コウモリの赤ちゃんを見つけたら?保護方法と注意点を解説

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コウモリの赤ちゃんが落ちているのを見つけてどうしたらいいか困っていませんか。
イヌやネコと違い、自分で保護していいのか、どこかの機関に連絡したほうがいいのか判断が難しい動物です。
この記事では、コウモリの赤ちゃんを見つけた場合の対応方法について正しく解説します。
自分で保護する方法や注意点とともに、赤ちゃんを見つけた場合に気を付けたいコウモリ被害の詳細まで紹介します。
ぜひ最後までご覧ください。
・コウモリの赤ちゃんの保護方法
・コウモリの赤ちゃんを保護する際の注意点
・気を付けたいコウモリ被害
住宅街に現れるコウモリとは?
日本には約35種類のコウモリが生息していますが、私たちが普段の生活で目にするのはアブラコウモリという種です。
日本の住宅街で見かけるのはアブラコウモリ

| 学名 | Pipistrellus abramus |
| 英名 | Japanese pipistrelle |
| 和名 | 油蝙蝠 |
| 分類 | 翼手目ヒナコウモリ科 |
| 体長 | 3.7~6cm |
| 体重 | 5~11g |
| 生息地 | 日本、朝鮮半島、中国、台湾、ミャンマー、ベトナム、ラオス、インド |
| ねぐら | 民家、高架橋、地下水路 |
| 食性 | 昆虫 |
識別図鑑 日本のコウモリ|株式会社文一総合出版
日本の生活圏内でよく見かけるのはアブラコウモリです。
北海道の一部を除く日本全域に生息しており、アブラコウモリは体長3.7~6cm、体重5~11gほどと小さく、体毛は黒褐色や暗灰褐色で、
民家の屋根裏や床下などに10〜200匹にも及ぶ集団で棲みつきます。
主食は蚊やカメムシをはじめとした小さな昆虫で、糞尿や感染症、住宅の劣化などさまざまな被害をもたらします。
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採餌のために住宅街に飛来する

アブラコウモリは、もともと自然豊かな山間部や森林周辺に生息していましたが、都市開発に伴う森林伐採によって棲み処やエサ場を失ったことで、人間の生活圏にも現れるようになりました。
住宅地の近くにある雑木林や河川、水田、街灯の周辺に発生する蚊やカメムシ、ユスリカなどの昆虫を採餌するために飛来し、雨風をしのげる民家にそのまま棲みつきます。
アブラコウモリの赤ちゃんを見つけたらまずどうする?
自宅の庭や道路の上などの生活圏内でコウモリの赤ちゃんを見かけた場合は、アブラコウモリの可能性が高いです。
アブラコウモリの赤ちゃんを見つけたときの正しい対応方法について紹介します。
見つけた場所によって対応方法は異なるの?
アブラコウモリの赤ちゃんを見つけた場所が自宅の庭や公園、道路などであっても、自治体の鳥獣保護管理担当部署へ連絡し、指示を仰ぎましょう。
【対応前の注意】絶対に素手で触らない

アブラコウモリの赤ちゃんを見つけたとき、珍しさから触ってみたり、本物のコウモリか確かめたくなったりする方もいるかもしれません。
しかし、野生のコウモリはダニやノミなどの寄生虫や、重篤な病気を引き起こす感染症を保有している可能性があります。
安易に触れると、寄生虫や病原菌による感染症やアレルギー症状を引き起こす恐れがあるため、決して素手で触れないようにしてください。
親コウモリが迎えにくるのを待つ

