外壁のコウモリ対策!寄ってこない方法6選

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- 忌避液散布:19,800 円/30㎡まで
- 侵入口閉鎖作業:500 円/箇所~
- 清掃作業:2,200 円/㎡
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自宅の外壁にコウモリが寄ってきて、困っている方もいるのではないでしょうか。
コウモリは見た目に不快感があるだけでなく、外壁や軒下、ベランダまわりに糞尿を撒き散らす厄介な存在です。
一刻も早くコウモリ被害から解放されたい方のために、外壁にコウモリが寄り付かない対策方法を紹介します。
あわせて、外壁周辺の糞尿の掃除方法やすでに自宅に棲みついているかどうか確認するポイント、コウモリの駆除方法まで解説します。
ぜひ最後までご覧ください。
・外壁に寄ってくるコウモリへの対策
・外壁付近の糞尿の掃除方法
・自宅にコウモリが棲みつく危険性
【注意】毎日外壁にコウモリがいるなら棲みついているかも
毎日のようにコウモリが外壁にとまっているのを見かける場合は、自宅に棲みついている可能性が高いです。
コウモリは住宅に棲みつく

| 学名 | Pipistrellus abramus |
| 英名 | Japanese pipistrelle |
| 和名 | 油蝙蝠 |
| 分類 | 翼手目ヒナコウモリ科 |
| 体長 | 3.7~6cm |
| 体重 | 5~11g |
| 生息地 | 日本、朝鮮半島、中国、台湾、ミャンマー、ベトナム、ラオス、インド |
| ねぐら | 民家、高架橋、地下水路 |
| 食性 | 昆虫 |
識別図鑑 日本のコウモリ|株式会社文一総合出版
日本の住宅街でよく見られるコウモリは、アブラコウモリと呼ばれる種類です。
住宅を棲み処にするためイエコウモリとも呼ばれていますが、高架橋や地下水路などをねぐらとして使うことも。
主食は蚊やユスリカなどの小さな昆虫で、雑木林や河川だけでなく街灯や住宅の明かりに集まる虫を捕食するために外壁や軒下の近くまで飛来することがあります。
そのため、コウモリを見かけるからといって必ずしも棲みつかれているとは限りませんが、自宅や近隣に棲み処がある可能性が高いです。
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コウモリの侵入経路、棲み処

アブラコウモリは、1cm〜2cmほどの隙間があれば建物の中に入り込むことが可能です。
住宅への主な侵入経路として以下が挙げられます。
・屋根の隙間
・軒下の隙間
・雨どい
・換気口
・換気扇
・シャッターや雨戸の隙間
・玄関の隙間
・水切り
アブラコウモリは休憩するために建物に侵入することがあるほか、気に入った場所を見つけるとそのまま棲みつくことがあります。

・屋根裏
・雨どいの中
・室外機のダクト内
・換気口の中
・雨戸の戸袋
・シャッターの隙間
・床下
屋根裏や床下といった暗くて天敵に見つかりにくい場所に棲みつきます。

コウモリの巣とは、鳥のように枝や草を集めてつくられるものではなく、集団で生活し糞尿が蓄積している場所を指します。
棲みついている場合は駆除が必要

ただ外壁にとまっているのではなく、コウモリが棲みついている場合は、駆除を行う必要があります。
こちらでも解説しているとおり、コウモリによって悪臭や騒音、健康被害を受ける危険性があるため、以下の手順で駆除を行いましょう。
①巣と侵入経路の特定
②駆除道具の準備
③追い出し
④巣の清掃と消毒
⑤侵入経路の封鎖
⑥再来防止
コウモリを追い出すだけだと、同じ場所に戻ってきたり別の隙間から入り込んだりすることがあるため、必ず侵入経路の封鎖、再来防止まで行いましょう。
コウモリ駆除の手順はこちらをご確認ください。
壁の中がコウモリの巣になっている可能性も

毎日のように外壁周辺でコウモリを見かける場合、壁の中がすでに巣になっている可能性もあります。

住宅の外壁は防水シートとの間に隙間があります。
直貼り工法では1cm〜1.6cmほど、通気工法では2.5cm〜3cmほどの隙間ができるため、コウモリが侵入したり棲みついたりすることが可能です。
自宅の工法を判断する目安として、2000年ごろまでは直貼り工法、2001年以降は通気工法の住宅が多いとされており、築年数からどれくらい隙間があるか推測できます。
ただ、壁の中に棲みついたコウモリの駆除は、状況によっては壁の一部を開口して追い出しや清掃を行う必要があり、一般の方が対応するのは難しい作業です。
コウモリが壁の中にいるときは、駆除専門のプロへ相談しましょう。
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そもそもなぜコウモリは外壁に飛来する?
ここからは、コウモリが外壁に飛来する主な理由を4つ解説します。
ナイトルースト

