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コウモリの目って見えてる?種類別の違いを徹底解説

  • コウモリ
2025.09.26
コウモリの目って見えてる?種類別の違いを徹底解説

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闇を駆ける不気味な存在として名をはせるコウモリ。「夜に飛んでいるイメージがあるけど、目は見えているの?」と疑問をもつ方は多いでしょう。

ひとえにコウモリといっても種類によって視力は異なり、目が悪いコウモリは違う手段で障害物や獲物との距離をはかっています。

今回は、コウモリの目の仕組み、種類ごとの違い、目以外の生態や進化の過程、さらに身近にいるコウモリの存在まで詳しく解説します。

この記事でわかること

・コウモリの目の仕組み
・コウモリが目の代わりに使うコミュニケーション手段
・コウモリの生態

コウモリの目は見えているの?

コウモリは夜に活動するイメージが強いため、目に頼って移動しているか気になる人も多いでしょう。

コウモリには、オオコウモリとココウモリの2種類が存在し、それぞれで視力が異なります。

目がいいのは「オオコウモリ」

目がいいのは「オオコウモリ」 オオコウモリは視力に優れ、目に頼ってエサを採ったり天敵から身を隠したりします。まずは、オオコウモリの生態について詳しく解説します。

オオコウモリとは

オオコウモリとは

体長 20~30㎝
ねぐら 樹上、樹洞
活動時間 昼、夜
エサ 果実、花、葉

 

オオコウモリは、体長20~30cm程度、翼を広げると40~60㎝程度の大きなコウモリです。海外には翼開長が2m近い巨大な品種も生息します。

主食はバナナやパパイヤ、ドラゴンフルーツなどの果実や、花やガジュマルなどの樹の葉です。エサのある樹の上や樹洞で生活しています。

東南アジアを中心とした、熱帯地域が生息域です。夜行性だけではなく昼行性の品種も存在し、コウモリ全体の約10%を占めます。

オオコウモリは視力がいい

オオコウモリは視力に優れ、目で周囲を確認しながら、エサを探したり障害物をよけたりします。

とはいえ、とびきり目がいいというわけではなく、視力は人間でたとえると0.1程度です。

日中よりも夜間のほうがものを視認する力が強いため、夜行性の品種でも目に頼って行動します。

なお、目は前頭部についており丸くて大きい形状をしています。犬やキツネを彷彿とさせる愛くるしい見た目から、ペットとしての人気が高いことも特徴です。

目が悪いのは「ココウモリ」

目が悪いのは「ココウモリ」

ココウモリはオオコウモリより目が悪く、ものをほとんど視認できません。ココウモリの生態についても詳しく解説します。

ココウモリとは

ココウモリとは

体長 5~10㎝
ねぐら 廃坑、洞窟、民家
活動時間
エサ 昆虫

 

