コウモリの捕まえ方|そもそも捕獲NG!正しい駆除方法とは

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「家にコウモリが入ってきたので捕まえたいけど方法がわからない」と困っていませんか。
コウモリは、放っておくとそのまま民家に棲みついてさまざまな被害を及ぼす害獣です。
しかし、コウモリは法律で捕獲が禁止されているため、正しい手順で駆除する必要があります。
この記事では、コウモリを捕まえてはいけない理由と放置が危険な理由にあわせ、棲みついているサインと正しい駆除方法を紹介します。
・コウモリを捕まえてはいけない理由
・コウモリを放置しておくと危険な理由
・正しいコウモリの駆除方法
コウモリは捕まえてはいけない!捕獲がNGな理由

自宅に侵入したコウモリであっても、個人が捕まえる行為は認められていません。
理由は主に以下の3つです。
・鳥獣保護管理法の保護対象である
・生態系維持の役割を担っている
・感染症にかかる可能性がある
家の中にいるのに放置してよいのかと不安に感じる方も多いですが、捕獲や殺傷を行うことで法的トラブルや健康被害につながる可能性があります。
そのため、コウモリの対処について正しい知識を知ったうえで、適切な方法で対処しましょう。
鳥獣保護管理法の保護対象である
コウモリは鳥獣保護管理法で守られている野生動物です。
鳥獣保護管理法とは、野生鳥獣の保護と管理を通じて、生物多様性の確保や生活環境の保全を目的としている法律で、
鳥獣の保護と管理を推進する事業の実施や猟具の使用に関する規定などが定められています。
許可なくコウモリを捕獲・殺傷する行為は原則禁止とされており、住宅に侵入した場合も例外ではありません。
生態系維持の役割を担っている
コウモリは主にココウモリとオオコウモリの2種に分けられ、食性が異なり、それぞれが生態系の維持に貢献しています。
ココウモリの主食は昆虫で、蚊や蛾などを大量に捕食するため、害虫の過剰な発生を抑える益獣の側面も持っています。
一方、オオコウモリは果実が主食で、食べ残しや食糞によって種子を撒くことで森林の再生や植物の分布拡大に貢献している種です。
コウモリによる生態系維持としての働きが失われると、生態系全体に影響が及ぶ可能性があるため、安易に捕獲や殺傷をしてはいけません。
感染症にかかる可能性がある
野生のコウモリの体やフンに直接触れることで、人に感染症を媒介するリスクがあります。
世界的にも危険度が高いとされる病気のウイルスを保有している可能性があるため、注意が必要です。
以下は、コウモリが関与した例が報告されている主な感染症です。
| 感染症 | 潜伏期間 | 症状 | 致死率 |
| SARS | 2~10日 | 発熱、悪寒、筋肉痛 ※肺炎への進行し呼吸困難に陥るケースあり |
10% |
| ニパウイルス感染症 | 4~14日 | 発熱、頭痛、目まい、嘔吐 ※意識障害、筋緊張低下、高血圧、多呼吸を発現する可能性もあり |
32% |
| 狂犬病 | 30~90日 | 発熱、頭痛、全身倦怠、嘔吐、恐水症、恐風症 | 100% |
| エボラウイルス病 | 2~21日 | 発熱、全身倦怠、筋肉痛、頭痛、咽頭痛、嘔吐、下痢、発疹 ※意識障害が発現する可能性もあり |
50% |
| ヒストプラスマ症 | 3~17日 | 発熱、頭痛、悪寒、疲労感、咳 | ほぼ0% ※免疫機能に障害がある場合は死に至る危険性あり |
素手で捕まえると感染リスクが高くなるため、コウモリを見つけても直接触らないようにしましょう。
コウモリを捕まえるとどうなる?

野生のコウモリを許可なく捕獲・殺傷した場合、罰則が科されます。
鳥獣保護管理法では、1年以下の拘禁刑または100万円以下の罰金という重い罰則が定められており、
自宅の敷地内で見つけたコウモリであっても、無断で捕まえたり傷つけたりすることは認められていません。
知らずにうっかり捕まえてしまった場合でも罰則の対象になるため、見つけても決して手を出さないようにしましょう。
殺傷も禁止されている

前述のとおり、捕獲だけでなく殺傷も法律上で禁止されています。
たとえば、屋根裏や室内で見つけたコウモリを棒やホウキで叩いたり、傷つけてしまった場合も違法となる可能性があるため注意しましょう。
また、殺傷行為は法的リスクだけでなく、コウモリの体や糞に触れることで感染症の危険性を高めます。
恐怖や焦りから手を出してしまいがちですが、安全や法律の両面から見ても避けるべき行為です。
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住宅街に現れるコウモリの正体
夜間に低空を飛び、建物周辺を旋回するコウモリの姿に不安を感じる方も少なくないでしょう。
どのようなコウモリが身近に生息しているのかを知ることが、正しい対処への第一歩になります。
もっとも身近なアブラコウモリ