コウモリは、ナイトルーストを行うために外壁にとまることがあります。
ナイトルーストとは、コウモリが食べた昆虫を消化したり排泄したりする行為のことで、同じ壁を繰り返し利用されると、糞尿によって汚れるケースも。
ナイトルーストは休憩を目的としているため、外壁にとまっているのを毎日のように見かけるなら、すでに棲みついている可能性があります。
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雨風をしのいでいる

コウモリは雨や強い風を避けるために外壁へ飛来します。
軒下や外壁のくぼみなどは雨風の影響を受けにくい場所で、小さなアブラコウモリにとっては風雨をしのぎやすい環境です。
天敵から身を隠している

コウモリは、天敵から身を守るために外壁にとまることがあります。
・ネコ
・ヘビ
・イタチ
・カラス
・タカ
・フクロウ
開けた場所にいると天敵に見つかりやすいため、軒下や外壁の凹凸部分などに隠れています。
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ねぐらを探している

コウモリは、採餌後にねぐらを探しています。
暗くて天敵に見つかりにくい場所を好み、住宅には屋根裏や雨戸の戸袋など、適した場所が多く存在します。
住宅街に現れるアブラコウモリは体長5cm程度と小柄なため、わずか1cm~2cm程度の隙間から内部への侵入が可能です。
外壁に寄ってきて、軒下との隙間、近くの換気口などから入り込んで棲みつきます。
自宅周辺でコウモリを何度も見かける場合は、こちらを参考に侵入されそうな隙間がないか確認しましょう。
外壁に寄ってくるコウモリ対策6選

外壁にコウモリを寄せ付けないようにするには、嫌がるニオイや強い光の使用が有効です。
ただし、ハッカスプレーや木酢液といったニオイによる対策は、近隣の方に迷惑をかける可能性があるため、使用前に事情を説明して了承を得ておきましょう。
忌避剤の設置

外壁周辺に忌避剤を設置することで、コウモリを寄せ付けにくい環境をつくれます。
忌避剤の種類によって使いやすい場所や効果の持続期間が異なるため、自宅の外壁周辺に合ったものを選びましょう。
| 種類 | 商品 | 成分 | 効果持続期間 |
| 置き型 | ![]() |
ハッカ | 約2ヶ月 |
| 吊るし型 | ![]() |
ハッカ | 約1ヶ月 |
| ジェル型 | ![]() |
天然植物4種、添加物3%、基油85% | 約1年間 |
玄関まわりやベランダの隅、室外機の近くなど、広い場所に設置しやすいのが置き型です。
忌避剤を本体から取り出して狭いスペースにも設置できる商品もありますが、直射日光や高温などの影響で効果持続期間が短くなる場合があります。
吊るし型は、ベランダの手すりや軒先などに取り付けやすいタイプです。
外壁に飛来するコウモリ対策に使いやすいですが、風で落下しないよう結束バンドや針金などでしっかり固定しましょう。
ジェル型は、コウモリがとまりやすい外壁や手すりに直接塗るか、専用カップに入れて設置するタイプです。
1年ほど効果が続きますが、外壁の素材によっては変色や汚れの原因になる可能性があります。
ジェルがコウモリの体に付着して衰弱死する恐れもあるため、定期的に確認しましょう。
ハッカスプレーの散布

ハッカスプレーの散布も、コウモリの飛来対策の1つです。
コウモリがよくとまる外壁付近の軒下や換気口、雨戸の戸袋など、巣や侵入経路になりやすい部分に吹きかけておくと効果的です。
ただし、24時間ほどで効果がなくなるほか、雨風の影響でニオイが薄れやすいため、ハッカスプレーは1日1回を目安にし、雨が降ったあとは念入りに散布しましょう。
ハッカスプレーを使用する際は以下の点に注意してください。
・外壁が変色する可能性があるため、希釈してから使用する
・目や口に入らないようにする
・小さな子どもやペットの手が届かない場所に保管する
・近隣へニオイが広がらないよう、風向きや散布場所に配慮する
原液のハッカ油を外壁にかけてしまうと、外壁の変色やシミにつながることがあるので、水や無水エタノールなどで希釈してから使用しましょう。
また、ハッカの原液や濃度の高い液体が皮膚に付着すると肌荒れの原因になったり、目に入ると痛みや炎症を引き起こしたりすることがあります。
小さな子どもや免疫力の弱い方は、ハッカが原因で体のしびれや麻痺を発症することがあり、ネコや鳥などのペットは下痢や呼吸器官の障害につながる危険性も。
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木酢液の散布

