スズメバチが好む花とは?寄ってくる理由と対策を解説!

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あたたかい時期になると姿を現すスズメバチ。
花の蜜を集めてハチミツにするミツバチではありませんが、スズメバチも花に寄ってくることがあります。
自宅の庭に花を植えている場合、「どのような花がスズメバチを引き寄せやすいのか」「引き寄せてしまったスズメバチに刺される可能性があるのでは?」と気になる方もいるのではないでしょうか。
この記事では、スズメバチの生態や好きな花について詳しく解説します。
・スズメバチの生態
・スズメバチが好む花や庭木
・スズメバチが好む花や庭木への対処法
・スズメバチに刺されたときの対処法
・スズメバチの危険性や駆除の方法
スズメバチの食性と花の関わり

スズメバチが花に寄ってくるのは、食性に関係があります。
スズメバチが肉食なのは幼虫の時期だけで、成虫になると糖分を含む液体から栄養を得るようになります。
成虫は狩りを行う目的で花に寄ってきて、昆虫やクモなどを狩ります。
狩った獲物は肉団子状にして巣に持ち帰り、自分では食べずに幼虫に餌として与えます。
成虫が食べる糖を含む液体には花の蜜も含まれます。
ミツバチのように巣に蜜をためることはできませんが、蜜を食べることもスズメバチが花に寄ってくる理由の1つです。
スズメバチの成虫が獲物を食べないのはなぜ?

スズメバチの成虫は腰が細くなっているため、腹部に固形物を運ぶことができず、消化器系も固形物を消化できない構造になっています。
そのため糖分を含む液状の物質からしか栄養を得ることができません。
成虫は花の蜜や樹液を好んで摂取しますが、主な栄養源は幼虫の分泌液です。
成虫が餌を運んでくるお返しとして、幼虫は栄養価の高い分泌液を口から出します。
スズメバチの成虫と幼虫は、お互いが生きていくために栄養交換を行っているのです。
スズメバチ栄養液の運動への作用|阿部岳
スズメバチが好む花の特徴

スズメバチの食性と花の関わりで前述したとおり、スズメバチが花に寄ってくるのは蜜を摂取することが目的です。
花の蜜は蜜腺(みつせん)という器官から分泌されます。
蜜腺は花びらが筒状になったいわゆる花冠筒(かかんとう)の内部にある場合が多いですが、花以外にも葉や枝などに蜜腺が存在している植物もあります。
スズメバチは舌を動かして蜜腺から分泌された花の蜜を摂取します。

舌の長さや構造はハチの種類によって異なり、舌の長さと同程度の長さを持つ花に訪れることが多いです。
たとえばスズメバチと同様に蜜を餌とするミツバチやナガマルハナバチは口吻(こうふん)と呼ばれる舌の役割も担う長い器官を持っています。
そのため細長い筒状の花からも蜜を摂取することが可能です。
一方、スズメバチは舌が短いため、花筒が短い花や、蜜腺が露出している花などから接取することが多いといわれています。
また一帯に同じ花が咲くことで、強い匂いを放ち、スズメバチが引き寄せられることもあります。
スズメバチが好む花7選

庭や公園などで人為的に植えられている花の他、山林などで自生している花のなかにも、スズメバチが好む種があります。
スズメバチ対策として、どのような花に寄ってくるのかを知っておきましょう。
ヤブカラシ

基本情報
| 和名 | ヤブカラシ(藪枯) |
| 別名 | ヤブガラシ、ビンボウカズラ(貧乏蔓)、ビンボウクズ(貧乏葛)、ビンボウグサ |
| 学名 | Causonis japonica |
| 分類 | ブドウ科ヤブカラシ属 |
| 花の色 | オレンジ ピンク ※開花期間中に色が変化する |
| 草丈 | 2~3m |
| 開花期間 | 6~8月 |
| 主な自生地 | 林縁、野原、堤防、道端、庭先、荒れ地 |
ヤブカラシはつる性の多年生植物で、角張った茎、赤紫色の節、5枚の小さな葉に、直径約5mmの小さな花をたくさん付けるのが特徴です。
繁殖力が非常に強く、日当たりの良い場所では、地下茎が太く長く横に伸びて生息域を拡大します。
藪を枯らすほどの生命力から、ヤブカラシ、あるいは庭を荒らして貧乏になってしまうほど繁茂するさまから、ビンボウカズラという名前がつけられています。
畑や果樹園などでは害のある雑草です。

開花期間は6~8月で、咲き始めは淡いオレンジ色に咲いた花が淡いピンク色に変化した後、再びオレンジ色に戻り、そしてまたピンク色へと3度の変化をさせます。
この色の変化は花の性の成熟と合致しており、おしべが成熟したタイミングでオレンジ色になり、おしべが枯れるとピンク色へ、続いてめしべが成熟したタイミングで再びオレンジ色となり、めしべが枯れるとまたピンク色になります。
花に蜜がたまるのはオレンジ色のときです。
花盤(かばん)と呼ばれるめしべの基部に蜜を分泌する開口部が散在しており、水滴がたまるほど蜜をたくさん分泌し、スズメバチが寄ってきます。
ウド

