ハタネズミは畑を荒らす厄介者!生態と被害を解説

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ハタネズミは、小柄で可愛い印象を与えるネズミです。
しかし、畑に巣穴をつくって農作物を食べ荒らしたり、感染症の病原体を媒介したりする害獣としての一面も。
本記事では、ハタネズミの生態、ハタネズミによる被害、そしてハタネズミよりさらに身近なネズミの存在について解説します。
ぜひ最後までご覧ください。
・ハタネズミの生態
・ハタネズミによる被害
・身近なネズミの存在
ハタネズミとは

| 学名 | Microtus montebelli |
| 英名 | Japanese field vole |
| 和名 | 畑鼠 |
| 分類 | げっ歯目ネズミ科ハタネズミ属 |
| 体長 | 10.6cm~12.5cm |
| 体重 | 19g~47g |
| 生息地 | 日本 |
| 棲み処 | 農耕地、河川敷、造林地、牧草地 |
| 食性 | 植物 |
ハタネズミは、日本にのみ生息する固有種で、本州から九州にかけて広く分布しています。
ハタネズミの見た目

ハタネズミの体毛は赤みがない灰褐色で、体長は11cm程度、尻尾は4cm程度とほかのネズミに比べると短いです。
地中にトンネルを掘って棲みつくため、移動の邪魔にならないように耳が小さく毛の中に埋まっています。
また、目がゴマ粒のように小さいうえ、視力も悪く、代わりに聴覚、触覚が発達しています。
ハタネズミのコミュニケーション手段

ハタネズミは、視力が弱く鳴き声で仲間とのコミュニケーションを行います。
| 鳴き声 | 意味 |
| キュイキュイ | 挨拶、仲間との接触 |
| キーキー | 興奮、ストレス |
| キーッキーッ | 恐怖、強いストレス |
| キュッキュッ | 威嚇、警戒 |
もっともよく使われるのが「キュイキュイ」という音で、仲間とすれ違うとき、一緒に巣穴を掘るとき、家族と再会したときなどに発する、友好的な意味をもつ鳴き声です。
ハタネズミ同士でぶつかったり押し合ったりしたときや、人間に捕獲されそうになったときなど、ストレスや興奮、恐怖を感じた際は「キーキー」「キーッキーッ」と鳴きます。
「キュッキュッ」という鳴き声は、巣穴の入口を土で塞ぐ際に確認されており、周囲を警戒している意味をもつとされています。
そのほか、人間の耳では聞き取れない超音波でコミュニケーションをとることも。
ハタネズミの棲み処

ハタネズミは、農耕地、河川敷、牧草地など、自然豊かな場所に棲みつきます。
低い土地のみならず、標高2,000m以上の山で目撃された例も。
地中50cm程度の深さに複雑な巣穴をつくって暮らしており、ときにはモグラとトンネルを共有することもあります。
ハタネズミの主食

ハタネズミの主食は植物で、チガヤ、ススキ、エノコログサなどのイネ科の茎や根を好むほか、サツマイモ、ゴボウ、ニンジン、大根などの野菜も食べます。
畑の作物を食べ荒らすこともあり、多くの被害が報告されています。
ハタネズミの繁殖

ハタネズミは春と秋に繁殖し、1回の繁殖期で2回~3回出産することがあります。
1産3子~5子のため、最大で1年に30子もの幼獣を産む場合も。
ネズミ科の動物の繁殖力の高さは有名ですが、そのなかでも飛びぬけて精力の強い種です。
ハタネズミは害獣としての一面をもつ
ハタネズミは、畑に棲みついて農作物を食べ荒らしたり、感染症の病原菌を媒介したりする害獣としての一面をもっています。
樹木、農作物への食害

ハタネズミは、農耕地、河川敷、牧草地など自然の多い場所に棲みつき、周辺の樹木や農作物を食べ荒らします。
およそ60年前、山口県と島根県でササが一斉開花し、エサが大量に供給されたことでハタネズミが大量発生し、アカマツ、ヒノキ、スギなどの樹木が食害され、その面積は7,200ha以上と東京ドームおよそ1,500個分に相当するエリアが被害を受けました。
加えて、ハタネズミはカブ、ニンジン、ゴボウ、サツマイモなどの農作物にも多大な被害を与え、現在も頭を悩ませる農家があとを絶ちません。
また、東北地方で深刻化しているのが、リンゴへの食害で、青森県では苗木がハタネズミにかじられて2024年~2025年の1年間で1,000本を超える樹が被害を受けています。
病原菌の媒介

