コウモリ駆除、対策にはやっぱり忌避剤!効果的な使い方を紹介

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- 現地調査・お見積り:無料
- 忌避液散布:19,800 円/30㎡まで
- 侵入口閉鎖作業:500 円/箇所~
- 清掃作業:2,200 円/㎡
※現地地調査・お見積りは対応エリア・加盟店・現場状況等により記載内容の通りには対応できない場合がございます。
自宅にコウモリが棲みついた場合、専用の忌避剤で追い出す必要があります。
忌避剤にはさまざまな種類があり、どれを使ったらいいのか悩む方も多いでしょう。
この記事では、コウモリ忌避剤の種類を実際の商品とともに紹介し、それぞれの用途、適した場所について解説します。
あわせて、正しいコウモリの駆除手順まで紹介しますので、ぜひ最後までご覧ください。
・コウモリ忌避剤の種類
・忌避剤のタイプ別用途、使用場所
・正しいコウモリ駆除手順
【注意】忌避剤だけでコウモリを駆除できない

忌避剤はコウモリを追い出したり、寄せつけないようにしたりする効果はあるものの、単体ではコウモリを駆除できません。
すでに棲みついてしまっている場合は、正しい手順で巣の特定から再来対策まで行うことが必要です。
忌避剤は飛来防止、追い出し、再来対策に有効
忌避剤は、コウモリの追い出しと飛来防止に効果のあるアイテムです。
コウモリの駆除は、巣と侵入経路から追い出し、巣の清掃と消毒、侵入経路の封鎖、再来対策という一連の流れで、このうち追い出しと再来対策で忌避剤を使用します。
まだ棲みついていない段階であれば、予防にも有効です。
追い出しにはスプレーやくん煙タイプ、再来対策では場所によって適した忌避剤を使います。
正しい駆除の手順については、こちらをご確認ください。
コウモリは殺傷、捕獲NGのため忌避が重要

野生のコウモリは、鳥獣の保護及び管理並びに狩猟の適正化に関する法律で保護されているため、殺傷したり捕獲したりすることは禁止されています。
違反した場合は1年以下の拘禁刑、または100万円以下の罰金が科されます。
コウモリの駆除とは、忌避剤を使用して追い出すことをいいます。
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忌避剤の刺激成分がコウモリに効果的!