コウモリの母親は、赤ちゃんを体に抱きつかせたまま飛行します。
飛行の際、何らかの拍子で落下させてしまうことがあります。

母親とはぐれたアブラコウモリの赤ちゃんは、「キーキー」と鳴いて迎えに来てもらおうとするため、まずはそのままの状態で母親が迎えに来るのを待ちます。
しかし赤ちゃんが天敵に狙われやすい開けた場所や、雨風にさらされる場所にいる場合は、手袋やマスクなどを着用したうえで、身を隠せる物陰や軒下などに移動させましょう。
自治体の鳥獣保護管理担当に連絡する
アブラコウモリの赤ちゃんを見つけたら、自治体の鳥獣保護管理担当部署へ電話で相談してください。
一時的であっても人間が保護すると野生にかえることが難しくなるため、そのまま見守るように指示されるケースが多いものの、具体的な対応方針は自治体によって異なります。
また、住宅街で見かけるアブラコウモリは成獣でも体が小さいため、赤ちゃんだと思っていた個体が実はケガをした成獣だったという可能性もあります。
成獣のコウモリがケガをしている場合、自治体によっては指定の動物病院で手当てを受けられるケースもあるため、鳥獣保護管理担当部署に問い合わせてみましょう。
自治体によって相談窓口が異なり、首都圏の鳥獣保護管理担当部署の連絡先は次のとおりです。
| 地域 | 担当部署 | 連絡先 |
| 東京都 | 環境局自然環境部計画課鳥獣保護管理担当(23区) | 03-5388-3505 |
| 多摩環境事務所自然環境課鳥獣保護管理担当(多摩部) | 042-521-2948 | |
| 神奈川県 | 環境農政局 緑政部自然環境保全課野生生物グループ | 045-210-4319 |
| 埼玉県 | 環境部みどり自然課野生生物担当 | 048-830-3154 |
アブラコウモリの赤ちゃんと成獣の見分け方

赤ちゃんは体長が1.5~2cm、体重は1g程度と1円玉くらいの大きさで、生まれたての頃は体毛がほとんどなく黒っぽい見た目をしています。
生後10~20日ほどで徐々に全身に毛が生えそろい、生後数日から14日程度までは目が閉じているため、目が開いていない場合は生まれて間もない赤ちゃんの可能性が高いでしょう。
一方、成獣は体長3.7~6cm、体重5~10g程度まで成長し、灰褐色や明るい褐色の体毛がふさふさに生えています。
他の動物の赤ちゃんとの違い