ハタネズミの耳には、ツツガムシというダニが付着していることがあり、リケッチアという菌を保有するツツガムシに刺された場合、ツツガムシ病を発症します。
ツツガムシ病は、発疹が顔と体に現れ、食欲不振、発熱などの症状が出る病気で、潜伏期間は5日~14日程度です。
ツツガムシは山や河川など、ハタネズミが棲みつく場所と同じエリアに生息しているため、耳を中心に体についていることがあります。
そのため、ハタネズミを見かけても絶対に素手で触らないようにしましょう。
ハタネズミの対策、駆除方法
食害と健康被害を及ぼすハタネズミの対策、駆除方法について解説します。
個人でのハタネズミ対策、駆除は難しい
一般の方がハタネズミの対策および駆除を行うのは難しいです。
ハタネズミは土を掘って移動するため、私有地の畑で寄せ付けない対策を講じたり駆除をしても、違う畑へ移動する可能性があります。
寄せ付けない対策として、哺乳類が嫌がるカプサイシン配合の忌避剤の散布ですが、農作物に悪影響を与えることがあるため推奨できません。
もし実施するのであれば、野菜や果実に無害な忌避剤を選びましょう。
電気柵で物理的に侵入を阻止したり、害獣が嫌がる超音波を発生する機器を設置したりする方法もありますが、畑まで電源を確保することが難しいため、一般の方では導入のハードルが高いです。
ハタネズミが棲みついた場合の駆除方法
「個人での駆除は難しいとはいえ、自分で対応するしかない」と考えている方へ、一般の方でも実施可能なハタネズミの駆除方法について解説します。
ただし、前述のとおり根絶は困難なため、あくまで私有地の中で一時的に駆除する場合としてください。
自治体から殺処分、捕獲の許可を得る

ハタネズミを含む野ネズミは、鳥獣保護管理法で保護されており、無許可での殺傷と捕獲が禁止されていますが、畑を荒らされた農業従事者は、自治体への申請なしでハタネズミの殺処分と捕獲が可能です。
ただし、自宅の庭など、個人として被害を受けた場合は、申請をしたうえで殺傷もしくは捕獲を行います。
申請方法は自治体によって異なりますが、一例として神奈川県の申請の流れを紹介します。
・鳥獣の捕獲等(鳥獣の卵の採取等)許可申請書、従事者証交付申請書
・有害鳥獣捕獲等実施計画書
・有害鳥獣等捕獲依頼書(被害者が第三者に捕獲等を依頼、委託する場合のみ)
・鳥獣捕獲等に係る実施者名簿
・区域が分かる図面 など
上記の書類のフォーマットは、野生鳥獣保護の仕組み|神奈川県ホームページよりダウンロードが可能です。
申請窓口は地区によって異なります。
| 地区 | 窓口 | 連絡先 |
| 横浜川崎地区(横浜市、川崎市) または複数地区にまたがって実施する場合 |
神奈川県 環境農政局緑政部 自然環境保全課 |
045-210-4319 |
| 横須賀三浦地区 (横須賀市、鎌倉市、逗子市、三浦市、葉山町) |
横須賀三浦地域県政総合センター 環境部みどり課 |
046-823-0210 |
| 県央地区 (厚木市、大和市、海老名市、座間市、綾瀬市、愛川町、清川村、相模原市) |
県央地域県政総合センター 環境部環境調整課 |
046-224-1111 |
| 湘南地区 (平塚市、藤沢市、茅ヶ崎市、秦野市、伊勢原市、寒川町、大磯町、二宮町) |
湘南地域県政総合センター 環境部環境調整課 |
0463-45-3150 |
| 県西地区 (小田原市、南足柄市、中井町、大井町、松田町、山北町、開成町、箱根町、真鶴町、湯河原町) |
県西地域県政総合センター 環境部環境調整課 |
0465-32-8000 |
申請をしてから許可証が交付されるまで、7日間程度かかります。
殺処分と捕獲が成功してもしていなくても、捕獲許可期間満了後30日以内に、許可証の所定の欄に、捕獲等実績報告を記載して、許可を受けた機関に返納してください。
また、住宅の庭など生活拠点で被害にあった場合は、自分で対策をしっかり行っていないと、許可がおりるまで時間がかかることがあります。
【殺処分する場合】殺鼠剤を使う