木酢液もコウモリ対策に使えるものの1つで、木炭を作る際に発生する煙を冷やして液体にしたもので、燻製のようなニオイを発するのが特徴です。
火や煙のような刺激臭が山火事を連想させるため、コウモリをはじめ多くの哺乳類が嫌がることで知られ、害獣対策でよく用いられています。
100倍に希釈した木酢液を外壁周辺に散布したり、V字の切り込みを入れたペットボトルに3分の1ほど原液を入れてベランダや軒下に吊るしたりして使用します。
スプレーで散布する場合、雨風でニオイが薄れるため、雨が降ったり強い風が吹いたあとは入念に噴きかけましょう。
・外壁が変色する可能性があるため、散布する場合は希釈する
・近隣へニオイが広がらないよう、風向きや散布場所に配慮する
原液をスプレーでそのまま外壁にかけると、シミや変色の原因になることがあるため、100倍に希釈してから使用してください。
原液が肌に触れると炎症を起こす危険性もあるので、希釈する際はゴム手袋やゴーグル、マスクを着用しましょう。
また、木酢液はニオイが強いため住宅密集地での使用は控えてください。
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害獣用超音波発生器の設置

害獣用超音波発生器を外壁周辺に設置すると、コウモリが寄りつきにくくなります。
コウモリは自ら出した超音波の跳ね返りで障害物やエサの位置を把握しているため、人工的な超音波が加わると周囲の状況を把握しづらくなり、寄り付きにくくなります。
ただし、超音波発生器を使用する際は以下の点に注意してください。
・コウモリが音に慣れると効果が弱くなる
・小さな子どもやペットが不快に感じる可能性がある
・設置場所によっては超音波が近隣の住宅に届いてしまう
超音波は人間には聞こえにくいものの、小さな子どもやペットは高い周波数の音が聞こえやすいため、ストレスにつながることがあります。
また、超音波発生器にコウモリが慣れて忌避効果が弱まるケースもあるので、アブラコウモリが苦手な35kHz〜50kHzの範囲で周波数を切り替えたり、設置場所を変えたりしましょう。
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害獣用LEDライトの設置

コウモリの飛来対策として、害獣用LEDライトも効果的です。
コウモリがよくとまっている外壁周辺に光が当たるように設置しましょう。
人感センサーや点滅機能がついた製品であれば、夜間にコウモリが近づいたときだけ光を発することも可能です。
ただし、害獣用LEDライトを使用する際は、以下に注意しましょう。
・コウモリが光に慣れると効果が弱まる
・隣家の窓や道路に強い光が当たると、近隣トラブルにつながる
害獣用LEDライトの設置は向きや明るさに注意が必要で、光が隣家の窓や道路に向いていると、まぶしさによるトラブルに発展する可能性があります。
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ベランダ、庭の整理整頓

コウモリは蚊やユスリカなどを食べるため、エサとなる昆虫が集まる場所には飛来しやすくなります。
ベランダや庭が以下のような状態になっている場合は、整理整頓をして環境の改善を図りましょう。
・植木鉢やバケツに雨水が溜まっている
・空き缶や空き瓶を屋外に放置している
・池や水場を長期間掃除していない
・ベランダの排水溝に枯葉やホコリが溜まっている
植木鉢やバケツなどに水が溜まっていると、蚊やボウフラが発生しやすくなるため、不要なものは処分します。
また、ベランダの排水溝に枯葉や洗濯物の糸くずなどが溜まると、水はけが悪くなって虫が集まりやすい環境になるため、定期的に掃除しましょう。
①ゴム手袋を着用する
②枯葉やゴミを取り除く
③排水口の詰まりを確認する
④詰まりがあるときは、ラバーカップやワイヤーブラシで除去する
外壁の下に落ちているフンの清掃・消毒方法
ここでは、外壁の下にコウモリのフンが落ちているときの安全な処理方法を紹介します。
手順①道具をそろえる
まずは掃除に必要な道具をそろえましょう。
| 道具名 | 商品 | 用途 |
| ゴム手袋 | フンに直接触れるのを防ぐ | |
| マスク | 粉塵の吸い込みを防ぐ | |
| ゴーグル | 粉塵や消毒液が目に入るのを防ぐ | |
| 消毒液 | フンの除去や消毒に活用する | |
| ホウキ・ちりとり | フンを回収する | |
| ビニール袋 | 使った道具やフンを密封して捨てる | |
| 不要なタオルやシーツ | フンが落ちていた場所を掃除する | |
| 殺虫剤 | フンに集まる害虫対策に使う |
コウモリのフンは粉塵化しやすく、病原菌が含まれている可能性があるため、直接触れたり吸い込んだりしないよう、必ずゴム手袋やマスクなどを着用してください。
使用後に処分しやすいよう、道具は使い捨てのものを選ぶのがおすすめです。
手順②霧吹きで濡らす