地面に落ちている小さな動物を見つけたとき、アブラコウモリの赤ちゃんなのか、それとも別の動物なのか判断がつかないことがあります。
特に小さいカエルやネズミの赤ちゃんは見た目や大きさが似ています。
生まれたばかりのアブラコウモリの赤ちゃんは体長がおよそ1.5〜2cmほどで、まだ体毛が生えておらずピンク色をしており、翼となる飛膜が発達途中です。
一方、変態したばかりのカエルは体長0.8〜1.5cmほどでアブラコウモリの赤ちゃんよりさらに小さく、体は黒っぽい色をしており皮膚が湿っています。
ネズミの赤ちゃんはアブラコウモリの赤ちゃんと同じくピンク色でまだ体毛は生えていませんが、体長3〜10cmほどでアブラコウモリの赤ちゃんより大きく、体に対して長い尻尾が特徴的です。
体の大きさや体色、飛膜や尻尾を確認すると、アブラコウモリの赤ちゃんとの違いがわかりやすくなります。
アブラコウモリの赤ちゃんは自分で保護しても良いの?
アブラコウモリの赤ちゃんを見つけた際は、手を出さずに見守り自治体に連絡する必要があります。
基本的には保護できない
野生のコウモリは、鳥獣の保護及び管理並びに狩猟の適正化に関する法律で守られており、許可なく捕獲したり飼育したりすると1年以下の拘禁刑または100万円以下の罰金が科せられる可能性があります。
また、赤ちゃんの時期から人間が育てると採餌能力や飛行能力が十分に育たず、自然界で生き抜く力を失ってしまうリスクもあります。
さらに、野生のコウモリは寄生虫や病原菌、ウイルスを保有している可能性があるため、基本的に保護できません。
どうしても保護したいなら一時的に
基本的にはアブラコウモリの赤ちゃんは飼育できないため、誤って連れて帰ってしまった、またはカエルやネズミの赤ちゃんと間違えて保護してしまったという場合は、もといた場所へ戻しましょう。
しかし、弱っている様子で放っておけない場合は、一時的に保護することも可能です。
アブラコウモリは成長が早く、生後20日程度で全身の毛が生えそろい、その後10日程度で自力飛行が可能になるため、体毛が生えそろった頃を目安に野生にかえしましょう。
コウモリの赤ちゃんを保護するときの注意点
アブラコウモリの赤ちゃんを保護する準備が整ったら、健康面のリスクや赤ちゃんを野生へかえす適切な時期についてもあらかじめ確認しておきましょう。
アレルギー・感染症にかかるリスクがある
アブラコウモリの体やフンには、病原菌やウイルス、カビが含まれており、吸い込んだり触ったりすると鼻炎や咳、皮膚炎などのアレルギー症状を引き起こす恐れがあります。
海外では、コウモリによってエボラウイルス病や狂犬病など重篤な病気が引き起こされたという報告もあるため、接触する際はこちらで紹介した装備を整え、決して素手で触らないようにしてください。
寄生虫被害の可能性あり
野生のコウモリは、激しいかゆみや赤い発疹、水ぶくれなどを発症させるダニやノミなどが付着していることが多く、
屋内で保護する場合は人間やペットが寄生虫に刺されないように隔離した場所で飼育する必要があります。
生後1ヶ月経過する前に野生にかえす
適切な時期に自然へかえさないと自力で採餌する能力が育たず、厳しい自然の中で生きていくことが難しくなってしまうため、赤ちゃんの保護は一時的なものにとどめます。
生後1ヶ月程度で自立飛行ができるようになるため、体毛が生えそろって体重が成獣に近づいたら野生にかえしましょう。
アブラコウモリの赤ちゃんを自分で一時保護する方法
前述のとおりやむを得ない場合に限り、一時的に保護することは可能です。
しかし、野生コウモリの一時飼育は非常に難しいため、準備を整えたうえで対応しましょう。
一時保護をするときの装備

野生のコウモリに接触する際は、感染症や寄生虫から身を守るためにゴーグルやマスク、軍手を着用し、不織布マスクなら2枚重ね、軍手の上にビニール手袋などを付けるとより安全です。
直接コウモリに触れることがないように、長袖・長ズボンを着用して肌の露出を極力減らし、世話が終わった後は衣類を塩素系漂白剤でつけ置きして徹底的に消毒します。
保護するケージ

生後間もないアブラコウモリの赤ちゃんは自力で飛行できないため、幅20cm×奥行20cm程度の小さいケースで飼育できます。
脱走を防ぐため、蓋が付いているハムスター用のケージや虫かご、爬虫類用ケージなどがいいでしょう。
ケースに大きな布をかけて暗くし、雨風をしのげて外敵の気配が少ない、コウモリが好む環境に近づけましょう。
湿度40~60%、温度20~25度で快適なあたたかさを保つようにして、家族やペットが接触しないよう生活スペースから離れた部屋で一時飼育してください。
コウモリの赤ちゃんに与えるエサ

まだ毛が生えそろっていないアブラコウモリの赤ちゃんには、人肌より少しあたたかい36~38℃程度にあたためた子犬用ミルクを、
粉がダマにならないようによく溶かし、シリンジやスポイトを使って1回あたり0.1mlずつ、1日5回程度に分けて与えます。
体に毛が生え体重が4g程度まで成長したら、ペットショップの爬虫類コーナーやネット通販で手に入るミルワームという生きた幼虫をピンセットでつまんで口元へ運んで与えます。