基本情報
| 和名 | ウド(独活) |
| 別名 | オオバウド、カラフトウド、エゾウド |
| 学名 | Aralia cordata |
| 分類 | ウコギ科タラノキ属 |
| 花の色 | 淡緑 |
| 草丈 | 約1.5m内 |
| 開花期間 | 8~10月 |
| 主な自生地 | 山野 |
山菜として若芽が食べられているウドの花にもスズメバチは寄ってきます。
ウドは枝の先に、白く見えるほど淡い緑色の小さな花を球状に多数付けます。
1つの花の直径は約3mmで、散形花序(さんけいかじょ)とよばれる球状に広がった部分の直径は約3~4cmです。
おしべとめしべがある両性花と、おしべのみの雄性花に分かれており、蜜を分泌するのは両性花のみです。
おしべと花柱の間にある花盤に蜜腺があり、蜜を分泌します。
スズメバチがウドの花を訪れる姿が頻繁に確認されており、蜜が目的と考えられています。
ウドは山に自生するだけでなく栽培もされており、群馬県や栃木県、山形県などは生産が盛んなため、開花する8~10月はスズメバチに注意が必要です。
カクレミノ

基本情報
| 和名 | カクレミノ |
| 別名 | 別名なし |
| 学名 | Dendropanax trifidus |
| 分類 | ウコギ科カクレミノ属 |
| 花の色 | 淡緑 |
| 草丈 | 5~7m |
| 開花期間 | 7~8月(温暖な地域では11月頃まで) |
| 主な自生地 | 温暖な地域の二次林、常緑広葉樹林の林床 |
葉が密集するように生え、隠れ蓑のようなさまから名づけられたのがカクレミノです。
日本では関東南部以西の本州、四国、九州、沖縄などに自生しており、特に沿岸部で見られます。
スズメバチが寄ってくるウドと同じウコギ科で、球状・放射状に多数の花を付けます(散形花序)。
それぞれの花は約4~5mmと小さく、放射状に広がった散形花序の直径は約4cmの大きさです。
開花期間は基本的には7~8月で、温暖な地域では11月頃まで花が咲きます。
枝の先に4~7cmの花枝を伸ばし、傘のように広がり、球状・放射状にたくさんの淡緑色の花を付けるのが特徴です。
ノブドウ

基本情報
| 和名 | ノブドウ |
| 別名 | ニシキブドウ、キレバノブドウ、ウマブドウ、ザトウエビ |
| 学名 | Ampelopsis glandulosa |
| 分類 | ブドウ科ノブドウ属 |
| 花の色 | 淡緑 |
| 草丈 | 1~2m |
| 開花期間 | 5~9月 |
| 主な自生地 | 山野、草原 |
紫色の実が成る、つる性植物のノブドウですが、スズメバチがやってくるのは実ではなく花の蜜を食することが目的です。
北海道や本州、四国、九州、沖縄などの主に山野や草原で自生しています。
開花期間は5~9月で、枝の先端を軸に周りに広がるように多数の淡緑色の花を付けます。
花のサイズは小さく約3~5mmです。
花びらは5枚、おしべも5つ、めしべは1つと、花の形はヤブカラシとよく似ています。
花盤から蜜が分泌され、花びらとおしべが落ちても蜜が分泌され続けます。
スズメバチ類の比較行動学|松浦誠、山根正気 著
サザンカ

基本情報
| 和名 | サザンカ(山茶花) |
| 別名 | オキナワサザンカ |
| 学名 | Camellia sasanqua |
| 分類 | ツバキ科ツバキ属 |
| 花の色 | 白・ピンク・赤 |
| 草丈 | 2~6m |
| 開花期間 | 10~12月 |
| 主な自生地 | 山野、林縁 |
サザンカは庭や生け垣などで観賞用に植えられていることが多い植物です。
日本では山口県以南の山野や林縁でも自生しています。
開花期間は10~12月で、枝の先に直径約5~8cmの大きな花をたくさん付けます。
花の色は白やピンク、赤、花びらの数も5~7枚など多種多様です。
スズメバチはサザンカの蜜を目的に訪花します。
特にコダカスズメバチが、巣をつくる場所としてサザンカの木を選ぶことが多いといわれています。
サザンカの蜜はスズメバチ以外に、ヒヨドリやメジロなどの野鳥にも好まれています。
生活と環境 39|日本環境衛生センター 編
ユーカリ

基本情報
| 和名 | ユーカリ |
| 別名 | ユーカリノキ |
| 学名 | Eucalyptus globulus |
| 分類 | フトモモ科ユーカリ属 |
| 花の色 | 白・淡緑 |
| 草丈 | 80~100m |
| 開花期間 | 11~3月 |
| 主な自生地 | 荒地、沼地、湿原、草原、森林 |
ユーカリはオーストラリア原産の常緑高木で、200以上の品種があり、大きな品種では80~100mにもなります。
日本では自生しておらず、公園樹や街路樹、住宅の観葉植物やシンボルツリーとして人工的に植栽されています。
開花期間は11~3月で、葉の付け根部分である葉腋(ようえき)に花を1~3つほど付けます。
品種によって花の色や形はさまざまです。
スズメバチはユーカリの花の蜜を求めて寄ってきます。
ただし、樹木ではなく、精油であればユーカリはスズメバチへの忌避効果が期待できます。
特にレモンユーカリの精油に多く含まれるシトロネラールは、スズメバチが苦手な香りです。
ホソバヒイラギナンテン

基本情報
| 和名 | ホソバヒイラギナンテン(細葉柊南天) |
| 別名 | マホニア |
| 学名 | Berberis fortunei(Mahonia fortunei) |
| 分類 | メギ科メギ属 |
| 花の色 | 黄 |
| 草丈 | 1~2m |
| 開花期間 | 9~10月 |
| 主な自生地 | なし |
ホソバヒイラギナンテンは中国原産の常緑低木です。
日本では自生はしておらず、公園樹や庭木として植えられています。
また、切り花としても活用されるなど、広く親しまれている花です。
開花時期は9~10月で、軸を中心に均等に垂れ下がるほど黄色の小さな花を多数咲かせます。
花びらの基部に2つの蜜腺があり、スズメバチの目的はこの蜜です。
スズメバチが好む庭木6選