コウモリのフンは崩れやすいため、少し触れただけでも粉塵が舞い上がります。
そのままホウキで掃くと、カビや菌を含んだ粉塵を吸い込む恐れがあるため、先に霧吹きで湿らせてフンの飛散を防ぎましょう。
なお、フンの近くで霧吹きを使うと噴射の勢いで粉塵が舞う可能性があるので、少し離れた位置からゆっくり吹きかけてください。
手順③ホウキで集める

続いて、ホウキとちりとりを使って集めます。
強くこすったり勢いよく掃いたりすると、フンが崩れて広がることがあるため、周りに散らばらないよう外側から内側へ寄せるように集めましょう。
ハンディクリーナーを使うと効率よく集められますが、フンの回収に使った道具にはカビや菌、感染症のウイルスが付着している可能性があるため、作業後に処分したほうが安全です。
ハンディクリーナーを処分するのはもったいないという方は、本体やゴミ受け、フィルターなどの洗浄と消毒を念入りに行ってください。
手順④密封して捨てる

フンを入れた袋は口をしっかり縛ったうえで、別のビニール袋へ入れて二重にすると安心です。
少量のフンや使い捨ての道具は、可燃ゴミとして扱われるケースが多いですが、処分方法は自治体によって異なるため事前に確認しておきましょう。
なお、フンを屋外に放置したままにすると悪臭や害虫発生の原因になるため、掃除後はできるだけ早く処分しましょう。
手順⑤外壁周辺を消毒する

フンを取り除いたあとは、周辺の消毒を行います。
50倍に希釈した次亜塩素酸ナトリウムを不要なタオルやシーツに染み込ませ、フンが落ちていた場所を覆いましょう。
外壁周辺の半径2mほどを10分〜30分程度覆っておくと消毒できます。
ただし、建物や周辺の素材によっては次亜塩素酸ナトリウムで変色や腐食することがある点には注意が必要です。
またマンションの共用廊下やベランダは共用部にあたり、無断で大掛かりな消毒を行うのは避け、事前に管理会社や管理組合へ確認しましょう。
消毒液を使用できない場所では熱湯による加熱消毒も1つの手で、ペットシーツの吸水面に沸騰直後のお湯をかけ、熱が逃げないようレジャーシートやバスタオルで覆って保温する方法もあります。
加熱消毒は80℃以上10分が目安ですが、熱湯を扱うことになるため火傷には十分に注意してください。
手順⑥道具・衣服を処分し手を洗う

掃除が終わったら、使用した手袋やマスク、タオルなどを処分します。
処分する際は汚れた面に直接触れないよう注意し、手袋は外側を内側に折り込むように外してからゴミ袋に入れて密封しましょう。
作業後は石鹸を使って指の間や爪の周辺、手首まで15分以上念入りに洗いましょう。
掃除後に発熱や咳、皮膚のかゆみなどの症状が出たときは、医療機関を受診してください。
外壁にくっついている糞尿の清掃・消毒方法
外壁に付着したコウモリの糞尿を放置していると、シミや変色につながるほか、悪臭に悩まされる可能性があります。
ここからは外壁についたコウモリの糞尿を清掃し消毒する方法を紹介します。
手順①道具をそろえる
フンの掃除と同様に、外壁の清掃や消毒を行うときはマスクやゴム手袋などを着用します。
そのほか、以下の道具をそろえておきましょう。
| 道具名 | 商品 | 用途 |
| ゴム手袋 | フンや洗剤に直接触れるのを防ぐ | |
| マスク | 悪臭や粉塵の吸引を防ぐ | |
| ゴーグル | 洗剤や汚水の跳ね返りから目を守る | |
| 養生テープ | 水や洗剤が入ってはいけない部分を保護する | |
| ビニールシート | コンセントや設備まわりを覆う | |
| 雑巾や柔らかい布 | 外壁を水拭きする | |
| スポンジ | 洗剤を含ませて汚れを落とす | |
| 中性洗剤 | 軽い汚れを落とす | |
| 外壁用洗剤 | 落ちにくい汚れを洗浄する | |
| バケツ | 水や洗剤液を用意する |
手順②作業場所を養生する

