家の中に蜂が入ってきた!蜂が家に侵入したときの対処法と予防策を解説
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安全なはずの家の中に、蜂がいたら恐ろしく思って慌てるのも無理はありません。どこから入ってきたのか、なんの種類の蜂なのか、いつからいるのかなど、考えることは山ほどあります。
例えば、スズメバチが家に侵入したら大変なことですが、ミツバチ程度であれば距離を取れば比較的危険性は高くありません。また、複数の蜂がいるようであれば巣がどこにあるかを探し始めなくてはなりません。
まずは慌てて危険な行動をしまわないよう、順を追って対応していきましょう。
本記事では、蜂が家に入ってくる理由や要因と、家の中で生き続ける生存条件、また蜂を早く家から追い出すためのポイントを分かりやすく解説します。
蜂の種類と特徴に関しては、詳しくは以下の記事で解説しています。
家の中に蜂が入ってきた時の対処方法
家の中に蜂が入るとつい慌ててしまいがちですが、まず冷静に対応しましょう。蜂を刺激せずに、安全に対応する方法を知っておけば不要なトラブルを避けられます。蜂の行動を理解し、まずどんな行動をとっていけばいいかを解説します。
蜂は家にどうやって入ってくるのか
蜂が家に侵入するのは、主に隙間や開けっぱなしの窓やドアからです。蜂は香りや光に向かって飛ぶ性質があるため、花の香りがする柔軟剤や調理の匂い、明るい室内の照明が原因で近づくことがあります。
ふらっと立ち寄るだけでなく、巣を作る場所を探して侵入するケースもあります。
蜂が家の中に入ったときまず行うこと
蜂が室内にいる!と気づいたら、とにかく蜂を刺激しないことが最優先です。激しく手を振ったり、追い払おうとすると蜂はかえって攻撃的になる可能性があります。
蜂の位置を確認し、近くに子どもやペットがいる場合は静かに安全な場所へ避難させてください。それから室内の電気を消し、窓を開けて蜂が自然に外に出るのを待つのが、一番簡単で安全な方法です。
家の中に入った蜂がどこにいったかわからない時は
蜂がどこにいるか分からなくなっても、焦らず冷静に対処しましょう。蜂は静かな場所や隙間に隠れることが多いので、怪しい場所を静かに確認してください。
家の中で蜂を見失いやすい場所
蜂は、光の届きにくい場所や狭い隙間を好んで隠れます。特にカーテンの裏、家具の隙間、棚の奥、クローゼット内などがよく見失いやすい場所です。
室温が安定している場所や、人が頻繁に行き来しない静かな場所も注意が必要です。窓や照明に近づこうとする習性があるため、カーテンを閉めた窓周辺にもいる可能性があります。可能性の高い場所から順番に探していきましょう。
暗い場所は懐中電灯などをつけながら探すしかありませんが、蜂がいた時に焦らないよう、距離を取れるようにして慎重に落ち着いて行動しましょう。
家に入ってきた蜂は放っておくと寿命になることがあるか
家でもし蜂を見失ってしまったら、そのうち寿命になるだろうからと放っておいてもいいものでしょうか?どれくらいの危険があると思えばいいのか、また実際に寿命はどれくらいなのかを解説します。
蜂の寿命はどのくらい?家の中での生存期間
蜂の寿命は種類によって異なりますが、一般的に自然界では数週間から数ヶ月程度です。たとえば、ミツバチの働き蜂は4〜6週間ほど生きる一方で、女王蜂は2〜3年の寿命を持つこともあります。スズメバチの働き蜂は1〜2ヶ月程度が一般的です。
家の中に侵入した蜂は、外部からの食料や水を得られないため、自然界での寿命より短くなる可能性が高まります。特に、甘い液体や花の蜜がない状況では栄養失調を起こしやすく、適切な湿度や温度が維持されていないと体力を消耗しやすくなり、生存期間はさらに短縮されるでしょう。
家の中に閉じ込められた蜂は、食料や水を探して室内を飛び回ることが多いですが、これによってエネルギーを浪費するため、数日から1週間程度で動けなくなるのが一般的です。
家の中で蜂の寿命を延ばす要因と短くする方法
蜂が家の中で長く生き続ける要因を理解してそれを取り除けば、蜂の寿命を短くできます。
・寿命が延びる要因
- 食べ物や水分が室内にある。
- 適温が保たれている。
- 隠れられる安全な場所が多い。
・寿命を短くする方法
- 食べ物の管理: 蜂が好む甘い食べ物や飲み物を完全に片付ける。
- 水分供給を断つ: 水のある場所(例えば、シンクや浴室)をしっかり乾燥させる。
- 室温の調整: エアコンなどを使用して、蜂が活動しにくい低温や高温に調節する。
- 隙間を塞ぐ: 隠れる場所を減らし、ストレスを与える。
このように、蜂が生き続けるための条件をなくすことで、家の中での寿命を自然と短くすることができます。蜂が家に侵入しないための予防策を合わせて講じることも重要です。
まとめ
この記事では、蜂の寿命や家の中での生活条件について以下のポイントを解説しました。
- 家の中に入りやすい条件と入ってくる理由
- 蜂の寿命は種類によるが、家の中では短くなる傾向がある。
- 食料や水、適温、隠れ場所が蜂の生存に大きく影響する。
- 蜂の寿命を短くするためには食べ物や水分を管理し、隠れ場所をなくすことが有効。
蜂が家に侵入してしまったら、この記事の内容を参考に安全に対処し、必要であれば専門業者に相談し、駆除を依頼しましょう。
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