体長5~10cm程度、翼を広げて20㎝程度の小さなコウモリです。天敵から身を隠すために、洞窟や廃坑など暗い場所に集団で棲みつきます。

主なエサは蚊やユスリカ、コガネムシなどの小さな昆虫です。すべての品種が夜行性で、日中はねぐらで眠り、日没から20~30分後に採餌へと出かけます。

ココウモリの目は退化した

ココウモリの視力はオオコウモリよりも悪く、ほとんど目が見えていません。

全く何も見えないわけではありませんが、夜行性であるココウモリは、採餌のときに視覚に頼ることが少ないため目が退化したといわれています。

ココウモリは目の代わりに超音波を使う

ココウモリは、目が悪い代わりに超音波を使ってエサや障害物との距離をはかります。人間の耳には聞こえない不思議な超音波の力について紐解いていきましょう。

ココウモリは超音波で物体との距離をはかる

ココウモリは超音波で物体との距離をはかる

ココウモリは鼻や口から超音波を発し、音波の跳ね返りでエサや障害物との距離をはかっています

通称「エコーロケーション(反響定位)」と呼ばれる、イルカやクジラなどの一部の哺乳類しかもっていない能力です。

物体との距離をはかるだけではなく、仲間同士のコミュニケーションにも使われます。

超音波は人間の耳に聞こえない

超音波は人間の耳に聞こえない

ココウモリの超音波は、人間の耳に聞こえません。

人間の耳が感知できるのは約20Hz~20,000Hz(20kHz)程度ですが、ココウモリの超音波の周波数は約10~70kHz程度と非常に高音域です。

「バットディテクター」という、コウモリの超音波の周波数を変換する機械があれば、私たちでもココウモリの超音波を聞くことができます。

実際に聞いてみると「キィキィ」「ピッピッ」など、小動物の鳴き声のような音を発しています。


バットディテクター|ナリカ

コウモリの生態をもっとよく知ろう

コウモリの目について解説してきました。ここからは、コウモリの生態や暮らしぶりについて1つ1つ丁寧に解説します。

鳥類ではなく哺乳類

鳥類ではなく哺乳類

コウモリは空を飛ぶ動物のため鳥類だと思われがちですが、哺乳類の1種です。全世界の哺乳類約6,500種のうち、コウモリは約1,000~1,400種を占めます。

完全な「飛行」をする唯一の哺乳類という点も驚きです。

モモンガやムササビも飛んで移動しますが、「滑空」という自分で翼を動かさずに風に乗っているだけの方法を使っています。

翼部分は「飛膜」という

翼部分は「飛膜」という

コウモリの翼といわれている部位の正式名称は「飛膜」です。

飛膜は前足が発達したものであり、第1~5指まで指が5本ついています。

指と指の間に伸縮性のある膜が張っています。人間の指の間についている水かきが大きくなった状態と考えるとわかりやすいでしょう。

飛膜は前足だけについているわけではなく、肩の周辺から尾まで広がっています。飛んでいる姿は、まるでマントを広げて空を駆ける人間のようです。

集団で生活をする

コウモリは複数でねぐらを形成して生活します。数匹程度の小規模な集団で暮らす品種もいれば、海外には数千匹単位の大集団で生活している品種も。

大きな洞窟の天井を見上げると、一面コウモリで埋まっているということもあります。

可愛い見た目をしているコウモリですが、あまりにも数が多いと少し怖く感じるかもしれませんね。

コウモリの耳・鼻・口の仕組み

コウモリの目については解説しましたが、耳や鼻、口にはどのような特徴があるのでしょうか。

各部位における、オオコウモリとココウモリの違いについて詳しく解説します。

コウモリの耳(聴力)

コウモリの耳(聴力)

オオコウモリ 超音波を使わないため、聞こえる音域は狭い
ココウモリ 超音波を使うため、聞こえる音域が広い

 

ココウモリは、人間にも聞こえないような周波数の超音波を使って活動し、仲間とコミュニケーションをとるため、聴力が非常に発達しています。

対してオオコウモリは、超音波に頼らずに生活できるため、ココウモリに比べると可聴域が狭いです。

コウモリの鼻(嗅覚)

コウモリの鼻(嗅覚)

オオコウモリ エサである果実や花を見つけるため嗅覚が発達している
ココウモリ 超音波を使うために嗅覚が退化した

 

オオコウモリは、主に視覚と嗅覚に頼って採餌を行います。エサである果実や花のニオイを敏感に察知するため、嗅覚に優れています。

ココウモリはオオコウモリに比べると嗅覚が劣っています。超音波を使うために鼻が進化する過程で、ニオイを感知する遺伝子が減ってしまったためです。

ただし、苦手なハッカやナフタレンのニオイを避ける習性があることから、まったくニオイがわからないというわけではありません。

コウモリの口(味覚)

コウモリの口(味覚)

オオコウモリ 甘味に敏感
ココウモリ 甘味をあまり感知しない

 