清掃を始める前に、まずは水や洗剤が入ってはいけない部分を養生します。
屋外のコンセントや配線部分、コーキング剤で塞いでいる箇所などは、水が入り込むと故障や劣化につながる恐れがあるため、必ず養生テープやビニールシートなどで覆いましょう。
また、外壁の下に植木や車、自転車などがある場合は事前に移動させ、動かせないものはシートで覆って保護しておくと安心です。
手順③水洗いをする

まず水を含ませた雑巾でフンが付いている場所を拭きます。
強くこすると汚れが広がったり外壁を傷つけたりするため、押さえるようにして汚れを浮かせるのがコツです。
高圧洗浄機は便利ですが、水圧が強すぎると塗装の剥がれや隙間からの浸水につながる恐れがあるため、雑巾で水拭きしましょう。
手順④スポンジに洗剤を含ませて洗う

水洗いで汚れが落ちない場合は、柔らかいスポンジに洗剤を含ませて洗います。
軽い汚れであれば薄めた中性洗剤で落とせますが、黒ずみやこびりついた汚れがあるときは外壁用やコンクリート用の洗剤を使用します。
ゴシゴシこすると塗装が傷ついて住宅の劣化につながることがあるため、力を入れすぎないようにしましょう。
また、洗剤が外壁についたままだと変色や劣化の原因になるため、洗浄後は水で流し乾いた布で水気を拭き取ってください。
手順⑤道具・衣服を処分し手を洗う

清掃が終わったら、使用した道具や衣服を処分しましょう。
コウモリのフンや尿を拭き取った雑巾、使い捨てのマスク、衣服などはビニール袋に入れて口をしっかり縛り、二重にしておくと衛生的です。
バケツやちりとりなどを再利用したい場合は、汚れが付着しているため必ず洗浄と消毒を行いましょう。
一通りの作業が済んだら、石鹸を使って15分以上手を洗ってください。
ゴム手袋をつけて作業していたとはいえ、隙間から汚水が入ったり処分時に汚れに触れていたりすることがあるため、爪の隙間や手首などを丁寧に洗いましょう。
頑固な汚れ・高所作業はプロに依頼
外壁にこびりついた糞尿汚れが落ちなかったり、汚れが高い所にあったりするときは、無理に自分で掃除する必要はありません。
汚れを落とそうとして強くこすりすぎると、塗装が剥がれる恐れがあるほか、脚立やハシゴをつかった作業は転落事故につながる危険があります。
2m以上の高さに汚れがある場合や、広範囲に糞尿が付着しているときなどは、洗浄にも対応しているプロの駆除専門業者への依頼を検討してください。
プロに依頼すれば、巣の特定から侵入経路の封鎖、外壁の洗浄までまとめて対応してもらえます。
【危険】コウモリが棲みついているサイン
外壁にコウモリがとまっていたり、自宅の周囲を飛び回っていたりするのを何度も見かける場合は、すでに棲みついている可能性があります。
ここでは、コウモリが棲みついている場合に見られる4つのサインを紹介します。
毎日フンが落ちている・尿が付着している

外壁に毎日のようにフンが落ちている場合は、コウモリが棲みついている可能性があります。
コウモリのフンかどうかを判別する際は、以下の特徴に照らし合わせてみてください。
・大きさ:5mm〜10mmほど
・形:細長い粒状
・色:黒〜黒褐色
・質感:もろく崩れやすい
コウモリは同じ場所に繰り返しフンをする習性があるため、特定の場所に集中して落ちているときは、近くに巣や侵入経路があるかもしれません。
また、外壁に白い液だれのような痕が付着している場合、コウモリの尿である可能性があります。
糞尿の痕跡が見られるのであれば、すでに棲みつかれていることを疑いましょう。
外壁に黒ずみがある

屋根や軒下の近く、換気口まわりなどの外壁に黒ずみがある場合、コウモリが棲みついているかもしれません。
コウモリが住宅内に侵入するとき、体の皮脂や汚れが外壁にこすれて黒っぽい痕として残ることがあります。
ネズミが侵入する際も同様の汚れが付着しますが、ネズミは低い場所に黒ずみが残りやすい一方で、コウモリは高所に汚れがつきやすいです。