殺鼠剤とは、ネズミの食性にあわせてつくられた毒が含まれているエサです。
住宅に棲みつくイエネズミ用ではなく、ハタネズミに効果のある特別な殺鼠剤を使います。
殺鼠剤をハタネズミの巣穴に入れると、なかにいる個体が死亡します。
人間にとっても刺激の強い成分が含まれているため、使用時は保護ゴーグル、農薬用マスク、手袋、長袖と長ズボンの作業服を着用しましょう。
また、ペットや家畜が食べないように、離れた場所で保管してください。
【捕獲する場合】捕獲器を使う

ハタネズミを捕獲する場合は、捕獲器を使いましょう。
棲みついている畑や果樹園などに、ハタネズミが好むエサを入れて複数設置し、捕獲後は水の入ったバケツに沈めて死亡させ、自治体の区分に従って処分します。
プロでも難しいハタネズミ駆除
前述のとおり、ハタネズミは土の中を移動して隣の畑に移動したり、再度私有地に侵入する可能性が高いため、害獣駆除専門のプロでも難しいです。
ハタネズミの駆除を依頼する場合は、実績の有無を事前に確認しましょう。
もし経験がなくても、ほかの害獣駆除の方法を応用できる場合があるため、一度相談してみてください。
なお、ハタネズミの駆除の費用は20万~60万円程度です。
ハタネズミを観察できる場所
ハタネズミは自然豊かな環境に棲みつくため、普段の生活で目にする機会は少ないでしょう。
間近で観察したい方は、以下の動物園に足を運ぶことをおすすめします。
※2026年7月時点
ハタネズミよりも身近なイエネズミ3種
ハタネズミは農耕地、河川敷、牧草地などに巣穴をつくる一方で、住宅に棲みつくイエネズミと呼ばれる3種のネズミがいます。
・クマネズミ
・ドブネズミ
・ハツカネズミ
クマネズミ

| 学名 | Rattus tanezumi |
| 英名 | Black rat |
| 和名 | 熊鼠 |
| 分類 | げっ歯目ネズミ科クマネズミ属 |
| 体長 | 15cm~17cm |
| 体重 | 150g~200g |
| 生息地 | 東南アジア、日本 |
| 食性 | 雑食 |
クマネズミは、住宅街や繁華街に現れる、黒色や灰色など暗い体毛をもつネズミです。
運動能力が優れており、壁や配管をのぼって、住宅やビルの高所に棲みつきます。
ドブネズミ

| 学名 | Rattus norvegicus |
| 英名 | Norway rat |
| 和名 | 溝鼠 |
| 分類 | げっ歯目ネズミ科クマネズミ属 |
| 体長 | 14cm~20cm |
| 体重 | 150g~500g |
| 生息地 | 世界各地 |
| 食性 | 雑食 |
ドブネズミは、下水道や排水路など水場を好むネズミで、日本だけではなく世界のさまざまな地域に生息しています。
体長はクマネズミと同程度ですが、最大で体重が500gにも及ぶ大きな種です。
ハツカネズミ

| 学名 | Mus musculus molossinus |
| 英名 | Japanese house mouse |
| 和名 | 二十日鼠 |
| 分類 | げっ歯目ネズミ科 |
| 体長 | 6.3cm~9.2cm |
| 体重 | 10g~16g |
| 生息地 | ユーラシア、北アメリカ、日本 |
| 食性 | 雑食 |
ハツカネズミは、体長10cm未満の小さなネズミで、住宅街のほか畑や牧場などにも姿を見せます。
主に穀物を好みますが、小さな昆虫を食べることもあります。
イエネズミの侵入経路と棲み処
イエネズミは、わずかな隙間や穴から住宅に侵入し、快適な環境を見つけて棲みつきます。
イエネズミの侵入経路