コウモリの味覚については、甘味を主軸に専門家の間で研究が行われています。

果実を好むオオコウモリは甘味に敏感で、マンゴーをはじめとする甘さの強いものを好んで食べる品種もいるほどです。

一方で、ココウモリは昆虫を主食としているため、甘い味にあまり反応を示しません。

どちらかといえば、オオコウモリのほうがグルメなコウモリだといえます。

コウモリの生態系での役割

コウモリは、植物の受粉を手助けしたり、害虫を食べたり、生態系において重要な役割を担っています。

コウモリもまた、猛禽類の捕食対象として狙われる存在です。

オオコウモリは植物の受粉をサポート

オオコウモリは植物の受粉をサポート

前述のとおり、オオコウモリの主食は果実や花です。エサを求めて森林の中を飛び回り、果実の種や花粉を運び、植物の生育や受粉をサポートしています。

オオコウモリの採餌活動によって、新たな果実が実り、花が咲き、豊かな自然が守られています。

自然が減れば、多くの動物がエサや棲み処を失うことになるでしょう。地球上の生態系を守るうえで、オオコウモリは大変重要な役割を担っているのです。

ココウモリは害虫を食べる

ココウモリは害虫を食べる

ココウモリの主食は、蚊やユスリカ、カメムシなどの小さな昆虫です。そのほか、ヨコバイやウンカという水田に生息する昆虫も捕食します。

人間にとっての害虫を捕食するため、「益獣」と呼ばれることもあります。

蚊やカメムシは、肌を刺されてかゆい、ニオイが臭いなど軽度の被害で済む場合が多いですが、ヨコバイやウンカは大量のイネの汁を吸って枯らしてしまいます。

米農家にとって非常に深刻な被害であることに加え、日本人の主食である白米の流通量にも影響しかねません。

ココウモリが日々飛び回って害虫を捕食しているお蔭で、人間が豊かで快適な生活を維持できているのです。

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コウモリの主な天敵は猛禽類

コウモリの主な天敵は猛禽類

生態系の維持に一役買っているコウモリですが、彼らにも天敵がいます。一番の脅威はフクロウやタカをはじめとする猛禽類です。

空を主戦場とする生態系の王者にコウモリは敵いません。特にフクロウは夜行性で活動時間も同じため、遭遇しやすい存在です。

そのほか、イタチやヘビなど陸上にもコウモリの天敵はいます。集団で暗い場所に身を隠しているのは、天敵からの攻撃を受けないように生活するためなのです。

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コウモリの進化の歴史

コウモリの進化の歴史

コウモリの生態について説明しましたが、「一体コウモリはどのようにして誕生した生き物なのだろう?」と疑問を抱く方もいるでしょう。

コウモリの最古の祖先から、飛行能力の獲得に至るまでの歴史を解説します。

祖先は最古の真獣類・ジュラマイア

祖先は最古の真獣類・ジュラマイア

コウモリの祖先は、最古の真獣類のジュラマイア・シンネシスという動物です。真獣類は哺乳類の分類の1つで、人間と同じく子どもを出産できる胎盤をもっています。

約1億6,000万年前のジュラ紀に生息していたことがわかっています。トガリネズミによく似た見た目で、鼻先が細長く長い尻尾をもち、体長約7~10cmと小柄です。

前足が木登りに適した形状をしていて、樹上で生活をしていました。主に昆虫を食べていたことから、現在のココウモリへのルーツを感じますね。

ジュラマイアから進化して飛行能力を獲得

ジュラマイアから進化して飛行能力を獲得

ジュラマイアから進化し、オニコニクテリスという現在のコウモリの姿に近い動物が誕生します。

具体的な誕生時期は不明ですが、現在確認されている最古の化石は約5,000万年前のものです。

オニコニクテリスは、コウモリと同じく翼をもっていました。

しかし、飛行能力は現在のコウモリよりもはるかに劣っており、どちらかというとムササビやモモンガのように「滑空」して空を飛んでいたことがわかっています。

この翼の形状だと高速移動や機敏な動きが難しいため、指の部分が発達し現在のコウモリの翼の形状へと進化していきました。

具体的にどのくらいの時間をかけて指が発達したのかは現在もわかっていませんが、非常に短い期間で進化を遂げたことは判明しています。

コウモリの遺伝子の動きのはやさがその事実を裏付けており、ネズミに比べると遺伝子内に含まれるタンパク質は約30%も活発に動くことがわかっています。

オニコニクテリスから現在のオオコウモリとココウモリに分岐

オニコニクテリスからの分岐

オニコニクテリスがさらに進化し、現在のオオコウモリとココウモリに分岐しました。

オオコウモリとココウモリの大きな違いの1つが、超音波能力の有無です。

オニコニクテリスは、飛行能力は有していたものの超音波は使用できず、どの段階で超音波能力を獲得したのかは、長年にわたって専門家の間で論争が続いています。

決定的にいつオオコウモリとココウモリにわかれたのがいつなのかは、まだ明確な結論が出ていません。

進化過程の仮説は、現在「単一起源説」と「二回起源説」の2つがあります。

単一起源説

オニコニクテリスが進化後に超音波能力を獲得し、オオコウモリだけが超音波能力を失った説

二回起源説

オニコニクテリスが、オオコウモリ類とキクガシラコウモリ類、ヤンゴコウモリ類の3つの系統のコウモリに分かれ、そのうちのキクガシラコウモリ類とヤンゴコウモリ類が超音波能力を獲得した説