悪臭を感じる

ドブ臭とアンモニア臭が混ざったような悪臭を感じる場合は、建物に棲みついたコウモリの糞尿による影響が考えられます。
特定の場所で強烈なニオイがしたり、換気をしてもニオイが消えなかったりといった状況が続くときは、外壁の隙間や屋根裏などに糞尿が蓄積しているかもしれません。
長期間にわたって悪臭が続くようであれば、外壁に糞尿の痕跡や黒ずみがないか探してみましょう。
「パタパタ」「カサカサ」「キーキー」と聞こえる

天井や壁の中、屋根裏などから、「パタパタ」と羽ばたく音や「カサカサ」と壁の中や屋根裏を移動する音、「キーキー」という鳴き声が聞こえる場合は、コウモリが棲みついているかもしれません。
特に音が響きやすいのは、活動をはじめる18時ごろから22時ごろまでです。
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コウモリが及ぼす被害
コウモリによる被害はさまざまで、なかには命に関わるものもあるため放置してはいけません。
ここでは、コウモリが及ぼす被害について見ていきましょう。
悪臭被害
前述のとおり、コウモリの糞尿が溜まると、ドブ臭やアンモニア臭が混ざったような強烈なニオイが発生します。
悪臭が続くと、以下のような健康被害に見舞われる恐れもあります。
・頭痛
・食欲不振
・睡眠の質の低下
健康被害

コウモリの糞尿、体に付着した寄生虫などによって、健康被害を受ける可能性があります。
コウモリのフンは少しの風で粉塵となって舞い上がることがあり、人が吸い込むと咳やのどの痛み、アレルギー症状などを引き起こす恐れがあります。
屋根裏や壁の中など人目につかない場所に棲みつきますが、エアコンや通気口などのダクトを通って、粉塵に含まれるカビ、菌が生活空間に広がります。
また、コウモリの体にはダニやノミなどの寄生虫が付着していることがあり、激しいかゆみや発疹に襲われることもあります。
このほか、コウモリは以下に挙げる感染症の媒介主として知られています。
| 感染症 | 主な症状 |
| 重症急性呼吸器症候群(SARS) | 発熱、悪寒戦慄、筋肉痛など |
| 狂犬病 | 発熱、頭痛、倦怠感など |
| ヒストプラスマ症 | 発熱、悪寒、咳嗽など |
| リッサウイルス感染症 | 発熱、食欲不振、倦怠感など |
| ニパウイルス感染症 | 発熱、頭痛、めまいなど |
| エボラ出血熱 | 発熱、強い脱力感、筋肉痛など |
| レプトスピラ症 | 発熱、悪寒、頭痛など |
健康被害にあわないために、コウモリやフンを見つけても絶対に素手で触らないでください。
住宅被害

自宅に棲みついたコウモリを放置していると、住宅の劣化につながることがあります。
屋根裏や壁の中などに糞尿が溜まると、天井や壁にシミができるほか、糞尿の湿気や酸性成分によって、サッシや建材が劣化する恐れがあります。
住宅の金属部分や木材の腐敗が進むと、住宅の耐久性が低下する可能性があるため、コウモリに棲みつかれたときは早急に駆除しましょう。
騒音被害
コウモリは18時ごろから22時ごろにかけて活動し、「パタパタ」と羽ばたく音や「カサカサ」と移動する音、「キーキー」という鳴き声が毎晩のように室内に響くことがあります。
こうした音により、ストレスが溜まるだけではなく、睡眠不足による体調不良に陥る可能性も。
【自分でできる】コウモリの駆除方法
コウモリが棲みついている場合は、できるだけ早めに駆除することが大切ですが、安易に行ってしまうと法律で罰せられたり、追い出したあとに再び棲みつかれることもあります。
そこで、ここでは実際の駆除手順に沿って押さえておきたいポイントを解説します。
【注意】コウモリの殺傷・捕獲はNG

コウモリは鳥獣保護管理法の対象であり、無許可での捕獲や殺傷が禁止されているため、駆除する際に網で捕まえたり棒で叩いたりしてはいけません。
違反した場合、1年以下の拘禁刑または100万円以下の罰金が科されます。
コウモリ駆除は、殺したり捕まえたりすることではなく、忌避スプレーやくん煙剤などで追い出して再侵入を防ぐ一連の作業を指します。
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駆除手順①巣・侵入経路の特定

コウモリ駆除に着手する前に、巣の場所と侵入経路を確認しましょう。
コウモリは集団で生活する習性があるので、漏れなく追い出すために巣を特定しておく必要があります。
また、コウモリは帰巣本能が強く、追い出した後に再び侵入されないよう封鎖するため、どこから入り込んだのかを正しく把握しなければなりません。
駆除手順②駆除道具をそろえる