コウモリ用忌避剤には、ハッカ、ワサビ、カプサイシンなどの刺激成分が配合されています。
ハッカにはメントールという成分が含まれており、清涼感により冷却や消臭、防虫対策などにも利用されています。
カプサイシンやワサビは、人間だけでなくコウモリにとっても刺激が強い成分です。
これらがコウモリの鼻や口などの粘膜を刺激し、不快感を覚えて逃げていきます。
追い出したい場所や寄り付きそうな場所に忌避剤を噴霧したり設置したりして使用します。
【用途別】コウモリ用忌避剤のラインナップ
コウモリ用忌避剤は、用途によってタイプを使い分けます。
| タイプ | 用途 |
| スプレータイプ | 追い出し |
| くん煙タイプ | 追い出し |
| 置くタイプ | 飛来防止 |
| 吊るすタイプ | 飛来防止 |
| 貼るタイプ | 飛来防止 |
| ジェルタイプ | 飛来防止 |
| パウダータイプ | 飛来防止 |
棲みついているコウモリを追い出したいときはスプレータイプやくん煙タイプ、
寄り付きにくくしたいときは置くタイプや吊るすタイプ、貼るタイプ、ジェルタイプ、パウダータイプなどを使用します。
<追い出し>スプレータイプ
| 価格相場 | 1,000円〜1,500円 |
| 有効成分 | 天然ハッカ油、メントール |
狭い空間や隙間に棲みついているコウモリを追い出したいときは、細長いノズルが付いているスプレータイプがおすすめです。
メントール成分を含む天然ハッカ油が配合されており、使用環境や製品によっては最大24時間効果が持続するものもあります。
最大6m離れた距離からでも効果がある製品や、逆さ噴射可能な製品もあるため、棲みつかれている場所に応じて選びましょう。
<追い出し>くん煙タイプ
| 価格相場 | 約1,000円 |
| 有効成分 | 琉球ハーブ、ハッカ油 |
くん煙剤には害虫用とネズミ用がありますが、コウモリの追い出しにはネズミ用のくん煙剤を使用します。
ネズミ用くん煙剤は、コウモリも苦手な天然ハーブやハッカ油の成分が含まれており、屋根裏や床下など煙が行きわたりやすい広い空間に棲みつかれているときに有効です。
ただし、煙が充満しなければ全ての個体を追い出し切れないため、6畳〜8畳に1個を目安とし、窓や換気扇は閉めて使用しましょう。
また、煙によって火災報知器が誤作動を起こしたり、電子機器の内部に薬剤が入り込むと動作不良になったりすることも。
製品の説明書を読み、正しい手順で使用してください。
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<飛来防止>置くタイプ
| 価格相場 | 約1,000円 |
| 有効成分 | ハッカ油、カプサイシン、ワサビ |
| 効果持続期間 | 2ヶ月〜3ヶ月 |
置くタイプの忌避剤は、安定して置けるスペースがあれば場所を選ばずに設置できるのが特徴です。
中に忌避成分が含まれた錠剤やパックが入っており、成分がゆっくりと揮発し続けます。
効果持続期間は2ヶ月〜3ヶ月とやや短く、都度取り替える必要はありますが、手軽に交換できるのがメリットです。
<飛来防止>吊るすタイプ
| 価格相場 | 1,000円〜3,000円 |
| 有効成分 | 天然ハッカ油、木酢液、ニンニク |
| 効果持続期間 | 2週間〜6ヶ月 |
吊るすタイプは、フックや紐で吊るして使用するため、ベランダや軒下など、忌避剤を置くスペースがない場所に設置できます。
ただし、屋外で使用する際は雨風の影響を受けやすく、製品によっては効果持続期間が2週間程度と短いものもあるため、こまめに交換する必要があります。
<飛来防止>貼るタイプ
| 価格相場 | 約1,000円 |
| 有効成分 | 天然ハッカ油、樟脳、ワサビ、カラシ |
| 効果持続期間 | 2週間〜1ヶ月 |
コウモリが棲みつきやすいシャッターや雨戸の戸袋、採餌中の休息場所として使用されることが多いベランダや玄関の外壁には、貼るタイプがおすすめです。
直接貼り付けるため風で飛ばされにくく、狭い隙間や凹凸のある場所でもフィットしやすいのが特徴です。
吊るすタイプと同様、屋外で使用する場合の効果持続期間は2週間〜1ヶ月で、ハッカのニオイがなくなったらすみやかに交換しましょう。
<飛来防止>ジェルタイプ
| 価格相場 | 1,000円〜9,000円 |
| 有効成分 | 植物エキス、ワサビ、唐辛子 |
| 効果持続期間 | 1ヶ月〜2年 |
ジェルタイプの忌避剤は、ベランダの手すりや軒下などコウモリが寄り付きやすい場所に直接塗りつけたり、専用カップに入れたりして使用する商品です。
ジェルは粘度があって雨風に強く、薬剤がゆっくりと揮発する特徴があり、商品によっては約2年効果が持続するものもあります。
ジェルタイプは塗りつける、専用カップに入れて設置するといった手間がかかります。
また、手すりや外壁に塗布した場合、汚れとして残ってしまう可能性があるほか、コウモリの体にジェルが付着すると身動きが取れなくなって死んでしまう恐れも。
<飛来防止>パウダータイプ
| 価格相場 | 3,000円〜4,000円 |
| 有効成分 | 乾燥ヒトデ |
| 効果持続期間 | 3ヶ月〜1年 |
パウダータイプに含まれている乾燥ヒトデは、硫化物とアンモニアが混ざった磯の香りのような独特なニオイを放ち、害獣対策で利用されています。
庭に撒いたり、水で薄めた液体を散布したり、ネットに入れて吊るしたりと、さまざまな方法で使用できます。
液体を散布して使う際は、パウダー100gを水1Lに入れて一晩放置し、成分が溶け出した上澄み液をボトルに入れて寄り付きやすいベランダや軒下にスプレーします。
上澄み液は時間が経つと分解、発酵が進んでしまうため、2日~3日以内に使い切りましょう。
雨風が当たる場所で使用する場合は3ヶ月、軒下やガレージなどでは最長1年ほど効果が続きます。
【場所別】追い出しにおすすめのコウモリ忌避剤
コウモリが棲みついている場所によって、使用する忌避剤が異なります。
場所別でのおすすめの忌避剤と、身近なアイテムでの代用について解説します。
<屋根裏、床下>くん煙タイプ

