がアブラコウモリとよく似ており、体毛は黒みがかっていて翼は暗褐色。
アブラコウモリやモリアブラコウモリよりもやや小型であることから別の品種とされています。
アブラコウモリと似ている!オオアブラコウモリの種類
アブラコウモリ属とは別にオオアブラコウモリ属というコウモリがいます。
かつてはすべてアブラコウモリ属に含まれていましたが、専門家の研究が進み、遺伝子及び形態の違いから異なる属に分けられました。
主な違いは以下のとおりです。
| アブラコウモリ属 | オオアブラコウモリ属 | |
| 体長 | 約4~5cm | 約5~6cm |
| 体型 | 頭のてっぺんから鼻先にかけて傾斜がゆるやか | 頭が丸くて盛り上がっている |
| 翼の大きさ | 約20~30cm | 約30~35cm |
| 歯 | 小臼歯が多い | 小臼歯が少ない |
オオアブラコウモリのほうがわずかに身体が大きく、頭がぽっこりしています。
クロオオアブラコウモリ

| 学名 | Hypsugo alaschanicus |
| 英名 | Alashanian pipistrelle |
| 和名 | 黒大油蝙蝠 |
| 分類 | 翼手目ヒナコウモリ科オオアブラコウモリ属 |
| 体長 | 4.1~5.9cm |
| 体重 | 6~11g |
| 生息地 | 日本、朝鮮半島、中国、韓国、モンゴル、ロシア |
| ねぐら | 人工建物 |
| 食性 | 昆虫 |
識別図鑑 日本のコウモリ|株式会社文一総合出版
クロオオアブラコウモリは、日本の北海道、青森県、長崎県対馬で観測例のあるコウモリです。
海外では、朝鮮半島、中国の中部と北東部、東部、韓国のチェジュ島、ロシア極東部と南部に生息しています。
背中の体毛は黒褐色で腹面はやや淡い色をしています。アブラコウモリよりもわずかに体が大きいのが特徴です。
人工建物をねぐらにしており、地上約7mもの高い壁で休息している姿が確認されています。
シナオオアブラコウモリ

| 学名 | Hypsugo pulveratus |
| 英名 | Chinese pipistrelle |
| 和名 | 支那大油蝙蝠 |
| 分類 | 翼手目ヒナコウモリ科オオアブラコウモリ属 |
| 体長 | 4.3~5cm |
| 体重 | 4.3~5.8g |
| 生息地 | 日本、中国、台湾、ミャンマー、ベトナム、ラオス |
| ねぐら | 岩の割れ目、洞穴、民家 |
| 食性 | 昆虫 |
識別図鑑 日本のコウモリ|株式会社文一総合出版
シナオオアブラコウモリは、中国や台湾、ミャンマーやベトナムなどの東南アジアを中心に生息しているコウモリです。
日本では奄美大島でのみ観測例があります。
体毛は黒褐色で、背中の毛の先端は薄茶色をしています。尾が尾膜から3m程度突き出ているのが特徴です。
クロオオアブラコウモリよりも頭がぽっこりと盛り上がっています。
アブラコウモリはなぜ民家に棲みつく?
イエコウモリとの別称がつくほど民家に棲みつくことが多いアブラコウモリ。
なぜ人間の暮らす家をねぐらにするのでしょうか。
採餌場所のすぐ近くに民家がある

もともとアブラコウモリは、山間部をはじめとした自然豊かな場所をエサ場としていました。
しかし、年々加速する都市開発にともなう森林伐採によって、アブラコウモリは採餌場所を失っています。
お腹をすかせ、食べ物をを求めて人間の暮らす街にある雑木林や河川、水田に飛来するようになったのです。
採餌後に休息をとる必要があり、近くにある住宅街に建ち並ぶ民家に目をつけ、棲みつくようになりました。
アブラコウモリが侵入しやすい構造
「家に入ってくるといっても、一体どこから侵入するの?」「窓や玄関を開けっ放しにしなければ大丈夫なんじゃない?」と思う方は多いでしょう。
しかし油断は禁物です。
アブラコウモリは大変小柄なため、わずか1~2cmの隙間があれば簡単に内部に侵入します。
普段の生活ではあまり気にならないかもしれませんが、民家にはちょっと隙間がいくつも存在します。
たとえば、以下のような場所からアブラコウモリは侵入します。