超音波能力の獲得過程の仮説

キクガシラコウモリ類とヤンゴコウモリ類はどちらもココウモリに含まれ、ヤンゴコウモリは沖縄に生息するヤンバルホオヒゲコウモリを指します。

2021年、東京大学大学院農学生命科学研究科は、コウモリの進化について研究を行い、二回起源説が有力であると発表しました。

オオコウモリ類、キクガシラコウモリ類、ヤンゴコウモリ類の骨を調べたところ、喉と耳の渦巻管の形成過程がそれぞれで異なることが判明。

そのため、一度3つの系統に分かれたのちにキクガシラコウモリ類とヤンゴコウモリ類がそれぞれ別に超音波能力を獲得した可能性が高いことがわかりました。

一番身近なコウモリはアブラコウモリ

コウモリは山や森の奥深い場所だけではなく、私たちの生活圏にも潜んでいます。最も身近な品種は、ココウモリの1種であるアブラコウモリです。

住宅街でよく見かけるのはアブラコウモリ

住宅街でよく見かけるのはアブラコウモリ

体長 3.7~6㎝
生息地 日本(北海道は南部のみ)
中国(南部・東部・中部)
台湾
ミャンマー(北部)
ベトナム(北部・中部)など
棲み処 民家
高架橋
地下水路 など
エサ 昆虫

 