スズメバチが寄ってくる花を紹介しましたが、スズメバチは花が咲いていない状態の庭木や生垣に寄ってくることがあります。
花が咲いていない庭木に寄ってくる理由としては、巣をつくるため、樹液を吸うため、庭木についた虫の甘露を吸うためなどがあげられます。
住宅周辺の庭木や生垣は山林などと比べて枝葉が密集しており、巣を保持しやすい他、比較的雨や風の影響を受けにくく、巣を隠しやすいという利点があります。
スズメバチの種類によっては人が残した飲食物も餌にするため、ゴミや残骸にも寄ってくるなど、住宅街の庭木は栄養を確保しやすい場所です。
また、スズメバチの成虫が獲物を食べないのはなぜ?でも解説したように、成虫が餌として樹液を求めてやってくるのも理由の1つです。
樹液が出ていなくても、そこに生息するアブラムシやカイガラムシなどが樹木の葉を食べた際に出す分泌液の甘露を吸いにやってくることもあります。
スズメバチは森林によく生えているクヌギやコナラを好みますが、ここでは住宅の庭木で寄ってきやすい種類を紹介します。
梅

基本情報
| 和名 | ウメ(梅) |
| 別名 | 別名なし |
| 学名 | Prunus mume |
| 分類 | バラ科サクラ属 |
| 樹高 | 6~10m |
| 剪定適期 | 6~7月、12~1月 |
| 主な自生地 | 日当たり・通気性・水はけが良く、肥沃な土壌 |
梅は中国原産の広葉樹で、日本でも弥生時代から奈良時代にかけて中国から渡来し、花見や梅干しなどで古くから親しまれています。
国内の梅は自生ではなく栽培されたもので、園芸用に300以上もの品種が存在します。
アブラムシやカイガラムシが枝や幹に寄生するため、スズメバチが梅に寄ってくるのは寄生した虫が分泌する甘露が目的です。
スズメバチの活動時期は5~11月頃のため、やってくるのは梅の花が咲き終わり、葉が生い茂って実が成る頃です。
スズメバチの飛来を予防するためには、6~7月の夏季と12~1月の冬季に剪定して風通しや日当たりの良い状態にしたり、薬剤を散布したりする方法があります。
剪定や薬剤などによってアブラムシやカイガラムシは発生しにくくなります。
シマトネリコ

基本情報
| 和名 | シマトネリコ |
| 別名 | タイワンシオジ、タイワントネリコ、タイトウシオジ、ケタイトウシオジ |
| 学名 | Fraxinus griffithii |
| 分類 | モクセイ科トネリコ属 |
| 樹高 | 5~20m |
| 剪定適期 | 真冬以外 |
| 主な自生地 | 山地、渓谷 |
シマトネリコは明るい緑色の葉を茂らせる広葉樹です。
沖縄などの島で育つトネリコのためシマトネリコという名づけられました。
日本では公園や街路樹として植栽されていることが多く、住宅でもシンボルツリーとして人気を集めています。
シマトネリコについたカメムシが樹液を吸い、痕から染み出た樹液を求めてスズメバチが寄ってきます。
スズメバチがシマトネリコの樹液を目的にやってくるのは、9~11月の秋の時期です。
ネズミモチ(生垣)

基本情報
| 和名 | ネズミモチ |
| 別名 | タマツバキ |
| 学名 | Ligustrum japonicum |
| 分類 | モクセイ科イボタノキ属 |
| 樹高 | 2~6m |
| 剪定適期 | 6月下旬~7月下旬、11月上旬~12月上旬 |
| 主な自生地 | 暖地の山地 |
ネズミモチは生垣として利用されることが多い常緑樹です。
果実がネズミのフンに似ていて、葉がモチノキに似ているのが名前の由来となっています。
別名のタマツバキは光沢のある葉がツバキに似ていることから名づけられました。
白く小さな花を咲かせますが、スズメバチは花が咲いた後の9~11月頃の秋に、花ではなく樹液を目的として寄ってきます。
ナンテン

基本情報
| 和名 | ナンテン(南天) |
| 別名 | ナルテン(成天) |
| 学名 | Nandina domestica |
| 分類 | メギ科ナンテン属 |
| 樹高 | 1~3m |
| 剪定適期 | 3月~4月上旬 |
| 主な自生地 | 山林 |
ナンテンは日本の原産木で、古くから厄除けとしても用いられてきた縁起の良い常緑低木です。
11~2月に丸く赤い実がつきますが、スズメバチは実が成るより前の7~10月頃に寄ってきます。
スズメバチが好む花として紹介したホソバヒイラギナンテンと名前が似ており同じメギ科ですが、ホソバヒイラギナンテンはメギ属で、ナンテンはナンテン属と異なる種類です。
カイガラムシが発生しやすい樹木のため、スズメバチが甘露を目的に寄ってくる可能性があります。
カイガラムシは枝葉が込み合い、風通しが悪くなった樹木に発生しやすいとされているため、木酢液を使うことや庭木の剪定で害虫を予防することで、スズメバチ対策にもなるでしょう。
キンモクセイ

基本情報
| 和名 | キンモクセイ(金木犀) |
| 別名 | 別名なし |
| 学名 | Osmanthus fragrans var. aurantiacus |
| 分類 | モクセイ科モクセイ属 |
| 樹高 | 4~6m(大きいものは10m以上) |
| 剪定適期 | 3月初旬~4月中旬 |
| 主な自生地 | 庭木、公園(植栽) |
キンモクセイは良い香りで親しまれている、中国原産の常緑低木です。
花から強い香りがしますが、この香りによってスズメバチが引き寄せられることはありません。
またオレンジ色の小さな花をたくさん咲かせ、ミツバチが補助的な蜜源として利用することはあるものの、スズメバチがキンモクセイの蜜を食べる様子は確認されていません。
スズメバチがキンモクセイにやってくる主な目的は巣づくりで、枝葉が密生する樹木のため巣を保持したり、風雨を避けたり、外部から巣を隠したりするのに適していると考えられています。
特にコダカスズメバチがよくキンモクセイで巣をつくることが確認されているため、巣づくりを始める5月初旬から注意が必要です。
プリペット