・屋根の隙間
・軒下の隙間
・玄関の隙間
・雨どい
・室外機のダクト
・換気口
・換気扇
・シャッターの隙間
・雨戸の隙間
換気口や換気扇には、外部と屋内の空気を入れ替えるための隙間があります。
シャッターや雨戸に関しても、シャッターボックスや戸袋や出し入れするための空間があります。
築年数が長い家の場合、屋根や外壁が劣化して隙間が広がったり亀裂が増えたりすることも。
一方で、近年建てられる家は空気を循環させるための隙間が至る所につくられており、構造として多くの隙間がみられます。
つまり、築年数に関係なく民家にはアブラコウモリがひっそりと侵入できる場所があちらこちらに隠れているのです。
アブラコウモリが好む場所が多い
アブラコウモリは、暗くてジメジメしていて、天敵から身を隠せる環境を好みます。
民家にはこの条件に該当する場所が多く存在します。
アブラコウモリが棲みつきやすい場所の例は以下のとおりです。

・屋根裏
・雨どいの中
・室外機のダクト内
・換気口の中
・雨戸の戸袋
・シャッターの隙間
・床下
アブラコウモリは1匹だけで棲みつくわけではありません。最低でも10匹、最大200匹もの大集団で棲みつきます。
暗くて天敵に見つかりにくく、ぶら下がる建材が多い場所として屋根裏や床下にいることが多いです。
その他、雨戸の戸袋やシャッターの隙間など、「そんな狭い場所に入る?」と驚くようなところにも棲みつきます。
体が小さいため、狭くても身を寄せ合えば集団で棲みつけるのです。
気づけば大集団!アブラコウモリの巣とは

コウモリは、鳥のように枝や葉を集めて巣をつくるわけではありません。棲みついた場所に身を寄せ合いぶら下がるだけです。
つまり、棲みついている場所そのものが巣となります。
たとえば、屋根裏に棲みついている場合は、屋根裏がコウモリの巣と呼ばれるのです。
コウモリは集団で生活する動物で、この集団をコロニーといいます。
種によって規模が異なり、前述のとおりアブラコウモリは少なくて10匹、多いと200匹もの大きなコロニーを形成します。
こんなにこわい!アブラコウモリの被害

アブラコウモリが自宅に棲みついた場合、以下のような被害にあう可能性があります。
・悪臭被害
・健康被害
・住宅被害
・騒音被害
悪臭被害

アブラコウモリの代表的な被害はフン害です。巣の中、侵入経路周辺に大量のフンをします。
一晩に100匹以上の昆虫を食べるため、その分排泄量も多いです。
なおかつ集団で棲みつくことから、巣の中におびただしい数のフンが溜まります。
屋根裏や床下が一面フンで埋まったり、雨どいにびっしりフンがつまったりすることも。
アブラコウモリのフンは独特のニオイを発します。ドブ臭とアンモニア臭を混ぜた、鼻をツーンと刺激する悪臭です。
他では嗅いだことのないニオイとたとえられます。
大勢のアブラコウモリが自宅に棲みつくと、家中に悪臭が漂います。
独特のニオイから気分が悪くなって体調を崩す場合もあり、深刻な被害の1つです。
健康被害
アブラコウモリのフンは、乾燥していてボロボロと崩れやすいのが特徴です。
容易に空気中に舞うため、菌やカビが建物内に広がる可能性があります。
吸い込んだり肌に触れたりすると、鼻炎や咳、皮膚炎などのアレルギー症状を発症する場合があります。
また、さらに恐ろしいのはアブラコウモリが保有するダニや感染症のウイルスです。
アブラコウモリにくっついて家に侵入したダニに刺されると、激しい腫れや痒みを発することがあります。
中でも厄介なのはトコジラミです。一般的な殺虫剤では退治できないうえ、刺されると全身に無数の赤い斑点と猛烈な痒みが現れます。
1匹発生すると一気に数が増え、徹底して駆除する場合は、プロに依頼して家中を消毒してもらわないといけません。
感染症については、重症化リスクや致死率の高いウイルスを保有している可能性があります。
コウモリ自体は免疫力が高いので発症しませんが、体に触れたり噛まれたりした人間は高確率で感染します。
以下は野生のコウモリから人間にうつった例のある感染症です。
| 感染症 | 潜伏期間 | 症状 | 致死率 |
| SARS | 2~10日 | 発熱、悪寒、筋肉痛 ※肺炎への進行し呼吸困難に陥るケースあり |
10% |
| ニパウイルス感染症 | 4~14日 | 発熱、頭痛、目まい、嘔吐 ※意識障害、筋緊張低下、高血圧、多呼吸を発現する可能性もあり |
32% |
| 狂犬病 | 30~90日 | 発熱、頭痛、全身倦怠、嘔吐、恐水症、恐風症 | 100% |
| エボラウイルス病 | 2~21日 | 発熱、全身倦怠、筋肉痛、頭痛、咽頭痛、嘔吐、下痢、発疹 ※意識障害が発現する可能性もあり |
50% |
| ヒストプラスマ症 | 3~17日 | 発熱、頭痛、悪寒、疲労感、咳 | ほぼ0% ※免疫機能に障害がある場合は死に至る危険性あり |
発熱や嘔吐など重い症状が現れる感染症が多く、致死率が100%といわれる狂犬病も発見されています。
狂犬病は現在日本で確認されていないものの、朝鮮半島や中国のアブラコウモリが渡航してくる可能性があります。
もし自宅内でアブラコウモリを見つけても、絶対に素手で触れず、むやみに近づかないでください。
特に小さなお子さまや高齢者、免疫力の弱い方が家庭にいる場合は要注意です。
住宅被害