住宅街を夕方頃によく飛んでいるのは、アブラコウモリというコウモリです。

体長10cmにも満たない小さなコウモリで、住宅街近くの雑木林や河川、水田にエサである昆虫を食べるために飛来します。

アブラコウモリは民家に棲みつく

アブラコウモリは、雑木林や河川、水田で採餌した後に、ねぐらを探します。暗くて天敵に見つかりにくい場所として最適なのが、エサ場近くの民家です。

屋根裏や床下、雨戸の戸袋やシャッターの隙間など、外界から身を守れるアブラコウモリにとって安全な場所がたくさんあります。

一時的なねぐらとして使うだけに止まらず、アブラコウモリは帰巣本能が強いため一度見つけた場所をそのまま棲み処にします。

アブラコウモリのねぐら

アブラコウモリが棲みつきやすい場所

・屋根裏
・雨どいの中
・室外機のダクト
・換気口の中
・雨戸の戸袋
・シャッターの隙間
・床下

「屋根裏にどうやって外から入るの?」「シャッターの隙間なんて狭いところにどうして侵入できるの?」と不思議に思う方は多いでしょう。

アブラコウモリは大変身体が小さいため、わずか1~2cmの隙間さえあれば簡単に内部に入り込みます。民家には、普段あまり気にかけない隙間が意外と多いものです。

たとえば、屋根や軒下の隙間や亀裂、換気口や換気扇などからアブラコウモリは侵入します。

アブラコウモリの侵入経路

アブラコウモリの侵入経路

・屋根の隙間
・雨どい
・軒下の隙間
・換気口
・換気扇
・シャッターの隙間
・雨戸の隙間
・玄関の隙間
・室外機のダクト

アブラコウモリの巣は「巣」ではない

アブラコウモリの巣

アブラコウモリは、鳥のように枝や葉を集めて巣をつくるわけではありません。棲みついた場所そのものが「巣」です。

たとえば、屋根裏に棲みつかれた場合は屋根裏自体が「アブラコウモリ巣」と化します。

なお、アブラコウモリは少なくても10匹、広い場所だと最大200匹もの大群で巣を形成します。

いつの間にか自宅に侵入されて、気が付いたら屋根裏や床下がアブラコウモリでびっしりと埋め尽くされていることも。

アブラコウモリが及ぼす被害

アブラコウモリが及ぼす被害

アブラコウモリが自宅に棲みつくと、住民にさまざまな被害を及ぼします。主な被害は以下の4つです。

アブラコウモリの被害

・健康被害
・住宅被害
・騒音被害
・悪臭被害

健康被害

アブラコウモリは、巣の中やその周辺に大量のフンをします。

フンは乾いていてカビが舞いやすく、吸い込んでしまうと鼻炎や咳などのアレルギー症状が出る場合があります。

また、野生のコウモリはおそろしい感染症のウイルスをもっていることがあります。

コウモリ自身は非常に免疫力が強いため発症しませんが、コウモリの身体に触れた人間は高確率で感染、発症します。

これまでにコウモリを媒介して人間が罹患した感染症は以下のとおりです。

感染症 潜伏期間 症状 致死率
SARS 2~10日 発熱、悪寒、筋肉痛
※肺炎への進行し呼吸困難に陥るケースあり
9.6%
ニパウイルス感染症 4~14日 発熱、頭痛、目まい、嘔吐
※意識障害、筋緊張低下、高血圧、多呼吸を発現する可能性もあり
32%
狂犬病 30~90日 発熱、頭痛、全身倦怠、嘔吐、恐水症、恐風症 100%
エボラウイルス病 2~21日 発熱、全身倦怠、筋肉痛、頭痛、咽頭痛、嘔吐、下痢、発疹
※意識障害が発現する可能性もあり
50%
ヒストプラスマ症 3~17日 発熱、頭痛、悪寒、疲労感、咳 ほぼ0%
※免疫機能に障害がある場合は死に至る危険性あり