基本情報
| 和名 | プリペット |
| 別名 | プリベット、セイヨウイボタノキ、セイヨウイボタ、ヨウシュイボタ |
| 学名 | Ligustrum sinense(Ligustrum vulgare) |
| 分類 | モクセイ科イボタノキ属 |
| 樹高 | 1~5m |
| 剪定適期 | 通年可 |
| 主な自生地 | なし |
プリペットはモクセイ科イボタノキ属に分類される複数種の樹木を総称した名前です。
日本では一般的にセイヨウイボタノキのことを指します。
ヨーロッパでは主に生垣として多く利用され、日本でも庭の生垣や公園樹、街路樹として活用されています。
スズメバチがプリペットに寄ってくるのは樹液が目的で、時期は9~11月頃の秋です。
スズメバチが集まってしまう花や庭木への対処法
スズメバチが庭の花や木に寄ってきて、刺傷や周囲の住民への被害を広げないためには事前の対策が重要です。
花や庭木への対処法を解説します。
木酢液を使う

木酢液(もくさくえき)は木を燃やして炭にするときに生じる水蒸気を冷やして液体にしたものです。
木が燃えたような焦げくさいニオイにを、スズメバチは恐れて避ける傾向があります。
スズメバチへの対処法としては、木酢液と水を1:1の割合で混ぜたものを、穴をあけたペットボトルや空いた芳香剤用容器に入れて吊るす、あるいは木に直接スプレーをする方法があります。
植物に影響が出ない対処法のため、庭にある花や木に対して有効ですが、ニオイが気になる人もいるため、隣接した住宅の外で洗濯物を干しているときは散布を避けるなど、近所への影響に配慮が必要です。
庭木の剪定

スズメバチは雨風をしのげる庭の木や垣根に巣をつくることがあります。
枝葉が込み合った状態の木はスズメバチが巣をつくりやすい環境です。
可能な限り風通しを良く保つために、庭木の剪定を行いましょう。
花が咲き終わって散ったり枯れたりした枝や、徒長枝(とちょうし)と呼ばれる上に向かって勢いよく伸びている枝を中心に切り落とし密度を減らすと、樹木へのダメージを最小限に抑え、樹形を整えることができます。
剪定の適期は植物の種類によって異なるため、お手入れ前に調べておきましょう。
また、庭木の剪定中にハチに襲われる事例もあるため、剪定前に巣を見つけた場合はプロの駆除業者への依頼も検討してください。
図解庭木・花木の整姿・剪定|石川格 著
スズメバチが苦手なハーブの鉢植えを置く

スズメバチには苦手な香りのハーブが数種類あり、忌避効果が期待できます。
ハーブは繁殖力が高いため、管理が難しくなるほど増殖してしまう可能性があるため、地植えではなく鉢植えがおすすめです。
・ラベンダー
・レモングラス
・シトロネラ
・タイム
・ペパーミント

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捕獲器を使う

庭の花や木にやってきたスズメバチは捕獲器で捕まえることもできます。
スズメバチが好む香りで誘引し捕まえる、駆除方法の1つです。
花の蜜や木の樹液を吸いに飛んできたスズメバチや、巣づくりにやってきた女王バチを捕獲します。
4~6月頃に庭木に設置しましょう。
駆除エサ剤を使う

スズメバチが好む甘い香りで誘引し、毒のある餌を巣に持ち帰り、他のハチにも毒を行き渡らせて巣を丸ごと壊滅させるのが駆除エサ剤です。
巣をつくる前の4~5月頃に設置しておくと巣づくりを予防でき、すでに巣がつくられた6~10月頃に設置すると巣の駆除ができます。
忌避スプレーを使う

スズメバチが嫌がる成分を含む忌避スプレーをかけて、庭の花や木にスズメバチを寄せ付けない方法もあります。
人や環境への安全性が高い忌避スプレーであれば、庭の花や木への影響も少ないです。
スズメバチを殺さず忌避させるだけなので、生態系のバランスを崩さないというメリットもあります。
スズメバチが好む花や、巣をつくりやすい木に忌避スプレーを吹きかけておけば、スズメバチの訪花や巣づくりの予防になります。
ただし、花びらや新芽は薬剤の影響を受けやすいので、注意が必要です。
住宅や庭にスズメバチの巣をつくられないためにできること