アブラコウモリは鳥のように枝葉を集めて巣をつくるわけではないため、屋根裏や床下などに直に糞尿が溜まります。
アブラコウモリの糞尿には木材を劣化させる成分が含まれており、蓄積したまま放置しておくと建材が汚れたり劣化したりする可能性があります。
屋根裏に棲みつかれた場合、天井に大きなシミができることも。
糞尿が原因のシミは、建材から染み込んでいるものなので、ただ雑巾でふいたり消毒液を噴きかけるだけでは綺麗になりません。
クロスの張替えが必要な場合もあります。
加えて、建材が劣化すると住宅の耐久性が低下します。
普段の生活ではあまり気にならなくても、地震や台風などの災害にあった際、天井や壁が抜け落ちたり、住宅そのものが倒壊する可能性があります。
また、腐食した木材はシロアリを引き寄せやすくなります。
シロアリがよってきて柱を食べられてしまうと、さらに家がもろくなるのです。
また、雨戸の戸袋やシャッターに棲みつかれた場合、一面がフンだらけになります。
放っておくとサビてしまい、開閉しにくくなるだけではなく、故障することも。
壊れると交換する必要があり、雨戸は1枚3万円程度、シャッターは30万円程度かかります。
騒音被害

アブラコウモリは、家に侵入した後に天井や壁の狭い隙間を這いながら移動します。
このとき、断熱材と体が擦れあってカサカサという音が発生します。
1匹だけなら気になりませんが、集団で棲みつく習性があるため、大群で移動すると非常にうるさいです。
アブラコウモリは日没してから20~30分後から夜間にかけて、活発に出入りするため、夜の騒音がひどくなります。
住民の睡眠が妨害され、ストレスが溜まるだけではなく体調不良に陥る場合も。
また、アブラコウモリは滅多に鳴き声をあげませんが、危険を察知するとキィキィと甲高い声を上げます。
悪臭が漂ったりカサカサという音が聞こえたりしてコウモリの存在を感じたからといって、天井や壁を叩くと鳴き声を上げてさらにうるさくなる可能性があります。
ここをチェック!アブラコウモリが棲みついているサイン

アブラコウモリが及ぼす被害を知り、「もし自宅に棲みついたらどうしよう」と不安を抱いた方は多いでしょう。
ここでは、アブラコウモリが棲みついているかどうかを見分けるためのサインを紹介します。
・家の周りにフンがある
・外壁に白い汚れがある
・ツーンとした悪臭がする
・カサカサという音が聞こえる
家の周りにフンがある

自宅の周りに5~10mm程度の捻じれた形状のフンが複数落ちていたら、アブラコウモリが棲みついている可能性があります。
屋根裏や軒下、ベランダ、室外機のダクト、雨戸やシャッターの周辺など、巣や侵入経路になりやすい場所に多くのフンがみられます。
また、夜間に壁に止まって休息している最中も排泄することがあるので、外壁に糞尿が付着している場合も。
アブラコウモリの糞尿とよく間違われやすいのが、イエネズミの糞尿です。
一見どちらの排泄物なのかわかりにくいですが、以下の違いがあります。