屋根裏や床下はコウモリの天敵であるカラスやネコが入って来られないうえ、繁殖するのに適した広さがあり、棲みつかれやすい場所です。
くん煙剤タイプは、広い空間でも薬剤の煙が隅々まで行き渡りやすく、目視では確認しづらい隙間や物陰に潜んでいるコウモリも一斉に追い出すことができます。
ただし、屋根裏や床下に入るための点検口がなければ作業できません。
点検口の設置は自分でも可能ですが、建築の専門知識や技術がなければ難しいためプロへの依頼を検討してください。
<その他狭い隙間、空間>スプレータイプ

換気口や換気扇、シャッターの隙間、室外機のダクトなども、雨風がしのげて天敵に見つかりにくいため、コウモリが棲みつきやすいです。
換気口や換気扇は空気の通り道のため、くん煙剤の煙が外へ流れ出てしまいます。
一方、細いノズルがついたスプレータイプであれば隙間に直接ノズルを差し込んで噴射でき、薬剤を充満させることが可能です。
ただし、スプレーに驚いたコウモリが換気扇や雨どいの奥、エアコンの内部へ逃げ込んでしまう可能性もあるため、コウモリが逃げる方向を意識して噴射しましょう。
蚊取り線香、殺虫剤は代用できる?

「くん煙剤やスプレーが効果的であれば、蚊取り線香や殺虫剤で代用できるのでは?」と考える方もいるでしょう。
蚊取り線香の煙を火事だと勘違いした場合は逃げていく可能性はありますが、蚊取り線香に含まれる殺虫成分は、哺乳類のコウモリに効果はありません。
同じように殺虫剤に含まれる成分もあまり効果はなく、薬剤を嫌がって一時的に逃げていく可能性はありますが、確実に追い出すことは難しいです。
また、コウモリに殺虫剤を噴射し続けると窒息してしまい、意図せずコウモリを殺傷してしまう恐れがあるため使用は避けてください。
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【場所別】飛来防止におすすめのコウモリ忌避剤
飛来防止に使う忌避剤も、設置する場所によって適したタイプが異なります。
<屋根裏、床下、室外機>置くタイプ

置くタイプの忌避剤は、集団で棲みつかれやすい屋根裏や床下、侵入経路として利用されやすい室外機付近に設置するのがおすすめです。
紐やフックを用意して吊るす必要はなく、埃っぽい屋根裏や床下では貼るタイプは固定しにくいため、手軽に設置できて交換時の手間も少ない置くタイプが適しています。
室外機のダクト付近に設置する際は、近くの安定した地面に置きましょう。
<ベランダ、軒下、玄関>吊るすタイプ

コウモリは、夜間の採餌中に住宅やビルの外壁や天井にとまって一時的に休憩をします。
この行為はナイトルーストと呼ばれ、雨風をしのげるベランダや玄関などで休むことが多いです。
ベランダの手すりや軒下、玄関のように、忌避剤を吊るしたり引っかけたりできる場所があれば、吊るすタイプが適しています。
フックや紐で吊るすだけで忌避成分が周囲に拡散し、コウモリを寄せ付けにくくします。
<換気口、シャッター、雨戸>貼るタイプ

コウモリが棲みつきやすい換気口付近やシャッター、雨戸の戸袋には、貼るタイプの忌避剤がおすすめです。
貼るタイプはシートやテープが付いており、シャッターや雨戸に直接接着させることで効果を発揮します。
換気口や換気扇の周囲を対策したい場合は、空気の通り道を塞がないように近くの外壁に貼り付けます。
ただし、貼り付けたい場所に汚れや埃、水気があると粘着力が弱まってしまうため、使用する際は事前に拭き掃除をしましょう。
<ベランダ、庭>ジェル型、パウダー型