スズメバチが集まってしまう花や庭木への対処法で紹介したように、植物が込み合っていて風通しが悪い場所は、巣をつくられる可能性が高いです。
巣をつくられないために、花や庭木、その他住宅でできることを知っておきましょう。
スズメバチが寄ってくる花や草木を栽培しない
スズメバチが好む花7選や、スズメバチが好む庭木6選で紹介したように、スズメバチが寄ってくる花や草木を栽培しないことが最善策の1つです。
花や草木を植える際は、スズメバチが好む種類を確かめてから検討しましょう。
ただし、すでに生垣や庭木として栽培されている場合は現実的ではないので、ほかの方法を試してみてください。
甘い香りのするものを置かない
スズメバチはジュースやスポーツドリンクなど清涼飲料水の甘い香りに引き寄せられ、餌として求めにやってきます。
ゴミを含め甘い香りがするものは住宅の周りや庭に放置せず、できる限りすぐに片付けましょう。
詳細はスズメバチに刺されないためにできることにて紹介しています。
敷地内に不要な物を放置しない
庭に放置されているものにスズメバチが巣をつくる可能性もあります。
植木鉢などのガーデニンググッズや箱、バケツ、ブルーシートなどが狙われやすいです。
普段から庭に置いてあるものは整理して、不要なものは処分しましょう。
巣がつくられやすい場所を定期的にチェックする
スズメバチの巣は大きくなると、数も増えて危険性が高まります。
住宅や庭で巣をつくられやすい場所は定期的にチェックして、巣をつくり始める初期に発見して、巣の拡大を防ぎましょう。
住宅においては、軒下や天井・屋根裏、ベランダ、戸袋、床下、室外機、通風口によく巣がつくられます。
庭は木の枝、木の枝や幹の洞の中、垣根などが巣をつくられやすいです。
他にも物置や車庫なども忘れずに確認しましょう。
エアコンの室外機や屋根裏、軒下のすき間を埋める
スズメバチは春に女王バチが巣の場所を選定します。
エアコンの可動がほとんどない春の時期に室外機を無防備なままにしていると、巣づくりの場所として選ばれてしまう可能性があります。
室外機のすき間から内部に侵入されないように周辺に忌避スプレーを噴霧しておくと安心です。
室外機の下や裏側のような見えづらい場所に巣ができる事例も多いため、スプレーを噴霧する際に巣がつくられていないかも確認しましょう。
また、壁や屋根裏にスズメバチが入ってきそうなすき間がある場合は、金網を使って侵入経路を塞ぐことが大切です。
ミツバチの養蜂でもオオスズメバチ対策として金網で巣箱を囲むことがあります。
害鳥や害獣対策用の金網は編み目が大きく、スズメバチは通り抜けてしまうため、1cm未満の目が細かいものを選びましょう。
壁のヒビや小さなすき間はパテやコーキング剤で塞ぐことができます。
コーキング剤を使用するときは、専用のコーキングガンを使用することで均一に充填できます。
仕上げにムラがないようにヘラで整えてください。

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忌避・駆除グッズを使う
スズメバチが集まってしまう花や庭木への対処法で紹介した、捕獲器や忌避スプレー、駆除スプレーで巣づくりを予防することも可能です。
捕獲器は女王バチが1匹で巣づくりをする春の時期に仕掛けておくと、巣をつくる前に駆除できるため予防になります。
また忌避スプレーや駆除スプレーは、軒下や床下、換気口、壁のひび割れたすき間などスズメバチが好んで巣をつくりそうな場所や、以前巣をつくられたことがある場所にあらかじめ噴射しておくことで巣づくりを防げます。
スズメバチを見かけたらどうする?

スズメバチに遭遇すると、刺されるのが怖くて慌ててしまうかもしれませんが、冷静に対応することが大切です。
スズメバチに遭遇したら

巣やハチを見つけても騒がない
スズメバチに対して刺激となる行動を取ると、攻撃される可能性が高まります。
具体的には、大声で騒ぐ、腕や棒で追い払おうとする、巣を棒で突く、巣に石を投げるなどです。
スズメバチの姿や巣を見つけて驚いても騒がず、落ち着いて行動してください。
その場から静かに離れる
スズメバチに遭遇したら、すみやかにその場から離れましょう。
ただし、走ってしまうと、動くものを攻撃するスズメバチに襲われる可能性があります。
スズメバチを刺激しないよう、静かに歩いて距離を取ってください。
スズメバチの巣に近寄らないようにする
スズメバチの姿だけでなく、巣を見つけたときも近寄らないようにしてください。
防衛反応が強いスズメバチは、巣を刺激するだけでなく、近づくだけでも攻撃されることがあります。
また、スズメバチを複数匹見かけても巣の場所がわからない場合は、気づかぬうちに巣が大きくなっている可能性が高いため、できるだけ早く駆除のプロに相談することをおすすめします。
頭や目(黒い部分)に気を付ける
スズメバチは黒色のものを攻撃する習性があります。
この習性は黒いものを天敵であるクマと認識して攻撃するという説と、髪の毛や目の色が黒いアジア民族のなかにスズメバチを食べる民族がいたことから天敵として認識しているという説があります。
体の部位としては頭や目が黒い部分なので、淡色の帽子やタオルを被って黒い部分を覆ってください。
スズメバチが多くいる自然のなかで過ごす際は、顔全体を防護する虫よけネット付きの帽子を被ることもおすすめです。
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スズメバチに刺されないためにできること

住宅の周りや庭だけでなく、自然が多くスズメバチと遭遇する可能性が高い場所で過ごす場合は、刺されないために身を守る術を知っておきましょう。
黒い服装を避ける
頭や目(黒い部分)に気を付けるでも解説したように、スズメバチは黒色のものを攻撃する習性があります。
スズメバチを引き寄せないためには、暗い色や黒色の服装は避け、白色や黄色など明るく淡い色の服装ならば安全ですが、明るい白色や黄色は他の虫が寄ってくる色です。
そのため、スズメバチも他の虫も忌避するためには、ベージュや明るいグレー、明るいカーキなどの服装が良いでしょう。
服だけでなく、靴やカメラ、帽子といった小物の色選びも同様の配慮が必要です。
また、色だけでなく素材にも注意が必要で、毛皮も天敵の動物として認識されやすいので控えましょう。
ただし、比較的安全とされる色や素材の服装でも、スズメバチがいる場所に長時間留まると攻撃されることもあるため、スズメバチを見かけた際はすぐにその場から離れてください。
強いニオイを避ける
スズメバチを忌避する香りもあれば、逆に強いニオイで攻撃性を高めてしまうこともあります。
ヘアスプレーやヘアトニック、香水、化粧品、柔軟剤などで強い香りがするものはスズメバチに対して刺激になるため避けましょう。
清涼飲料水(甘い香りがするもの)は避ける
ジュースやスポーツドリンクなどの甘い香りがする清涼飲料水は、スズメバチが餌として寄ってくる場合があります。
ニオイが広がることも、スズメバチが寄ってくる要因の1つです。
屋外に清涼飲料水の缶を放置した結果、スズメバチが潜り込んでしまい、そのまま人が飲むときに唇や口の中を刺された事例もあります。
甘い香りでスズメバチを引き寄せる清涼飲料水は屋外で持ち込むことを避け、ボトルや缶を放置しないようにしましょう。
スズメバチに刺されてしまったら