| アブラコウモリ | クマネズミ | ドブネズミ | ハツカネズミ | |
| 大きさ | 5~10mm | 10~20mm | 6~10mm | 4~7mm |
| 色 | 黒色・茶色 | 茶色・灰色 | 焦茶色・灰色 | 茶色 |
| 形状 | 細長くて捻じれている | 細長い | まとまっていて太い | 両端が尖っている |
| 質感 | 乾燥してパサパサしている | ザラザラしている | ツルツルしている | ザラザラしている |
最も大きな違いは、アブラコウモリのフンは乾燥していてパサパサしていることです。昆虫のハネや足が含まれている場合もあります。
また、アブラコウモリは特定の場所に排泄する習性があります。対してイエネズミはさまざまな場所で糞尿を出します。
一箇所に糞尿がまとまって落ちている場合はアブラコウモリ、家のいたるところに転々と排泄物がある場合はイエネズミが棲みついている可能性があります。
外壁に白い汚れがある

アブラコウモリは巣の中と、侵入経路周辺で排尿します。
外から巣に入るときに出た尿が外壁に付着し、乾燥すると白い汚れになります。
鳥のフンと似ていますが、黒っぽい塊が含まれておらず、真っ白な液だれの汚れの場合はアブラコウモリの尿だと考えていいでしょう。
ツーンとした悪臭がする
アブラコウモリのフンは、酸っぱい独特のニオイを発します。
鼻をツーンと刺激する悪臭を自宅内で感じた場合は、アブラコウモリが棲みついている可能性を疑いましょう。
ニオイが強烈であればあるほど、多くのアブラコウモリがいるかもしれません。
カサカサという音が聞こえる
こちらで解説したとおり、アブラコウモリは天井や壁を移動するときにカサカサと音を立てます。
夜間にこうした音が聞こえる場合はアブラコウモリが棲みついている可能性があります。
他の害獣の場合もありますが、ネズミはトットットという足音やカリカリと建材をかじる音が発生しやすいです。
ハクビシンは、ドタドタとうるさい足音を出したりキューキューと高い声で鳴いたりします。
これで安心!アブラコウモリの駆除方法

自宅にアブラコウモリが棲みついた場合、さまざまな被害にあう可能性があります。
アブラコウモリが棲みついていることに気がついたら、なるべくはやく駆除をしましょう。
しかし、正しい手順で駆除しないと法律に違反したり完全に追い出しできなかったりする場合があります。
アブラコウモリの殺傷・捕獲はNG

アブラコウモリをはじめ、野生のコウモリは鳥獣保護管理法の保護対象です。許可のない殺傷と捕獲は禁止されています。
自分でアブラコウモリを駆除しようとしてうっかり傷つけたり殺したりすると、100万円以下の罰金もしくは1年以下の拘禁刑が科されるため、ホウキで叩いたり網で捕まえたりすることは避けましょう。
アブラコウモリを駆除する場合は、傷つけずに追い出しをしなければなりません。
アブラコウモリは自分で保護・飼育できないの?
「棲みついたアブラコウモリをかわいそうだから保護したい」と思う方はいるかもしれません。
しかし、前述のとおり捕獲は法律で禁止されており、ペットにすることは不可能です。
「どうしても駆除に抵抗がある」「弱っているから保護したい」という場合は、各都道府県の野生鳥獣担当機関に連絡をしましょう。
駆除手順①巣の場所と侵入経路を特定

ここからはアブラコウモリの正しい駆除手順を解説します。
駆除をする前に巣の場所と侵入経路を特定しましょう。棲みついている場所がわからないとアブラコウモリを一掃できません。
たまたま1匹見つけた場所だけを対処しても、すべての個体を追い出すことは不可能です。
また、アブラコウモリは帰巣本能が強く、駆除後に侵入経路を塞がないとまた戻ってきて棲みつきます。
侵入された場所によって最適な防部材も異なるため、正確に侵入経路を把握する必要があります。
アブラコウモリが活動をはじめるのは日没してから20~30分後です。そこから夜間にかけて何度も巣を出入りします。
日が暮れてから自宅周辺を観察し、どこからアブラコウモリが侵入しているのかをチェックしましょう。
どうしても実物を見つけられない場合は、騒音や悪臭がどこから発生しているのかを頼りに巣を探してください。
ただし、巣を見つけたからといってむやみに覗き込んではいけません。
驚いたアブラコウモリが暴れてうっかり接触すると、ダニや感染症のウイルスがうつる可能性があります。
駆除手順②駆除道具を用意する