ミルワームを口元へ運んでも食べないときは、お腹が空いていない、またはサイズが大きくて食べられない可能性があるため、小さく刻んだり中身を絞りだしたりして与えてみましょう。
8~12時間ごと、つまり最低でも朝と夜の2回は与えるようにしてください。
アブラコウモリの赤ちゃんは脱水症状を起こしやすいため、ケージの中に水を含ませたガーゼやスポンジを置いておきましょう。
自力で飲めない場合は、気管に入らないよう注意しながら水を含ませたガーゼやスポンジを定期的に口元に運んで吸わせてあげたり、スポイトで1適ずつ与えたりします。
アブラコウモリの赤ちゃんの近くには巣がある
アブラコウモリの赤ちゃんが落ちている場合、その直上や近くにコウモリが棲みついている可能性が高いです。
アブラコウモリは民家に棲みつく

・屋根裏
・雨どいの中
・室外機のダクト内
・換気口の中
・雨戸の戸袋
・シャッターの隙間
・床下
コウモリの巣は、鳥やネズミのように材料を集めて作られたものではなく、棲みついている場所やフンや尿の痕が残っている場所そのものを指します。

鳥は5〜8羽、ネズミは5〜20匹程度の個体で巣を作るのに対し、アブラコウモリはより大きな集団で棲みつき、巣の中全体に排泄物が堆積していきます。
赤ちゃんを見つけた周辺に巣があるかも
アブラコウモリの赤ちゃんが落ちている場合、巣に戻ろうとした母親のコウモリが誤って赤ちゃんを落としてしまった、または赤ちゃん自身が巣から落下したと考えられます。
自宅の庭やベランダでアブラコウモリの赤ちゃんを見つけた場合は、自宅のどこかにコウモリが棲みついている可能性があると考えましょう。
アブラコウモリの侵入経路

アブラコウモリの体長は4〜5cm程度しかなく、屋根と外壁のすき間や通気口、換気口、戸袋、軒下のわずかな開口部など、1~2cmの隙間から家屋内に侵入します。
・軒下の隙間
・雨どい
・換気口
・換気扇
・シャッターや雨戸の隙間
・玄関の隙間
民家に侵入した後は、快適な湿度や温度を保てる屋根裏や軒下、シャッターや戸袋といった、天敵の鳥や猫に見つかりにくく、暗くて狭い場所を棲み処とします。
気が付かないうちに繁殖が進行し、最大で200匹もの集団を形成することもあります。
【注意】アブラコウモリによる被害

自宅にアブラコウモリが棲みついている場合、以下の4つのような被害が発生します。
・悪臭被害
・健康被害
・住宅被害
・騒音被害
悪臭被害

アブラコウモリのフンは、鼻をツーンと刺激するドブ臭とアンモニア臭が混ざったような独特のニオイを放ちます。
アブラコウモリは一晩で1匹あたり100匹以上もの昆虫を食べるため、排泄量が多いうえに、集団で棲みつくことで大量のフンが堆積していきます。
特に気温や湿度が高くなる梅雨時から秋にかけては、室内に漂う悪臭で吐き気や頭痛などに襲われることがあります。
建造物にニオイが染みつくと大規模な修繕が必要になるため、コウモリの被害は軽視できません。
健康被害

アブラコウモリのフンには感染症の原因となる菌が含まれており、乾燥していて崩れやすいため空気中に舞い上がりやすいです。
気づかずに吸い込むと、鼻炎や目のかゆみ、呼吸器疾患といったアレルギー症状を引き起こしたり、寄生するダニやノミによってかゆみや発疹などの健康被害が発生します。
また、野生のコウモリは致死率や重症化のリスクが高いウイルスが発見されており、これまでに以下の感染症が報告されています。
| 感染症 | 潜伏期間 | 症状 | 致死率 |
| ヒストプラズマ症 | 7〜21日 | 発熱、頭痛、咳、悪寒、疲労感 ※免疫不全がある場合は全身症状や多臓器病変のおそれがある |
ほぼ0% |
| SARS | 2〜10日 | 発熱、悪寒、筋肉痛 | 10% ※重症化すると死亡するケースあり |
| ニパウイルス感染症 | 4〜14日 | 発熱、頭痛、嘔吐、筋肉痛、意識障害 ※重症化すると急性脳炎に至る |
32% |
| エボラウイルス病 | 2〜21日 | 発熱、頭痛、員頭痛、筋肉痛、嘔吐、下痢、発疹 | 50% ※重症化すると死亡するケースあり |
| 狂犬病 | 30〜90日 | 発熱、頭痛、嘔吐、全身倦怠、恐水症、恐風症 | 100% |
このような健康被害を防ぐためにも、コウモリの体やフンには決して素手で触らないようにしましょう。
住宅被害