重い症状を患うだけではなく、生命にかかわる恐ろしい感染症もあります。

自宅内や周辺でコウモリを見つけると、珍しさから近くで観察したくなる方もいるでしょう。

しかし、自身の健康を守るために絶対に素手で触れないでください

住宅被害

住宅被害

前述のとおり、アブラコウモリは最低でも10匹、最大で200匹の集団で民家に棲みつきます。排泄は巣の中とその周辺で行うため、大量の糞尿が溜まります。

排泄物を放置しておくと、天井や壁にシミができ、最悪の場合は建材が劣化、腐食します。

建材が劣化すると耐久性が低下するだけではなく、シロアリの食害にあう可能性もあります。

雨戸やシャッターに棲みつかれた場合、大量のフンによって開閉に支障が生じるだけではなく、腐食やサビが発生する場合も。

劣化して使用できなくなると交換する必要があり、雨戸だと1枚3万~8万円程度、シャッターだと1枚10万~30万円程度の費用がかかります。

騒音被害

騒音被害

アブラコウモリは小さい動物ですが、集団で棲みつかれると活動音が非常にうるさいです。カサカサと巣の中を飛び回る音、危険を察知してキィキィと鳴く声

しかも夜行性のため、不愉快な騒音のせいで安心して眠ることができないでしょう。

悪臭被害

悪臭被害

アブラコウモリは集団で棲みつき、巣の中で大量のフンをします。フンは、ドブ臭とアンモニア臭のまざった、独特のツーンとしたニオイを発します。

「他では嗅いだことのないニオイ」とたとえられるほどの悪臭です。

多くのアブラコウモリが自宅に棲みつくと、不快なニオイが建物内に充満します。

ゆっくりと過ごせるはずの自宅が、たちまちストレスの溜まる不快な場所へと変わってしまうのです。

アブラコウモリが棲みついているサイン

アブラコウモリが棲みついているサイン

アブラコウモリの被害を知って「自宅に棲みついていたらどうしよう……」と不安を抱いた方もいるのではないでしょうか。

アブラコウモリが棲みついているかを調べる場合は、以下の4つのポイントをチェックしましょう。

アブラコウモリが棲みついているサイン

・家の周りにフンがある
・外壁に白い汚れがある
・「カサカサ」「キィキィ」という音が聞こえる
・ツーンとした悪臭がする

家の周りにフンがある

家の周りにフンがある

アブラコウモリのフンは、5~10mm程度の大きさです。ネズミのフンと間違われやすいですが、捻じれていて乾燥しており、ボロボロと崩れやすいのが特徴です。

アブラコウモリは巣とその周辺にフンをします。エサを採って巣に戻るときにフンを落とすこともあります。

侵入経路になりやすい屋根や軒下近くのベランダや、室外機のダクト周辺にフンがあったらアブラコウモリが棲みついているかもしれません。

また、壁にとまって休息をとる「ナイトルースト」という時間の最中にフンをする場合も。

外壁にアブラコウモリのフンによく似た汚れが複数付着していたら、自宅に巣をつくっている可能性があるでしょう。

外壁に白い汚れがある

外壁に白い汚れがある

困ったことに、アブラコウモリはフンだけではなく尿も撒き散らします。巣に戻る際に排出した尿が、外壁にこびりついて乾くと、白い汚れになります。

鳥のフンとよく似ていますが、黒い塊や汚れがまじっておらず、白いペンキが液だれしているような跡であれば、アブラコウモリの尿である可能性が高いでしょう。

「カサカサ」「キィキィ」という音が聞こえる

アブラコウモリは、夜間になると巣の中で動き回ったり時折鳴き声を上げたりします。

天井や壁、雨戸やシャッターの付近から「カサカサ」という羽ばたく音や、「キィキィ」という甲高い鳴き声が聞こえたら、アブラコウモリが棲みついているかもしれません。

数が多ければ多いほどうるさくなるため、はっきりと耳に届くくらい「カサカサ」「キィキィ」という音がしたら、すでに多数のアブラコウモリがいることを覚悟してください。

ツーンとした悪臭がする

前述のとおり、アブラコウモリのフンは、ドブ臭とアンモニア臭がまざったような独特なニオイを発します。

鼻にツーンとくる悪臭で、自宅内でそうしたニオイを感じた場合は、アブラコウモリの存在を疑いましょう。

ニオイが強ければ強いほど、集団が大きくなっている可能性があります。

自宅内のどこにいても臭いという場合は、早急にアブラコウモリの巣ができているかどうかを確認し駆除することをおすすめします。

アブラコウモリの駆除方法

アブラコウモリが自宅に棲みついているとわかったら、すみやかに駆除しましょう。

ただし、正しい手順で駆除しないと、完全に追い出しきれなかったりアブラコウモリが再び棲みついたりする可能性があります。

野生のコウモリは殺傷・捕獲NG

アブラコウモリに限らず、野生のコウモリの殺傷と捕獲は「鳥獣保護管理法」で禁じられています。

殺したり捕まえたりすると、100万円以下の罰金もしくは1年以下の拘禁刑が科せられます。

参考

鳥獣の保護及び管理並びに狩猟の適正化に関する法律「八条」「八十三条

天敵の置物・反射光の対策はあまり意味がない

こちらで説明したとおり、アブラコウモリを含むココウモリはほとんど目が見えていません。

そのため、天敵であるフクロウやタカの置物や、CDやDVDなど反射光を発するものなど、視覚を刺激するグッズを設置しても、アブラコウモリ対策への効果は期待できないでしょう。

アブラコウモリを寄せ付けたくない場合は、嗅覚を刺激する置き型の忌避剤やハッカ油・スプレーの使用がおすすめです。


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駆除手順①巣と侵入経路の特定

駆除を始める前に、まずはどこに棲みついているか、どこから侵入したのかを特定しましょう。巣の場所や侵入経路によって必要な道具が異なるためです。

また、屋根裏や床下など、人が立ち入れる出入口がない場所の場合は、点検口という穴をあける必要があります。

自分で点検口をあけるのは非常に難易度が高いため、立ち入れない場所にアブラコウモリが棲みついている場合はプロに駆除を依頼しましょう。

駆除手順②駆除道具の購入

巣と侵入経路を特定したら、駆除道具を購入します。

場所によって一部道具が異なりますが、主に必要なものは以下のとおりです。

道具 商品 用途
防じんマスク フンの菌を吸い込みを防ぐ
ゴム手袋 アブラコウモリの身体やフンに直接触れるのを防ぐ
忌避スプレー アブラコウモリを追い出すための薬剤
ハンドクリーナー 大量のフンを清掃する
消毒液 フンを清掃した後に消毒する
殺虫剤 フンに寄ってきた害虫を駆除する
コーキング剤・ガン 侵入経路を塞ぐ
害獣パテ 侵入経路を塞ぐ
パッキンテープ 侵入経路を塞ぐ
金網 侵入経路を塞ぐ
金切りばさみ 金網を侵入経路に合わせた形に切る
脚立 駆除するのに高所作業がともなう場合に使う