ナイトルーストで利用されやすいベランダには、ジェルタイプを直接塗りつけたり、専用カップに入れて置いておくといいでしょう。
ジェルタイプは効果持続期間が2年と長い商品もあるため、交換の手間を減らしたい方におすすめです。
パウダータイプは、庭や玄関先の植え込みなどに撒いたり、
侵入経路になりやすい隙間に上澄み液を噴霧したり、ネットに入れて吊るしたりもできるなど、状況に応じて使用できます。
乾燥ヒトデ100%でできている商品は、庭や植え込みに撒いた後、そのまま放置しても自然に還るため、回収の手間がありません。
忌避剤以外で飛来防止に役立つアイテム
忌避剤以外にも、コウモリの飛来防止に役立つアイテムがあります。
忌避剤と組み合わせて使うことで、より高い効果が期待できるものもあるため、状況に応じて取り入れましょう。
ただし、コウモリが苦手なニオイを使うと、近隣住民への迷惑になる可能性があるため、事前に了承を得ましょう。
ハッカスプレー
忌避剤と同様、ハッカ油に含まれるメントール成分がコウモリの粘膜を刺激するため、追い出しと飛来防止に活用できます。
ベランダ、換気口付近などにスプレーするだけですが、効果持続時間は最大で24時間程度で、毎日散布する必要があります。
また、ハッカ油は原液のまま外壁や布に付着すると、シミや変色の原因になるため、必ず希釈して使いましょう。
さらに、ハッカ油に含まれるメントンには、しびれや麻痺などの神経作用や子宮収縮作用といった人体に影響を及ぼす恐れもあるうえ、
ネコや鳥はハッカの成分を分解できず、下痢や発熱、嘔吐などの中毒症状を引き起こします。
子どもや高齢者、妊婦の方、ペットを飼っているご家庭では使用しないでください。
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害獣用超音波発生器
住宅街でよく見かけるアブラコウモリには、超音波を発して主食の昆虫や障害物に当たって返ってくる反響音を聞いて、
周囲の状況を把握するエコーロケーションという能力があります。
害虫用超音波発生器は、人工的に超音波を発してコウモリを混乱させ、そ接近させないようにするアイテムです。
アブラコウモリに効果がある35kHz〜50kHzの周波数を発生させるタイプを選びましょう。
屋外に設置する際は防水仕様、屋根裏や床下など電源の確保ができない場所では電池式や充電式の製品を選び、障害物で死角ができないようにします。
基本的に超音波は人間の耳では感知できませんが、聴覚が優れている12歳までの子どもやペットにはストレスを与えることもあるため、
超音波発生器以外の対策を検討してください。
また、コウモリが超音波の音に慣れてしまうと効果が薄れる場合もあるため、忌避剤と併用するのがおすすめです。
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害獣用LEDライト
夜行性のコウモリは30lx〜40lx以上の強い光を避ける傾向があり、害獣用LEDライトも飛来防止に有効です。
ベランダや玄関、換気口付近など複数箇所に設置したり、センサー式ライトを使って警戒心を与えたりすると高い効果が期待できます。
また、ライトを設置する際は光で近隣の住宅を照らさないよう、角度や設置場所を調整してください。
アパートやマンションの場合、ベランダや玄関の外側は共用部分で、自己判断で加工や修繕を行ってはいけません。
設置したいときは、事前にオーナーや管理会社、管理組合へ確認してください。
なお、LEDライトも超音波発生器と同じように、コウモリが光に慣れてしまうと効果が得られなくなるため、他の対策グッズと併用するといいでしょう。
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防獣ネット
防獣ネットは、空間そのものを物理的に覆うため、複数ある侵入経路を一度に対策したい方におすすめです。
ベランダやテラス、屋上など、ネットで覆っても生活に支障のない場所に設置します。