スズメバチに刺されると激しい痛みや腫れが生じるだけでなく、重篤な症状を引き起こすこともあります。
種別で毒の量に違いはありますが、刺されたときの対処法は共通です。
もしスズメバチに刺されてしまったときは、次のように対応してください。
アレルギー反応が出ていないか全身を確認
スズメバチに刺された傷は痛みや腫れ、赤みなどの局所反応を引き起こします。
局所反応の痛みの持続時間は数時間から1日ほどで、かゆみが伴うしこりが残り、完全に回復する際に要するのは数日程度です。
しかし、虫刺されに対するアレルギーがある方は局所反応だけではなく、全身反応というアナフィラキシーショックを起こし、最悪の場合は死に至ります。
アナフィラキシーショックは特にスズメバチに刺された際に起こる場合が多く、刺されたときの毒の量が多い、毒性が強い、何度も刺されたことがあると、重篤な反応を引き起こしやすくなります。
2024年(令和6年)には、日本国内のハチによる刺傷が原因の死亡例が18件あります。
スズメバチに刺された場合、命を守るために、まずはアレルギー反応の兆候がないか全身を確認してください。
・不安感
・ピリピリ感
・浮動性めまい(ふわふわと浮いているような感覚のめまい)
・全身のかゆみおよびじんましん
・唇や舌の腫れ
・喘鳴(気道が狭くなり呼吸時にヒューヒュー、ゼーゼーと音がする)
・呼吸困難
・虚脱(失神を伴わない急激な脱力、血圧の低下)
・意識消失
上記の症状が1つでも当てはまる場合は、症状が深刻化する可能性を避けるため、すぐに救急車を要請してください。
20~30分ほど様子を確認し、全身にアレルギー反応の兆候が出なかった場合に限り、次に紹介する3つの対処法を実践しましょう。
少しでも様子がおかしいと感じたら、迷わず直ちに医療機関へ行ってください。
傷口を流水で洗い毒を取り除く

スズメバチに刺された患部は流水でしっかりと洗い流しましょう。
傷口にハチの毒針が刺さっている場合は、指でつまんでそっと抜くか、クレジットカードやバターナイフなど皮膚が傷つきにくいものを使って、毒針を優しくこすって取り除いてください。
毒針が患部に残っていないことを確認できたら、爪や指先などで周りを圧迫し、毒液を絞りだします。
ハチ毒は水溶性なので、刺し傷から毒液を絞りだすように、もみながら水で洗い流してください。
抗ヒスタミン軟膏を塗布し患部を冷やす

患部の針と毒を取り除いた後は、抗ヒスタミン剤を含むステロイド軟膏を塗る、あるいは経口投与の抗ヒスタミン薬を飲むことで、かゆみや腫れの緩和を促します。
また、冷たい湿布や濡れたタオルなどを当てて冷やすことも効果的です。
患部を持ちあげ腫れを和らげる

スズメバチに刺されると、局所反応により通常時の2倍に腫れるなど、患部が非常に大きく腫れあがることがあります。
刺し傷の場所によっては、患部を心臓より高く持ちあげると、腫れを落ち着かせることが可能です。
局所反応の腫れが治まるのは数時間の場合もあれば、完全に回復するまで数日を要することもあります。
もし刺されてから丸1日経っても腫れが引かない場合は、医療機関を受診しましょう。
スズメバチの駆除方法

住宅や庭も含めて、敷地内にスズメバチに巣をつくられてしまった場合の駆除方法も解説します。
スズメバチは種類によって営巣場所が異なり、木の枝や軒下のような開放空間と、地中や屋根裏、木の洞などの閉鎖空間に巣をつくります。
特に手の届かない高所や入り組んだ狭い場所、地中にある場合は自力での駆除の難易度や危険性が非常に高いです。
自分でスズメバチの巣を駆除をする際は、正しい知識と十分な準備が必要です。
巣の駆除が難しい場合は決して無理をせず、駆除のプロに相談・依頼してください。
スズメバチの自力駆除を考える前に