 

駆除手順③忌避スプレーで追い出す

アブラコウモリを追い出す

必要な道具をそろえたら、侵入経路から忌避スプレーを噴射しましょう。

人体に有害な物質は含まれていませんが、すべてのアブラコウモリを追い出すために何回も噴射する必要があり、気管支が弱い方やニオイが気になる方はマスクとゴム手袋の着用をおすすめします。

屋根の隙間から屋根裏に侵入された場合など、場所によっては高所作業になることがあります。

自分の身長で届かない場所へ忌避スプレーを噴射する際は脚立や足場を用意し、他の人に支えてもらうよう頼みましょう。

ただし、経験のない人の高所作業は、誰かのサポートがあっても非常に危険です。

落下事故やケガにつながりかねないため、2階以上の高い場所が侵入経路の場合は、無理をせずにプロに駆除を依頼しましょう。

駆除手順④巣の清掃・消毒

巣の清掃と消毒

アブラコウモリがすべて出て行ったことを確認したら、巣の中を清掃します。蓄積している大量のフンをハンドクリーナーで除去した後、一面を消毒しましょう。

消毒するときは、直接消毒液を噴きかけるとフンの菌が舞い散る可能性があるため、雑巾に液を染み込ませて拭くことをおすすめします。

アレルギーと感染症防止のために、マスクとゴム手袋も忘れずに着用してください。

駆除手順⑤侵入経路を塞ぐ

侵入経路を塞ぐ

巣の中を綺麗にしたら、侵入経路を塞ぎます。アブラコウモリは帰巣本能が強く、一度追い出しても同じ場所に巣を作ることがあるため、侵入防止対策は必須です。

屋根や軒下の隙間や亀裂、室外機のダクトなど、完全に塞いでも生活に支障がない場所の場合はコーキング剤や害獣パテを使いましょう。

換気口や換気扇など、密閉してはいけない場所の場合は、網目の細かい金網で塞ぎます。

自分での対応が不安ならプロに依頼

アブラコウモリは道具をそろえれば自分でも駆除可能です。

しかし、天井や床下など立ち入りが難しい場所や2階以上の高所に巣がある場合、経験や技術がないと作業に危険が伴います。

また、アブラコウモリをすべて追い出したと思ってもまだ数匹残っていたり、侵入防止対策が適切でなかったりすると、完全に駆除できたといえません。

自分で駆除をするのが難しい、もしくは不安な場合は、コウモリ駆除専門のプロに依頼しましょう。

1匹残らずアブラコウモリを追い出し、侵入防止対策まで徹底して行います。

まとめ

コウモリの種類別の目の仕組み、目の代わりとなるコミュニケーション手段、生態や進化について解説しました。

オオコウモリは視力がよく、目で周囲を見て生活をしています。

一方でココウモリはほとんど目が見えず、代わりに超音波を使って物体との距離をはかり、採餌したり障害物をよけたりしています。

目以外にも、鼻、耳、口、それぞれにオオコウモリとココウモリで特徴が異なり「同じコウモリでもまったく別の動物のようだ」という意見があるほどです。

生態系でもそれぞれ違った役割を担っています。

コウモリは、最古の真獣類であるジュラマイア、そしてオニコニクテリスへ進化を遂げ、超音波能力の獲得の有無によりオオコウモリとココウモリに分かれました。

約5,000万年前から祖先が存在したと考えるとスケールが壮大ですが、コウモリは私たちの身近に生息している動物です。

その中でもアブラコウモリは、民家に棲みつくことがあります。

自宅に巣をつくられると、人間にさまざまな被害をおよぼすためすみやかに駆除する必要があります。

自分でも駆除は可能ですが、立ち入りの難しい場所に巣をつくられたり完全に追い出しできるか不安な場合は、コウモリ駆除のプロに依頼しましょう。

「害虫害獣コンシェルジュ」は、豊富な経験な経験と確かな技術で1匹残らずアブラコウモリを駆除し、再来防止対策も徹底して実施します。

アブラコウモリ被害にお困りの際は、ぜひご相談ください。

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