網目が大きいと体の小さいアブラコウモリは簡単に侵入できてしまうため、網目1cm以下のものを選び、たるんで隙間ができないようにピンと張りましょう。
ただし、防獣ネットの耐用年数は3年〜5年程度で、劣化すると破れやすくなるほか、強風で飛ばされたり、ゴミが引っかかったりする可能性も。
また、防獣ネットにより自宅の景観が損なわれてしまうことへ抵抗を感じる場合は、自宅の外壁と似た色のネットを選ぶと目立ちにくくなります。
アパートやマンションのベランダに設置する際は、LEDライトと同じく自己判断で行わず、事前にオーナーや管理会社、管理組合へ相談して許可を得るようにしてください。
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もう手遅れ?コウモリが棲みついているサイン

ここまで忌避剤について紹介してきましたが、すでにコウモリが棲みついてしまっている場合、忌避剤だけでは対処できません。
次に紹介する棲みついているサインを確認し、当てはまる場合はすみやかに駆除しましょう。
・自宅の周りにフンがある
・外壁に白い汚れ、黒ずみがある
・悪臭を感じる
・「パタパタ」「カサカサ」「キーキー」と聞こえる
自宅の周りにフンがある

自宅周辺に黒っぽいフンが落ちている場合、すでにコウモリが棲みついている恐れがあります。
コウモリのフンは、長さ5mm〜10mmで細長く、昆虫の足や羽などが含まれており乾燥してポロポロと崩れやすいのが特徴です。
ネズミのフンと見た目や大きさは似ていますが、ネズミのフンは乾燥して崩れることはなく、時間が経つと固くなります。
また、コウモリは同じ場所に繰り返し排泄する習性があり、巣の中や侵入経路の周辺にまとまって落ちていることが多いです。
一方ネズミは移動しながら排泄するため、壁際や部屋の隅に点々と落ちています。
フンが同じ場所に落ちている場合は、コウモリが棲みついている可能性があるでしょう。
外壁に白い汚れ、黒ずみがある

コウモリが巣から飛び立つ際に排泄した尿が外壁に付着して乾燥すると白くなり、筋状の汚れになります。
鳥のフンに似ていますが、コウモリのフンには黒っぽい固形物が混じっておらず、液だれのような痕になります。
また、コウモリが巣から出入りする際に汚れた体を外壁にこすりつけることで、黒ずみが生じることも。
黒ずみはネズミが棲みついているときにも見られますが、汚れは床下や住宅の基礎部分などの低い場所が多く、
屋根付近やベランダなどに黒ずみがある場合はコウモリが出入りしている可能性が高いです。
悪臭を感じる

コウモリのフンは、ドブ臭とアンモニア臭が混ざったような強烈なニオイを放ちます。
コウモリは一晩で100匹以上の昆虫を食べるため、排泄量が多く、巣の中に大量の排泄物が蓄積されます。
悪臭は換気しても改善されないうえ、梅雨時期から秋にかけて気温や湿度が高くなるとさらにニオイが強まることも。
「パタパタ」「カサカサ」「キーキー」と聞こえる

コウモリが棲みつくと、「パタパタ」という羽音やコウモリが移動する「カサカサ」という音、「キーキー」という鳴き声が聞こえます。
コウモリは18時〜22時頃にかけて活発に動くため、この時間帯に屋根裏や壁の中などから物音が聞こえる場合、コウモリに棲みつかれているかもしれません。
コウモリの放置NG!深刻な被害

コウモリが棲みついた状態を放置すると、被害は悪化します。
悪臭や健康被害だけでなく、住宅そのものへのダメージや、騒音による精神的な負担まで及ぶことも。
ここでは、コウモリを放置した場合に起こる4つの被害について解説します。
・悪臭被害
・健康被害
・住宅被害
・騒音被害
悪臭被害
コウモリのフンによる被害は、ただ臭いというだけではありません。
強烈な悪臭を嗅ぎ続けると、ストレスだけでなく吐き気や頭痛、食欲不振など、人体へ悪影響を及ぼします。
棲みつかれたまま放置すると、巣の中には大量の排泄物が蓄積されて状況は悪化する一方になるため、早急に対処する必要があります。
健康被害