屋根裏や壁の隙間などに溜まった大量の糞尿は、天井板や壁の建材に染み込んでシミになり、拭き掃除をしてもきれいに落とすことはできません。
また、コウモリの排泄物には高濃度の尿酸が含まれており、建材を劣化させて耐久性を低下させるだけでなく、腐食が進むことでシロアリ被害のリスクも高まります。
騒音被害

アブラコウモリは夜行性のため、日没後から深夜にかけて活発に動き、棲みついている場所の周辺から「カサカサ」という音や、「パタパタ」という羽音が聞こえるようになります。
アブラコウモリの集団が一斉に活動を始めることで不快な音が響き渡るだけでなく、危険を察知した際に発する「キーキー」という鳴き声によるストレスで、不眠やノイローゼになる方もいます。
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自宅にコウモリが棲みついているサイン

アブラコウモリによる被害を知り、「もし被害にあったらこわい」「棲みつかれていたらどうしよう」と不安を感じた方は、以下のポイントを参考に自宅の周辺をチェックしてみましょう。
・自宅の周りにフンがある
・外壁に白い汚れや黒ずみがある
・悪臭を感じる
・「パタパタ」「カサカサ」「キーキー」と聞こえる
自宅の周りにフンがある

自宅の周辺にアブラコウモリのフンが落ちていないか確認しましょう。
アブラコウモリのフンは黒っぽくて5~10mm程度の細長い大きさでネズミのフンと似ていますが、昆虫の殻が含まれていて崩れやすく、パサパサと乾燥していて捻れた形状をしています。
アブラコウモリは同じ場所でフンをする習性があるため、特定の場所に集中してフンが落ちている場合は周辺が巣や侵入経路になっている可能性があります。
外壁に白い汚れや黒ずみがある

アブラコウモリは巣の中だけでなく壁に止まって休息する際も排泄するため、外壁に尿が付着することもあります。
コウモリの尿は乾燥すると鳥のフンのように白くなりますが、黒い固形物はなく、液体が垂れたような筋状の汚れになるのが特徴です。
休息中だけでなく巣へ出入りする際にも放尿するため、侵入経路付近にも汚れが付着します。
また、アブラコウモリが巣に侵入する際、泥やホコリで汚れた体が外壁と擦れて黒ずみができます。
ネズミが家屋へ侵入する際も同じような黒ずみがつきますが、軒下や屋根付近などの高所に見られる場合はアブラコウモリの可能性が高いでしょう。
悪臭を感じる
アブラコウモリのフンはツーンとしたドブ臭とアンモニア臭が混ざったような刺激臭を放ちます。
独特の刺激臭を感じた場合は、アブラコウモリが棲みついている恐れがあります。
「パタパタ」「カサカサ」「キーキー」と聞こえる
アブラコウモリは日没後から深夜にかけて動き始めるため、天井裏や壁の中から「カサカサ」と動き回る音や「パタパタ」という羽ばたき音、「キーキー」という鳴き声が聞こえた場合は棲みつかれている可能性が高いです。
自宅にコウモリを寄せ付けたくない場合は?