スズメバチは強力な毒針を持ち、駆除には命に危険が及ぶこともあるため、気軽に行うものではありません。
基本的にはプロに依頼することを第一とし、事前に自力で駆除できるかどうかを判断してください。
巣の大きさは直径10cm以下か?
スズメバチの自力駆除は非常に危険ですが、比較的安全に作業を行えるのは、女王バチが単独で行動している巣づくりの初期のみです。
前年に冬眠をした女王バチは5月頃に目を覚まし、単独で巣をつくり始めます。
巣の直径がおよそ10cm以下であれば、まだ女王バチだけが活動している可能性が高いです。
どこに巣がつくられているのか?
スズメバチを同じ場所で頻繁に目撃しながら巣が見つからない場合は、閉鎖空間に巣をつくっている可能性が高いです。
住宅周りであれば床下や屋根裏、壁の間、木の洞、土の中などが該当します。
閉鎖空間にある巣は大きさを把握するのが困難で、想定より働きバチがたくさんいる可能性もあります。
また屋根裏など狭い場所や高所にある巣は作業が困難で、ハチに襲われてパニックになれば命の危険があります。
閉鎖空間や作業しにくい場所につくられた巣は自力での駆除が困難なので、専門知識や経験・実績のあるプロに依頼することが安全です。
アレルギーは持っている?
アレルギー反応が出ていないか全身を確認でも解説したように、スズメバチは初めて刺されたとしてもアナフィラキシーショックを引き起こすことがあります。
特にハチに刺されたことがある人は、ハチ毒に対するアレルギーを持っているため、次に刺されたときは危険性が非常に高いです。
スズメバチ以外のハチに刺されたことがあれば、ハチ毒のアレルギーは引き起こされます。
一度でもハチに刺された経験がある人は、再び刺されると命を落とす危険があるため、自力での駆除は控えてください。
巣の場所は自分で駆除していい場所か
巣の場所によって、自分で駆除できない場合があります。
自宅の敷地内であれば、自分で駆除の判断が可能です。
アパートやマンション、団地などは、賃貸であれば管理会社や大家さん、分譲であれば管理組合の理事会へ連絡し、駆除についての判断を仰ぎましょう。
自治体が運営している公園であれば、役場や役所に問い合わせ、公園を担当・管理している道路公園センターなどの部署に相談してください。
電柱にスズメバチの巣を見つけた場合は、NTTまたは東京電力の管轄になるため、電柱に記載してある表示を確認して連絡しましょう。
| 駆除作業を行う前の確認 | |
| 巣の場所 | 管轄 |
| 自宅の敷地内 | 自己判断での駆除作業が可能 |
| アパートやマンション | 管理会社、管理組合の理事会、大家さんにハチの巣ができたことを連絡し、判断を仰ぐ |
| 自治体運営の公園 | 自治体の担当部署に連絡。 ※各役所のホームページに担当部署の連絡先が掲載されています 例)横浜市役所 |
| 電柱 | NTTまたは電力会社の管轄になるため、電柱に記載のある管轄を確認して連絡 |
駆除グッズはそろっているか
スズメバチを安全に駆除するために必要な道具があります。
駆除をする前に駆除グッズがそろっているのか必ず確認しましょう。
安全に駆除するために必要な道具一覧
スズメバチの巣を駆除する際、攻撃から身を守り、スムーズに作業を進めるための必要な道具をご紹介します。
刺されないためには肌の露出やすき間をなくすことが必須です。
駆除スプレー 2~3本

カダン スズメバチバズーカジェット 550ml×2|フマキラー
飛んでいるスズメバチや、巣にいるスズメバチを駆除するスプレーです。
ただし、ハチが駆除しきれていない状態でスプレーが足りなくなると刺されるかもしません。
安全に駆除するためにスプレーは2~3本用意しておきましょう。
仮に余っても、戻りバチや巣づくりの予防としても活用できるので、無駄にはなりません。
脱脂綿
スズメバチの巣穴を塞ぐ際に脱脂綿を使います。
また、コーキング剤でも代用可能です。
白い防護服セット

蜂防護服 ラプターLITE V-600|(株)ディックコーポレーション
肌が露出しているとスズメバチに刺される可能性があるため手袋も必要です。
防護服と同じく白色で厚手の生地を選んでください。
手袋と防護服の間からスズメバチが入り込むすき間がないように気を付けましょう。
白い長靴
スズメバチを駆除するときの足元には白い長靴が必須です。
裾を絞れる防護服はすき間がなく安心ですが、絞りがない場合はズボンの裾を長靴に入れましょう。
すき間ができる場合はガムテープなどを巻いて塞いでください。
虫取り網
スズメバチの巣を駆除しても、巣にはいなかったハチが戻ってくる、いわゆる戻りバチがやってくる場合があります。
戻りバチを含め、巣の周りを飛来するハチを捕獲するために虫取り網が必要です。
捕獲したハチには駆除スプレーをかけて駆除します。
また、巣を駆除する際も虫取り網に入れて持ち運ぶことがあります。
柄が伸縮する虫取り網であれば、長さを調整できて便利です。
厚手のゴミ袋

厚手 ごみ袋 乳白色 つるつるタイプ 45L 100枚|by Amazon
巣を回収するためのゴミ袋も必要です。
スズメバチの針が貫通しないように厚手のゴミ袋が良いです。
巣の大きさに合わせて、収まるゴミ袋のサイズを選びましょう。
ヘラ
軒下や外壁などにあるスズメバチの巣は、取り除いても残骸がこびりつく場合があります。
残骸を取り除くために、ヘラで汚れを削ぎ落としましょう。
剪定ばさみ
込み合った庭木の中に巣をつくられてしまった場合は剪定ばさみが必要です。
剪定ばさみで枝葉を取り除いて巣を取りだしましょう。
念のため、スズメバチを刺激しないように淡い色を選ぶとより安全です。
掃除用具
下に落ちたスズメバチの死骸や巣の残骸などは、ほうきやちりとりなどの掃除用具で回収します。
夜間作業に赤色灯は使える?
ハチ目の昆虫は赤色を認識しづらいとされ、赤色灯や通常のライトに赤いセロハンを巻き付けて使用する方法を推奨することがありました。
しかし、近年の研究では、スズメバチの種類によっては赤色も含めた暖色系の光にも強く引き寄せられるケースが確認されており、赤色灯は確実に安全な駆除グッズとはいえません。
夜間の駆除は光の有無に関わらず危険が伴うことを心がけてください。
スズメバチ駆除の手順