巣と侵入経路を特定したら、駆除道具を購入します。主に必要なものは以下のとおりです。
巣と侵入経路の場所により必要な道具が一部違いますが、忘れてはいけないのは忌避スプレー。
コウモリが苦手なハッカやワサビの成分が含まれているスプレーで、追い出すのに必要不可欠なアイテムです。
追い出し後の清掃と消毒に使用する、防じんマスクとゴム手袋、ハンドクリーナーと消毒液も必ず用意しましょう。
駆除手順③アブラコウモリを追い出す

道具がそろったらアブラコウモリを追い出します。
日没後から夜明けまではほとんどのアブラコウモリが不在のため、日中に作業するといいでしょう。
巣の隙間、もしくは侵入経路に忌避スプレーを噴射します。
屋根や軒下のわずかな亀裂、シャッターや雨戸の隙間など、狭い場所に噴射する際は、付属の細いノズルを使うと便利です。
1回の噴射ですべてのアブラコウモリを追い出せないため、繰り返し噴射する必要があります。
スプレーに人体に有害な物質は入っていませんが、ハッカやワサビの成分がに目や肌、喉を刺激する可能性も。
気管支や肌が弱く、アレルギー反応が怖い方はマスクとゴーグル、ゴム手袋を着用して作業しましょう。
忌避スプレーを噴射すると、巣の隙間や侵入経路から続々とアブラコウモリが飛び出します。
小さいとはいえ、勢いよく飛んでくるため、驚いて転んで怪我をしないように注意しましょう。
転んでも傷がつきにくいように、厚手の長袖と長ズボンを着用すると安心です。
ベランダや2階以上の軒下などの高所作業の場合は、脚立やはしごを使います。
他の人に足場を支えてもらいながら、落下に十分気を付けて作業をしましょう。
ヘルメットを着用すると万が一事故が起きても被害を抑えられます。
アブラコウモリは屋根裏や床下に棲みつくことが多く、中に入って追い出し作業をすることがあります。
しかし、天井や床に人間が出入りできる穴がない場合、点検口を設置しなければなりません。
点検口をつけるには、専用の道具を用意するほか、建築の知識や経験が求められます。
普段からDIYをしていたり、建築関係の仕事に従事したりしている方なら対応可能ですが、ほとんどの方は自分だけで作業できないでしょう。
自分で対処できないところに巣がある場合は、コウモリ駆除のプロに追い出しを依頼することをおすすめします。
また、11~3月の冬眠期間中のアブラコウモリは仮死状態で、いくら忌避スプレーをかけても出ていかないことがあります。
体を直接つつくと傷つけてしまうおそれがあるため、冬眠期間中に一般の方がアブラコウモリを追い出すのは大変難しいです。
この場合もコウモリ駆除のプロへの依頼を検討したほうがいいでしょう。
駆除手順④巣の清掃と消毒

アブラコウモリをすべて追い出したら、巣の中を清掃し、消毒を行います。
巣の中にはおびただしい量のフンが溜まっています。屋根裏や床下、雨戸の戸袋やシャッターが一面埋まるほどの量です。
換気口も、2年程度放置すると穴の半分以上がフンで埋まってしまいます。
フンのカビや菌でアレルギーを発症しないように、ゴーグルとマスク、ゴム手袋を必ず着用しましょう。
フンはホウキとちり取りでも除去できますが、あまりにも量が多い場合はハンドクリーナーのほうが手っ取り早く片付けられます。
ハンドクリーナーは、アブラコウモリのフン除去に使用した後、カビや菌が残るのを防ぐためにノズルやフィルタなどを綺麗に手入れしておきましょう。
フンの清掃後はアルコール消毒液で巣の中を消毒します。
スプレーで噴射すると効率的に作業できると感じるかもしれませんが、液体を撒き散らすことで巣の中に残っているカビや菌が空気中に舞う可能性があります。
そのため、雑巾に消毒液を染み込ませて拭いたほうがいいでしょう。
また、フンに引き寄せられたゴキブリやダニなどの害虫が潜んでいる可能性があるため、殺虫剤があると安心です。
駆除手順⑤侵入経路を塞ぐ