まだ棲みついてはいないものの、予防したい方のために効果的な忌避対策を紹介します。
置き型・吊るすタイプの忌避剤を使う

ハッカやワサビなど、コウモリが嫌がるニオイ成分が含まれている市販のコウモリ用忌避剤を使用すれば、手軽に対策できます。
屋根裏や床下には置き型タイプの忌避剤、軒下やベランダなどの高所には吊るすタイプの忌避剤など状況に応じて使い分けるのが良いです。
ただし、持続期間は1~2ヶ月程度の商品が多く、定期的な交換が必要です。
ハッカスプレーを散布する

コウモリはハッカの香りが苦手なため、ハッカ油を水で薄めたスプレーや市販の害獣用ハッカスプレーを外壁の隙間や通気口、軒下などに吹き付けると効果的です。
ただし、効果は短く毎日散布する必要があります。
超音波を発生させる

アブラコウモリはエコーロケーションという超音波を発して障害物や獲物との距離をはかっており、
ベランダや軒下などコウモリが寄り付きそうな場所で、苦手な周波数帯である35~50kHzの超音波を発生させると近づきにくくなります。
超音波は人間には聞こえにくいものの、聴覚が敏感な子どもやペットは頭が痛くなったり不快感を覚える場合があるため、設置する際は近所への配慮が必要です。
また、長期間使用するとコウモリがその音に慣れてしまって戻ってくる場合もあるため、周波数が調整できるものを選んだり、場所を定期的に移動させたりしましょう。
LEDライトを設置する

夜行性のアブラコウモリは強い光が苦手なうえ、主食の昆虫もLEDの光には集まらないため、庭やベランダに害獣対策用のLEDライトを設置すると寄りつきにくくなります。
また、玄関の外灯をLEDライトに変更するのも効果的です。
軒下やベランダなど、コウモリの侵入経路と疑われる場所を継続的に照らすことで忌避効果は高まりますが、近隣住民の迷惑にならないようにライトの向きや点灯範囲に注意して設置しましょう。
ただし、LEDライトの光に慣れてしまうと効果が薄れる可能性があります。
【駆除手順】コウモリが棲みついていたら追い出そう
自宅周辺をチェックしてアブラコウモリが棲みついている場合は、被害が拡大する前に速やかに追い出す必要があります。
ここでは、アブラコウモリを追い出すための正しい手順を解説します。
【注意】捕獲と殺傷は法律違反

許可なくコウモリを捕まえたり殺したりすることは法律で禁止されているため、ほうきで叩いたり網で捕まえたりしてはいけません。
コウモリの駆除とは忌避スプレーなどを使用してコウモリを傷つけないように家から追い出すことを指します。
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駆除手順①巣と侵入経路を特定

まずは、アブラコウモリが自宅のどこに棲みつき、出入りしているのかを特定します。
アブラコウモリは集団で棲みつく習性があり、1〜2匹だけ見かけた場所が巣とは限らないため、すべてのアブラコウモリの巣を正確に把握することが重要です。
またコウモリは帰巣本能が強く、再び戻ってきて棲みつくため、追い出し後に侵入経路を塞ぐ必要があります。
巣と侵入経路を特定するには、アブラコウモリが活発に動き始める日没から20〜30分経った頃に、
フンが落ちている場所や外壁の汚れがある場所などを観察し、出入りしている個体がいないかチェックしましょう。
なお、驚いて飛び出してきたアブラコウモリと接触する危険性があるため、巣を発見しても中を覗き込んだり手を伸ばしたりしてはいけません。
駆除手順②駆除道具をそろえる

追い出し作業を安全かつスムーズに行うために、事前に以下の道具を準備しましょう。
アブラコウモリの体やフンには、感染症やアレルギーの原因となるウイルスや菌が含まれているため、
吸い込んだり直接触ったりしないようにマスクやゴム手袋を着用し、追い出し作業に必要な忌避スプレーも忘れずに用意しましょう。
忌避スプレーを使用して追い出した後、ハンディクリーナーや消毒液で巣の清掃を行い、侵入経路に合わせた道具を使って塞ぎます。
駆除手順③アブラコウモリを追い出す