スズメバチを自力で駆除できるかを確認したら、いよいよ作業に進みます。
安全かつスムーズに進められるように、事前に駆除の手順を確認しておきましょう。
①必要な道具がそろっているか確認
まずは、安全に駆除するために必要な道具一覧で紹介した道具がそろっているかチェックしましょう。
もし、道具がそろっていない場合は、必ずすべて用意してから駆除に進んでください。
②スズメバチの巣穴に駆除スプレーを噴射する
スズメバチの動きを止めるため、巣穴に駆除スプレーを噴射し続けます。
噴射時間やスプレーの使い方は製品の説明書きを守ってください。
1本では足りず、駆除しきれない数のスズメバチがいるかもしれないので、必ず手が届く場所に予備のスプレーを置きましょう。
庭木の枝葉が込み合った状態で巣までスプレーが届かない場合は、剪定ばさみを使って周りの枝を剪定してください。
羽音が収まったタイミングで、スズメバチが外に出てこないように巣穴に脱脂綿を入れてフタをします。
③巣を切り離してゴミ袋の中に入れる
スズメバチを駆除スプレーで退治し、穴にフタをした巣はゴミ袋に入れて回収します。
巣に枝葉が巻き込まれている場合は、剪定ばさみを使って周りの枝を切り落としてください。
巣が土の中にある場合は、スコップを使うとスズメバチを刺激したり、巣を傷つけて回数しづらくなったりする場合があるため、白く厚手の手袋を着用した手で掘りだしましょう。
④ゴミ袋を何重にも縛る
万が一、生きているハチが残ってた場合は非常に危険なため、巣を入れたゴミ袋は二重にも三重にも縛り、堅結びにして袋が開かないようにしてください。
⑤戻りバチを防ぐために駆除スプレーを噴霧する
駆除した後に、狩りなどで巣を出ていたスズメバチが戻ってくることを防ぐために、巣があった場所には駆除スプレーをしてください。
スズメバチが忌避する成分が留まるおかげで、戻りバチを予防できます。
戻りバチへの対策をした後に、防護服を着用したままヘラで巣の残骸を除去すると安全です。
⑥駆除したハチの巣を自治体のルールにしたがって処分する
巣を庭に放置すると、駆除しきれなかった幼虫が羽化して成虫になってしまったり、巣を餌として他の虫が寄ってきたりする可能性があります。
また、スズメバチの巣を餌としているなかで、獰猛な動物が近年社会問題ともなっているクマです。
クマが駆除して放置した巣を食べにやってきたという事例こそないものの、住宅につくられた巣を目的にクマが現れたというケースは確認されています。
駆除したスズメバチの巣は、なるべく早く、住んでいる自治体のルールにしたがって捨ててください。
一例として、神奈川県横浜市では、ハチの巣は燃やすゴミの分類です。
高所や入り組んだ場所の巣は危険度が高い

建物の床下や屋根裏など、手の届かない場所や入りづらい場所にスズメバチが巣をつくることもあります。
閉鎖空間につくられた巣は、外から巣の大きさやハチの数を目視できず、想定以上に巣が大きくハチの数も大量で危険性が高いかもしれません。
また高所や入り組んだ場所での駆除作業は、慣れていないとスズメバチに攻撃されてパニックに陥ってしまい、逃げようと動き回るとより刺激してしまったり、高所では落下したりする危険性も高まります。
不安定な高所や、身動きが取りづらい狭い場所、周りが見えづらい暗所などにスズメバチの巣をつくられたときは、無理じに自分で駆除を行わず、駆除作業に慣れているハチ駆除のプロに依頼するほうが安全です。
自分での駆除が不安な方はプロに依頼したほうが安心
高所や入り組んだ場所の巣は危険度が高いでも解説したように、入口の狭い木の洞や壁の間などの手が届かない場所や、床下や屋根裏などの入りづらい場所は、通常作業より危険性が高いです。
壁の間に巣をつくられた場合は、巣の状態の確認や駆除後に巣を取り出すためにノコギリで壁に穴を開ける作業も必要になります。
自力での駆除に少しでも不安がある場合は、無理をせず、駆除のプロに依頼してください。
プロのハチ駆除業者であれば、巣をつくられた状況を把握して最適な方法で駆除するのはもちろん、防護服や専用の道具の準備も万全なので、安全かつ迅速に対応します。
害虫害獣コンシェルジュは「つくられた巣がスズメバチの巣なのか判断できない」「駆除したほうが良いのか迷っている」といった依頼に悩んでいる段階でも、無料で見積りや相談を受け付けています。
少しでも不安がある場合は決して無理をせず、お電話またはお問い合わせフォームよりお気軽にご相談ください。
まとめ
・ヤブカラシ
・ウド
・カクレミノ
・ノブドウ
・サザンカ
・ユーカリ
・ホソバヒイラギナンテン
この記事ではスズメバチが好む花や庭木、寄ってくる理由、スズメバチがやってきたときの対処法、駆除の方法について解説しました。
スズメバチを寄ってこさせないこと、巣をつくらせないことが第一ですが、もし巣ができてしまった場合は、プロの無料相談を利用しましょう。
スズメバチの駆除は害虫害獣コンシェルジュでも承っておりますので、お電話またはお問い合わせフォームよりお気軽にご相談ください。
- 現地調査・お見積り:無料
- スズメバチ:13,000円
- オオスズメバチ:25,000 円
※現地地調査・お見積りは対応エリア・加盟店・現場状況等により記載内容の通りには対応できない場合がございます。
害虫害獣コンシェルジュは、害虫害獣に関する正しい知識を発信し、厳格な品質管理基準をクリアした害虫害獣駆除のプロとのマッチングサービスを提供するサイトです。編集部では「自分でできること」と「プロに任せるべきこと」を明確にし、依頼前の不安解消を目指しています。
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