・軒下の隙間
・外壁の穴、隙間
・基礎のヒビ、隙間
・通気口
・配管の隙間
・室外機のダクトの隙間
・雨戸の戸袋
・網戸
・換気口、換気扇
・分電盤
・排水管の隙間
イエネズミは、2.5cm程度の隙間があれば侵入可能で、500円玉くらいの穴があいていたら危険信号です。
築10年以上経過すると外壁をはじめさまざまな設備が劣化してひびや穴が生じやすくなります。
築浅でも油断はできず、換気口や換気扇は構造上空気を入れ替える隙間があるため、そこから侵入される可能性も。
イエネズミの棲み処

・屋根裏
・天袋
・壁の中
・キッチン
・洗面所、トイレ
・家具、家電の隙間
・押し入れ、クローゼット
・床下
・倉庫
・排水溝
住宅に侵入後、イエネズミはさまざまな場所に棲みつきますが、種によって好む環境が異なります。
クマネズミが棲みつきやすい場所

・天袋
・壁の中
・押し入れ、クローゼット
運動能力が高いクマネズミは、壁や柱などをのぼって高所に棲みつきます。
屋根裏や天袋、壁の中のほか、2階以上にある押し入れやクローゼットなどに潜んでいることが多いです。
ドブネズミが棲みつきやすい場所

・洗面所、トイレ
・床下
・排水溝
・倉庫
地面に近くジメジメとした環境を好むドブネズミは、キッチン、洗面所やトイレなど水回りの床下収納、排水溝などに棲みつきやすいです。
湿気が多く備蓄食料が豊富な屋外の倉庫などに棲みつく場合もあります。
ハツカネズミが棲みつきやすい場所

・キッチン
・家具、家電の隙間
・押し入れ、クローゼット
・倉庫
小柄なハツカネズミは、壁の中、家具や家電の隙間など、住民でもなかなか気がつかない場所に棲みつく習性があります。
もともと畑や牧場など自然の多い場所を好むことから、屋外にある倉庫に潜んでいることも。
イエネズミが及ぼす被害
イエネズミが棲みついた場合、食品被害、悪臭被害、健康被害などさまざまな被害を及ぼします。
食品被害

イエネズミは3種とも雑食であり、人間の食べ残し、生ゴミ、備蓄食料など、何でも食べます。
生ゴミを漁られると衛生的に汚く悪臭が発生するほか、備蓄食料を食べ荒らされると経済的にダメージを受ける場合も。
悪臭被害

イエネズミの糞尿は、ツーンと鼻を刺激するアンモニア臭を放ちます。
加えて、移動しながら排泄する習性があり、住宅のさまざまな場所に糞尿が撒き散らされて悪臭が充満します。
ニオイによってストレスがたまるだけではなく、吐き気や頭痛などの体調不良に陥る方も少なくありません。
健康被害

ネズミは感染症の病原体の媒介主として知られており、素手で触ったり嚙まれたりすると深刻な病にかかる可能性があります。
以下は、ネズミが媒介した事例のある感染症の一例です。
| 疾患名 | 潜伏期間 | 症状 | 致死率 |
| 鼠咬症 | 1日~21日 | 悪寒、発熱、嘔吐 など | 約10% |
| レプトスピラ症 | 5日~14日 | 発熱、悪寒、頭痛 など | 5%~15% ※黄疸がある場合 |
| サルモネラ感染症 | 8時間~48時間 | 嘔吐、腹痛、下痢 など | 0.1%~0.2% |
また、イエネズミは下水道やゴミ捨て場など、人間にとって不衛生な場所に出入りするため、ダニやノミなどの寄生虫を保有していることがあります。
室内に侵入した寄生虫に刺されると、激しいかゆみや発疹に襲われる場合も。
住宅被害

ネズミをはじめとするげっ歯目の動物は、一生前歯が伸び続けるため、定期的に固いものをかじって長さを調整します。
イエネズミの場合、住宅内の配線や電源ケーブルをかじることがあり、停電や漏電による火災事故が毎年起こっています。
さらに、建材をかじられることによる住宅の耐久性低下も深刻な被害の1つです。
騒音被害