巣と侵入経路が特定できたら、駆除に必要な道具をそろえます。
コウモリ駆除では、追い出しをはじめ巣の清掃や消毒、侵入経路の封鎖、再来対策まで行う必要があり、コウモリやフンに触れないための道具も欠かせません。
駆除に使用する道具は以下のとおりです。
| 道具名 | 商品 | 用途 |
| 防塵マスク | フンやホコリ、カビの吸引を防ぐ | |
| ゴム手袋 | フンや菌への接触を防ぐ | |
| 忌避スプレー | コウモリを追い出す | |
| 懐中電灯 | 屋根裏や暗所の確認 | |
| ハンディクリーナー | フンの清掃 | |
| 消毒液 | 清掃後の消毒 | |
| 殺虫剤 | ダニやノミなどの害虫対策 | |
| コーキング剤 | 小さな隙間を埋めて侵入を防ぐ | |
| コーキングガン | コーキング剤を押し出す工具 | |
| 害獣パテ | 配管周りなどの隙間を埋める | |
| パッキングテープ | 応急的に隙間を塞ぐ | |
| 金網 | コウモリの侵入経路を封鎖する | |
| 金切りばさみ | 金網をカットする |
小さな隙間の封鎖であれば害獣パテやコーキング剤、換気口や通気口であれば金網が必要になるなど、巣の場所や侵入経路などによって必要な道具は異なります。
駆除手順③コウモリを追い出す

必要な道具を用意できたら、忌避スプレーでコウモリを外へ追い出します。
住宅の外側から内側に向かってスプレーを噴射すると、コウモリが奥へ逃げ込む恐れがあるため、侵入経路に沿って外へ逃げていく方向を意識して噴射しましょう。
なお、忌避スプレーを使用する際の注意点は以下のとおりです。
・刺激臭を吸い込まないよう、マスクやゴーグルを着用する
・風向きを確認し、スプレーが自分の方向へ流れない位置で噴射する
・1回あたり2秒〜3秒ほどで噴射を止める
・屋内では適度に換気を行いながら作業する
忌避スプレーは刺激の強い成分が含まれているため、自身が吸い込まないようマスクやゴーグルを着用してください。
また、追い出すために忌避スプレーを使用するので、コウモリが弱って死なないよう1回あたり2秒〜3秒で噴射を止めましょう。
駆除手順④巣の清掃、消毒

コウモリを追い出したあとは、ホウキとちりとりなどを使ってフンの清掃をし、巣を消毒します。
カビや菌、ウイルスに直接触れたり吸い込んだりしないよう、マスクとゴム手袋、ゴーグルを着用し、ゴキブリやダニなどの害虫対策として殺虫剤も用意しておくと安心です。
ハンディクリーナーを使えば効率よくフンを集められますが、排気で粉塵が舞うことがあるため、事前に消毒液や水で軽く湿らせておきましょう。
フンを取り除いたあとの消毒は、スプレーの直接噴射で粉塵が舞い上がらないよう消毒液を布に含ませて拭く方法がおすすめです。
消毒後は使用した布や手袋などをビニール袋に入れて密封し、自治体のルールに従って処分しましょう。
駆除手順⑤侵入経路の封鎖

コウモリは帰巣本能が強い動物なので、追い出したあとに戻ってこないよう侵入経路を封鎖しましょう。
ただ、コウモリが中に残ったまま塞いでしまうと、住宅内で死んで腐敗臭や害虫の発生につながる恐れがあるため、完全に追い出したことを確認してから行ってください。
侵入経路の封鎖にはコーキング剤や金網などが必要ですが、以下のように場所によって使い分けましょう。
・外壁のひび
・屋根や軒下の隙間
・室外機のダクト、配管周りの隙間
・通気口
・雨戸の戸袋
・シャッターの隙間
屋根や軒下、外壁のひびといった小さな隙間を塞ぐときは、コーキング剤や害獣パテが適しています。
換気口や通気口のように空気の通り道を残す必要がある場所は、サイズを調整した金網を取り付け、結束バンドやコーキング剤で固定しましょう。
駆除手順⑥再来対策
侵入経路を塞いだあとも、再びコウモリが外壁にとまったり周辺を飛び回ったりしないよう、再来対策を行いましょう。
こちらで紹介したように、外壁や軒下、換気口まわりには忌避剤やLEDライト、超音波発生器などを設置すると、コウモリが近づきにくい環境をつくれます。
また、コウモリのエサとなる虫の発生を抑えるために、ベランダや庭の整理整頓を定期的に行うことも大切です。
プロに依頼するべきコウモリ駆除とは?
コウモリ駆除は自分で対応できるケースもありますが、巣の場所や被害の規模によっては危険が伴います。
ここからは、どういった場合にプロへ依頼したほうがいいのかを解説します。
2m以上の高所に巣、侵入経路がある