コウモリのフンには、アレルギーや感染症を引き起こすカビやウイルス、病原菌が含まれています。
前述したとおり、コウモリのフンは乾燥していて崩れやすいため、舞い上がったフンを吸い込んでしまうと咳や鼻炎、喘息などの症状が現れることも。
野生のコウモリは、狂犬病やエボラ出血熱などの致死率の高いウイルスを保有している可能性があります。
日本ではあまり発生していないものの、海外では数多くの発症例が報告されています。
| 感染症 | 潜伏期間 | 症状 | 致死率 |
| ヒストプラスマ症 | 7日〜21日 | 発熱、悪寒、頭痛など | 31.7〜61.5% |
| 重症急性呼吸器症候群(SARS) | 2日〜10日 | 発熱、悪寒戦慄、筋肉痛など | 9.6% |
| リッサウイルス感染症 | 20日~90日 | 発熱、食欲不振、倦怠感など | – |
| エボラ出血熱 | 2日~21日 | 発熱、強い脱力感、筋肉痛など | 90% |
| 狂犬病 | 30日〜60日 | 発熱、頭痛、倦怠感など | ほぼ100% |
そのほか、コウモリの体やフンには、ダニやノミ、トコジラミなどの寄生虫が潜んでいることもあり、不用意に素手で触れると強いかゆみや発疹を引き起こします。
住宅被害

コウモリの尿によって外壁に白い汚れが付着したり、屋根裏や壁の中に溜まった糞尿が建材に染み込んでシミになって建材を劣化させたりします。
汚れは外壁用洗剤やアルカリ洗剤を水で薄めて拭き掃除をすると落ちる場合もありますが、
材質によっては完全に落とし切るのは難しいうえ、色落ちや変色の原因になることも。
また、糞尿で湿った建材はシロアリを引き寄せる原因になります。
シロアリが発生すると住宅の耐久性が下がり、修繕には高額な費用がかかります。
騒音被害
コウモリは最低でも10匹、最大200匹もの集団で棲みつくため、室内に騒音が響き渡ります。
コウモリがもっとも活発に動くのは20時〜22時頃で、人間が寝支度をする時間帯と重なります。
寝付けなかったり睡眠が浅くなったりして、睡眠不足からノイローゼや自律神経の乱れなど体調不良につながることも。
【まだ棲みついていないなら】飛来防止対策をしよう!
今のところ棲みついているサインが見当たらなくても、自宅の周りで頻繁にコウモリを見かけるのであれば、油断はできません。
将来的に棲みつかれる可能性があるため、飛来防止対策を行い、被害を未然に防ぎましょう。
場所別のおすすめ忌避剤はこちら、忌避剤以外のアイテムはこちらでそれぞれ詳しく紹介しているため、参考にしてください。
【棲みついている気配があるなら】正しいコウモリ駆除手順
すでに棲みついているサインが見られる場合は、忌避剤で追い出すだけでは不十分です。
巣と侵入経路の特定から再来対策までを行うことがコウモリ駆除です。
ここでは、自分で行う場合の駆除手順を解説します。
駆除手順①巣と侵入経路の特定

まず巣の場所と侵入経路を特定します。
コウモリを数匹見かけた場所が本物の巣とは限らず、別の場所に大量のコウモリが潜んでいる可能性があります。
また、コウモリは帰巣本能が強く、追い出し後に侵入経路を封鎖しなければ再び戻ってきて棲みつくため、あらかじめどこから出入りしているのかを把握しましょう。
フンが落ちていたり尿の痕、黒ずみがあったりする場所周辺を日没後20分〜30分頃に観察し、コウモリが出入りしていないかチェックします。
駆除手順②駆除道具をそろえる