駆除作業の最後は侵入経路の封鎖です。
アブラコウモリは帰巣本能が強いため、追い出しても侵入経路があいたままだとまた戻ってくる可能性があります。
侵入経路の場所によって、使う道具や塞ぐ方法が異なります。
屋根や軒下の隙間や亀裂など、密閉しても生活に支障がないところなら、害獣パテやコーキング剤で完全に密閉します。
![]()
チューレスねずばんパテ|住化エンバイロメンタルサイエンス株式会社
換気扇や換気口など、密閉すると生活に支障がでる場所の場合は目の細かい金網で塞ぎます。
侵入口の形に沿って金網を切って取り付け、外れないようにコーキング剤で接着します。
アブラコウモリを自宅に寄せ付けないための対策

アブラコウモリを駆除した後、再来対策を行うとより効果的です。
また「今はアブラコウモリが棲みついている気配がないけど、いつかやってきたらどうしよう」と不安を抱いている方も、ここから紹介するアブラコウモリ対策を参考にしてみてください。
置き型の忌避剤を置く
アブラコウモリが苦手なハッカ成分配合の置き型忌避剤を、巣や侵入経路になりやすい場所の近くに置くと寄り付きにくくなります。
袋タイプも販売されており、ベランダや雨どいに吊るしたり括りつけたりできる便利なアイテムです。
ただし、効果が続くのは1~2ヶ月程度のため、定期的な交換が必要です。
ハッカ油を使う
アブラコウモリが苦手なハッカ油を自宅のベランダや庭に散布すると、飛来しにくくなります。
アブラコウモリだけではなく、害虫予防にもなって一石二鳥です。
ただし、効果の持続性は低いため、毎日欠かさず散布する必要があります。
自宅の庭でハーブを栽培するという方法も、アブラコウモリ対策に効果的です。
ハーブは繁殖力が強いため、庭に直接植えると一気に数が増えて手に負えなくなる可能性があります。
栽培する場合はプランターに入れて育てましょう。
LEDライトを設置する
アブラコウモリはLEDライトの強い光を嫌うため、自宅の庭やベランダに設置しておくと効果があります。
アブラコウモリの主食である昆虫もLEDライトに寄り付きません。
白熱電球には紫外線が多く含まれていて昆虫が集まりやすいですが、LEDライトには紫外線が含まれていないため、昆虫が寄ってこないのです。
ただし、光を嫌うといっても、アブラコウモリは目が悪いため慣れてしまうと効果が薄れる可能性があることは把握しておきましょう。
超音波を発生させる
アブラコウモリは超音波を発して移動したり採餌したりしており、異なる周波数の超音波を嫌う習性があります。
そのため、超音波発生器を自宅に設置すると寄り付きにくくなります。
ただし、発している超音波に慣れると効果が薄れるため、他の対策とあわせて実施する副次的な方法と認識しましょう。
まとめ
アブラコウモリの生態と人間に及ぼす被害、駆除方法、寄り付かないための対策について解説しました。
アブラコウモリは小柄でかわいい顔をしていますが、自宅に棲みつかれた場合、フンの悪臭、健康への悪影響や住宅の劣化などさまざまな被害にあう可能性があります。
害獣としての一面がある一方で鳥獣保護管理法により保護されており、許可のない殺傷と捕獲は認められていません。
自宅に棲みつかれたら、一切傷つけずに追い出すしかないのです。
駆除道具をそろえれば自分で対処できますが、巣のある場所によっては追い出しが難しい場合があります。
屋根裏や床下は大人が1人が入れるか入れないかのスペースしかなく、そもそも出入口が設置されていない場合も。
無暗に入ろうとするとケガや事故につながったり、アブラコウモリと接触して感染症にかかったりするかもしれません。
自分での対応が難しい場合は、コウモリ駆除専門のプロに依頼しましょう。
害虫害獣コンシェルジュは、巣と侵入経路の特定のための現場調査から、強力な忌避剤を使った徹底的な追い出し、プロ仕様の防部材を用いた侵入経路の封鎖、そして再来防止対策まで一貫して行います。
アブラコウモリ被害にお困りの際は、ぜひお問い合わせください。
- 現地調査・お見積り:無料
- 忌避液散布:19,800 円/30㎡まで
- 侵入口閉鎖作業:500 円/箇所~
- 清掃作業:2,200 円/㎡
※現地地調査・お見積りは対応エリア・加盟店・現場状況等により記載内容の通りには対応できない場合がございます。
害虫害獣コンシェルジュは、害虫害獣に関する正しい知識を発信し、厳格な品質管理基準をクリアした害虫害獣駆除のプロとのマッチングサービスを提供するサイトです。編集部では「自分でできること」と「プロに任せるべきこと」を明確にし、依頼前の不安解消を目指しています。
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