イエネズミはいずれも夜行性で、18時~6時に活動し、「カリカリ」と建材をかじる音、「トトト」と走り回る音、「キーキー」という甲高い鳴き声が響き渡ります。
イエネズミは集団で棲みつくために騒音も大きくなりやすく、なかなか寝付けずに睡眠不足に陥り体調不良になる方も少なくありません。
害虫被害

前述のとおり、イエネズミは人間の食べ残しや生ゴミを食べ漁ります。
散らばった食料品やゴミにゴキブリやハエが誘引され、さらに衛生環境が悪化することも。
加えて、住宅内に排泄されたイエネズミの糞尿にも害虫が寄ってくるため、安心して日常生活を送れなくなります。
イエネズミの駆除方法
イエネズミはさまざまな被害を及ぼすため、自宅に棲みついたらすみやかに駆除をする必要があります。
駆除方法は、捕獲するか殺処分するかのどちらかです。
イエネズミは殺傷、捕獲OK
こちらで解説したとおり、野ネズミは無許可での殺傷と捕獲が禁止されています。
一方で、クマネズミ、ドブネズミ、ハツカネズミのイエネズミ3種は、人間の生活に著しい被害を与えることから、鳥獣保護管理法の対象外とされており、自己判断で殺傷と捕獲を行っても問題ありません。
捕獲する方法

捕獲する場合は、市販の粘着シートか捕獲機をイエネズミの侵入経路や棲みつきやすい場所に設置します。
なかなか捕まらない場合は、場所を変えたり、捕獲器のなかにニオイの強い食べものを入れたりするなど、イエネズミが寄ってきやすいように工夫してください。
捕獲したイエネズミは、死亡させてからビニール袋に密封し、自治体の区分に従って処分します。
捕まえた時点で死んでいないのであれば、粘着シートを折りたたんで圧死させるか、ハタネズミと同様に、捕獲器を水の入ったバケツに沈めて溺死させましょう。
殺鼠剤を使う方法

こちらで説明したとおり、殺鼠剤とはネズミの食性にあわせてつくられた毒餌です。
市販のイエネズミ用の殺鼠剤は、食べてすぐに死亡する即効性のあるタイプと、じわじわと死に追いやるタイプがあり、侵入経路や棲みつきやすい場所に設置します。
オリーブオイルやソース、ケチャップなどニオイの強い調味料を振りかけると、イエネズミをおびき寄せやすいです。
死亡したネズミは、捕獲時と同じくビニール袋に入れて処分します。
燻煙剤を使う方法

イエネズミが嫌がる成分が含まれた煙を発生させて、自宅から追い出す方法です。
捕獲も殺処分も、イエネズミの死骸を処分する必要がありますが、燻煙剤を使えばイエネズミは自ら出ていきます。
「死骸を触りたくない」と考える方におすすめの駆除方法です。
また、屋根裏や床下などの広い空間に多くのイエネズミが棲みついている場合でも、隅々まで煙が行き渡るため、一掃できます。
ただし、燻煙剤の薬剤が周辺の床や壁、家具や家電に付着しないように養生する必要があるほか、使用中は住民やペットは離れた部屋で待機しなければなりません。
自分で駆除できない場合はプロに依頼
自分でイエネズミを駆除する方法を紹介しましたが、「市販グッズでいくら駆除してもいなくならない」とお悩みの方は多いでしょう。
そもそも「自分でネズミを見たくもない」と生理的に存在を受け付けない場合もあるかもしれません。
自分での駆除が難しいと感じたら、ネズミ駆除の専門のプロに依頼しましょう。
プロは、侵入経路と巣を特定してイエネズミを一掃し、再発防止まで対応します。
まとめ
ハタネズミの生態と害獣としての一面、私たちの身近にいるイエネズミについて解説しました。
河川敷や農耕地に棲みつくハタネズミは、見た目が可愛い一方で樹木や農作物を食べ荒らす害獣としての顔をもっています。
駆除はプロでもハードルが高いため、まずは対応可能かどうかを相談してみましょう。
イエネズミは、自分でも駆除可能ですが、棲みついている場所や集団規模など状況によっては手に負えない場合があります。
ご自身での対応が難しいと感じたら、ぜひ害虫害獣コンシェルジュへお問い合わせください。
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