屋根付近や2階以上にある軒下などに巣や侵入経路がある場合は、自分で駆除しないようにしましょう。
脚立やハシゴを使った作業は足場が不安定になりやすく、バランスを崩して転落事故につながる可能性があります。
また、2m以上の高所での駆除には専門の資格が必要なため、屋根付近や高い位置の軒下にコウモリの巣や侵入経路があるときはプロの駆除業者に依頼しましょう。
壁の中からコウモリの気配がする

こちらで紹介したように、壁の中から「カサカサ」「パタパタ」といった音がする場合は、コウモリが壁の中に潜んでいる可能性があります。
壁の中に棲みつかれると、巣の位置や侵入経路を特定しにくくなり、駆除作業で追い出しを行っても内部にコウモリが残ってしまうことも。
壁の中にコウモリが残ったまま侵入経路を塞ぐと、中で死んでしまい腐敗臭や害虫発生につながります。
また、状況によっては壁の一部を切り開いて追い出しや清掃を行う必要があり、一般の方が対応するのは難しいため、壁の中からコウモリの気配がするときは駆除専門のプロへ依頼しましょう。
どこに棲みついているかわからない
フンや悪臭、物音といったサインがあるにもかかわらず、どこにコウモリが棲みついているのかわからないときは、駆除専門のプロへ相談しましょう。
コウモリは壁の中や屋根裏、換気口など外から確認しにくい場所に棲みつくことがあります。
外壁の隙間から侵入したあと、壁の中を移動して別の場所を巣にしているケースもあるため、一般の方が場所を特定するのは困難です。
おびただしい量の糞尿が蓄積している

足元が見えないほど糞尿が溜まっていたり、一面に汚れが広がっている場合は、コウモリ駆除専門のプロへ相談しましょう。
糞尿にはカビ、菌、ウイルスなどが含まれており、清掃時に吸い込んだり触れたりすると健康被害につながる恐れがあります。
また、糞尿の量が多いと清掃や消毒に手間がかかり、汚れやニオイを完全に取り除けないことも。
安全かつ確実に処理するために、追い出しだけでなく清掃にも対応している駆除専門のプロへ依頼するのがおすすめです。
外壁の汚れが落ちない

糞尿の汚れが落ちないからといって、無理にこすり続けると、塗装の剥がれや外壁の傷みにつながることがあります。
また、コウモリの糞尿は時間が経つほど外壁に染みつき、水や中性洗剤では落ちにくくなります。
汚れの範囲が広く、何度掃除しても汚れが落ちない場合は、コウモリ駆除にあわせて、外壁洗浄をプロに依頼しましょう。
コウモリを目の前にするのがこわい

コウモリを目にするのがこわい場合、無理に自分で駆除せずにプロに依頼しましょう。
姿が気持ち悪いだけではなく、飛び出してきたコウモリに驚いて転倒する危険があるほか、健康被害を受ける可能性もあります。
恐怖心がある状態で作業するより、最初から駆除専門のプロに任せたほうが安全です。
まとめ
外壁にコウモリが寄ってくる場合、ナイトルーストとして一時的に休憩しに来ているだけでなく、壁の中や屋根裏などに棲みついている可能性があります。
毎日のようにフンが落ちていたり、外壁に白い汚れや黒ずみがあったりと、棲みついているサインが見られるようであれば、できるだけ早く駆除を行いましょう。
コウモリ駆除は自分で行うことも可能ですが、巣や侵入経路が高所にある場合は危険なので、無理をせず駆除専門のプロに相談しましょう。
害虫害獣コンシェルジュでは、コウモリの追い出しから糞尿の清掃と消毒、再発防止までまとめて対応します。
コウモリ被害でお困りの方は、お気軽にご相談ください。
- 現地調査・お見積り:無料
- 忌避液散布:19,800 円/30㎡まで
- 侵入口閉鎖作業:500 円/箇所~
- 清掃作業:2,200 円/㎡
※現地地調査・お見積りは対応エリア・加盟店・現場状況等により記載内容の通りには対応できない場合がございます。
害虫害獣コンシェルジュは、害虫害獣に関する正しい知識を発信し、厳格な品質管理基準をクリアした害虫害獣駆除のプロとのマッチングサービスを提供するサイトです。編集部では「自分でできること」と「プロに任せるべきこと」を明確にし、依頼前の不安解消を目指しています。
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