巣と侵入経路が特定できたら、作業に必要な道具をそろえます。
棲みつかれている場所に応じて、忌避剤や封鎖道具を準備しましょう。
フンを吸い込んだり触ったりしないよう、作業時には必ず防塵マスクや手袋、保護ゴーグルなどを着用してください。
駆除手順③コウモリを追い出す
駆除道具を準備したら、忌避剤を使ってコウモリを巣から追い出します。
駆除作業では、狭い隙間にはノズルが付いたスプレータイプ、屋根裏や床下のような広い空間にはくん煙タイプというように、場所に応じて使い分けてください。
スプレータイプを使用する際、高所に巣がある場合は最大6m離れた距離からでも噴射可能な商品や、
換気扇や室外機のダクトなど狭い場所では逆さ噴射できる商品を選ぶといいでしょう。
くん煙タイプは、窓や換気口を閉じて煙が空間に充満するようにしてから使用します。
場所別のおすすめの忌避剤については、こちらを参考にしてください。
駆除手順④巣の清掃と消毒

コウモリを追い出した後は、巣に溜まったフンの清掃と消毒を行います。
粉塵化したフンが舞い上がらないよう、霧吹きで湿らせてから行うといいでしょう。
長期間棲みつかれていて、フンの量が想像以上に多いときはハンディクリーナーを使うと素早く片付けられます。
清掃後は消毒を行いますが、スプレーで消毒液を噴射すると残った菌やカビが飛散する恐れがあるため、雑巾にしみ込ませて拭いてください。
また、糞尿に誘引されたゴキブリやダニが潜んでいる場合もあり、手元に殺虫剤を用意しておくと安心です。
駆除手順⑤侵入経路を塞ぐ

清掃と消毒が終わったら、再び侵入されないよう出入り口を封鎖します。
1cm〜2cm程度の外壁のひび割れや配管周りの狭い隙間は、コーキング剤や害獣パテを使用して完全に封鎖します。
換気口や換気扇など空気を通す必要がある箇所には、網目1cm以下の金網やパンチングメタルを取り付けましょう。
駆除手順⑥再来対策を行う
侵入経路を塞いだ後は、再びコウモリが寄りつかないよう、飛来防止用の忌避剤を設置して対策を行います。
安定して置けるスペースがある場所では置くタイプ、ナイトルーストされやすい場所には、
吊るすタイプや貼るタイプ、ジェルタイプ、庭や玄関先の植え込みにはパウダータイプなど、以下を参考に設置してみてください。
| 種類 | 設置場所 |
| 置くタイプ | 屋根裏、床下、室外機のダクト周辺 |
| 吊るすタイプ | 軒下、ベランダ、玄関先、換気口・換気扇周辺 |
| 貼るタイプ | シャッター、雨戸、軒下、玄関先、換気口・換気扇周辺 |
| ジェルタイプ | 軒下、ベランダ |
| パウダータイプ | 庭、玄関先 |
それぞれのタイプの特徴については、こちらを確認してください。
自分で駆除が難しい場合はプロへ依頼!
ここまで解説した手順に沿って作業すれば、自力での駆除も可能です。
しかし、巣や侵入経路が屋根の近くにあり、2m以上の高所作業になるケースは有資格者しか作業できず、屋根裏や床下に点検口がない場合は設置工事が必要です。
長期間棲みつかれている場合、大規模な集団になっていたり巣の中に大量の糞尿が蓄積されていたりすることもあり、個人では手に負えない場合も。
感染症やアレルギー被害がこわいという方も、無理せずプロへ依頼しましょう。
まとめ
本記事では、コウモリ用の忌避剤について解説しました。
コウモリ用忌避剤は、追い出し用と飛来防止用があります。
すでに棲みつかれている場合は、スプレータイプやくん煙タイプの忌避剤を使って追い出し、
その後の飛来防止対策で場所に応じて置くタイプや吊るすタイプ、貼るタイプ、ジェルタイプ、パウダータイプを使い分けます。
棲みつかれている場所がわからないときや自力での駆除が難しい、徹底した再来防止対策をして欲しいという場合は、プロへ相談するのがおすすめです。
害虫害獣コンシェルジュでは、豊富な知識と経験を持ったプロがご自宅の状況に応じて巣と侵入経路の特定から清掃、侵入経路の封鎖、再来防止対策まで一貫して対応します。
コウモリ被害に悩んでいる方は、ぜひ一度お問い合わせください。
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