追い出し作業は、アブラコウモリが採餌のために活発に動き始める18時頃から22時頃の間に行います。
忌避スプレーを最大で6m離れた距離から巣の隙間や侵入経路に向けて1回あたり10秒以内で断続的に噴射して追い出しますが、
スプレーにはハッカ成分が含まれているので刺激に弱い方はマスクやゴーグルを着用して吸い込まないようにしましょう。
はしごや脚立を使用して作業する場合は、安全のためにヘルメットを着用し、脚立の脚を他の人に押さえてもらいながら行ってください。
ただし、2m以上の高所では有資格者でなければ作業できないため、プロに依頼しましょう。
駆除手順④巣の清掃と消毒

すべてのアブラコウモリの追い出しに成功したら、巣に残されたフンの清掃と消毒作業を行います。
健康被害の恐れがあるため作業中も必ずマスクとゴム手袋を着用してください。
アブラコウモリのフンは乾燥していて粉塵化しやすいため、誤って吸い込まないように派手に動き回らず慎重に片付けましょう。
フンの量が多い場合は、ハンディクリーナーを使うと短時間で効率よく清掃できます。
使用したハンディクリーナーは可能であれば処分し、難しい場合は吸込口やフィルターを念入りに消毒してください。
また、フンにおびき寄せられたゴキブリやダニが潜んでいる場合もあるため、殺虫剤を準備しておくと安心です。
消毒作業時は、消毒液をスプレーで直接吹きかけるとカビやウイルス、菌が舞ってしまうため、雑巾にしみ込ませて吹き上げましょう。
駆除手順⑤侵入経路を封鎖

アブラコウモリは帰巣本能が強く、1〜2cm程度の隙間があれば何度も戻ってきて棲みつく可能性があります。
屋根や軒下の隙間や亀裂など密閉しても支障がない場所には、害獣用パテやコーキング剤を使って侵入経路を完全に塞ぎます。
換気扇や通気口など空気の通り道には、網目1cm以下の目の細かい金網を侵入経路のサイズにあわせてカットし、コーキング剤で接着させて封鎖します。
駆除手順⑥再来対策をする

帰巣本能の強いアブラコウモリは侵入経路を塞いでも別の侵入経路を探して再び棲みつく恐れがあるため、
忌避剤や超音波装置、LEDライトなどを活用して自宅周辺に寄せ付けない対策を行います。
効果的な対策方法の詳細はこちらをご覧ください。
自分で対応できない場合はプロに依頼を
ここまで自力でアブラコウモリを追い出す手順を解説しましたが、巣や侵入経路の場所によっては個人での対処が難しい場合があります。
屋根裏や床下などに棲みつかれている場合は、天井や床下に点検口を設置して作業する必要があるうえ、2m以上の高所では有資格者しか作業できません。
そもそもアブラコウモリや感染リスクを考慮して、近づきたくないという方も少なくないです。
自力での対処が難しいと感じる場合や、安全かつ確実に対処して欲しい場合はコウモリ駆除のプロに依頼すると安心です。
プロは、追い出し作業だけでなく、巣の清掃や侵入経路の封鎖、再来防止対策まで一貫して対応します。
まとめ
この記事では、アブラコウモリの赤ちゃんを見つけた場合や棲みついていたときの対処方法について解説しました。
アブラコウモリの赤ちゃんを見つけた場合は、見守るか、自治体へ相談して指示を受けてください。
また、アブラコウモリの赤ちゃんの近くには巣がある可能性が考えられるため、自宅周辺にアブラコウモリが棲みついているサインがないか確認しましょう。
アブラコウモリが棲みついていると糞尿による悪臭や健康被害など、深刻なトラブルにつながる恐れがあるため、速やかな対応が必要です。
自力での駆除に不安がある、または確実な駆除を行いたい場合は、コウモリ駆除のプロである害虫害獣コンシェルジュへお気軽にお問い合わせください。
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