| 学名 | Pipistrellus abramus |
| 英名 | Japanese pipistrelle |
| 和名 | 油蝙蝠 |
| 体長 | 3.7~6cm |
| 体重 | 5~11g |
| 生息地 | 日本、朝鮮半島、中国、台湾、ミャンマー、ベトナム、ラオス、インド |
| ねぐら | 民家、高架橋、地下水路 |
| 食性 | 昆虫 |
識別図鑑 日本のコウモリ|株式会社文一総合出版
住宅街で確認されるコウモリのほとんどが、ココウモリの1種であるアブラコウモリです。
体長は約3.7〜6cm、体重は5〜11gの小さなコウモリで、全体的に黒褐色から灰褐色の暗いトーンの色味をしています。
北海道の一部を除く日本全国に分布し、海外では朝鮮半島からベトナム、インドなどの東南アジアまで幅広く生息している種です。
民家の屋根裏や換気口、高架橋の隙間、地下水路などの人工構造物をねぐらにしており、民家に棲みつくことから別名でイエコウモリとも呼ばれます。
夜行性のため日没後に飛び立ち昆虫を捕食します。
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採餌のために住宅街に飛来する
アブラコウモリが住宅街に現れる理由は、周辺に主食である昆虫が豊富に存在するためです。
住宅街の近くに雑木林や河川、水田があると、蚊やユスリカ、コガネムシなどアブラコウモリの食料となる昆虫が大量に潜んでいます。
昆虫を捕食したアブラコウモリは、身を潜めるねぐらを探して、近くの民家に侵入します。
つまり、最初から民家を狙って飛んでくるのではなく、採食場の近くで安全に休める場所を探した結果、条件の良い場所がねぐらとして選ばれているのです。
民家の屋根裏や雨どいの中は暗くて天敵に見つかりにくいため、太陽光と天敵から身を隠して休める最適な環境です。
コウモリが住宅街に集まる理由について、詳しくは以下の記事で解説しています。
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アブラコウモリの追い出し方【少数だけ家に入ってきた場合】
アブラコウモリは鳥獣保護管理法の対象であり、捕まえたり傷つけたりすることはできないため、家に入ってきた場合は、傷つけずに追い出しましょう。
安全に外へ追い出すためには、コウモリの嫌がる刺激を利用する方法がおすすめです。
ただし、コウモリに近づく際は感染症予防のためにマスクや手袋を着用してから実施してください。
ここでは、少数のコウモリが侵入した際に有効な3つの対処法についてそれぞれ解説します。
忌避スプレーを噴きかける

忌避スプレーにはコウモリが苦手なハッカやワサビの成分が含まれており、家に入ってきたアブラコウモリに対して使用すると、ニオイや刺激で外へ追い出すことができます。
ただし、野生のコウモリは危険な感染症のウイルスを保有している場合があります。
忌避スプレーの成分が目や喉を刺激することがあるため、空気の流れを意識しながら噴射しましょう。
LEDライトを当てる

コウモリを追い出す対処法として、LEDライトの照射も有効です。
アブラコウモリは夜行性で暗く静かな環境を好むため、強いLEDライトの光を不快に感じて外へ出ていく場合があります。
ライトを当てる際は、コウモリの逃げ道を塞がないように出入り口となる窓やドアは開けておきましょう。
超音波を発生させる

超音波を発生させることで家に侵入したアブラコウモリを追い払う方法があります。
アブラコウモリは超音波を使って周囲の情報をキャッチしているため、異なる周波数の超音波を嫌う習性があり、超音波発生器で居心地の悪い環境を作ることが可能です。
超音波発生器は、忌避スプレーのように薬剤を使わず、音波だけで対処できるのがメリットです。
実際にコウモリが外へ出たかは確認しづらいため、忌避スプレーやLEDライトなどの他の対策グッズと併用すると、効果的にコウモリを追い出すことができます。
ただし、周波数帯が20kHz以下だと人間の耳でも感知できるため、ストレスや近隣トラブルにつながらないよう、機器の設定や使用環境には注意が必要です。
イヌやネコは人より高い周波数帯まで感知できるため、落ち着かなくなったり食欲が落ちたりするなど、ペットに負担がかかるおそれもあります。
アブラコウモリが出ていったら家の中を念入りに消毒
アブラコウモリを追い出した後は、感染症の原因となるウイルスや寄生虫が残っている可能性があるため、念入りに消毒を行いましょう。
特に侵入しやすいのは、換気口周辺、シャッターの隙間、天井や壁の隙間付近などの狭くて暗い場所です。
フンを見つけた場合は、素手では触れずハンディクリーナーで吸い取ってください。
最後に、市販の消毒用アルコールや、より強力な次亜塩素酸ナトリウムを含ませた雑巾で拭き取ります。
次亜塩素酸ナトリウムは原液のまま使うと濃度が濃くて危険なため、原液濃度が5%の場合は原液10mlに水500ml程度加えて使用します。
消毒する際、壁紙が色落ちする場合があるため、クローゼットの内側や家具の裏など目立たない場所で試してから使用するのがおすすめです。
アブラコウモリが入ってきたら棲みつく可能性あり
家の中にアブラコウモリが入り込み、姿を見失ってしまった場合、そのまま棲みつく可能性があります。
また、すぐに外へ出ていったように見えても、実際には建物内に潜んでいるケースも少なくありません。
ここでは、アブラコウモリが棲みつきやすい場所や侵入経路について解説します。
アブラコウモリは民家に棲みつく

アブラコウモリは外敵から身を隠せる暗くて静かな、ジメジメとした環境に棲みつきやすいです。
屋根裏や雨どいの中などはアブラコウモリが好む条件を満たしており、そのほか以下の場所に棲みつく可能性があります。
・屋根周り
・ベランダの隅
・壁の隙間
・換気口の中
・換気扇
・エアコン室外機周辺
・雨戸の戸袋
・シャッターの隙間
・床下
知らぬ間に侵入されている場合も
アブラコウモリは夜行性であるうえに体が小さいため、侵入する様子はなかなか確認できません。
気づかないうちに建物内へ入り込み、そのまま棲みついているケースは多いです。
どのようにして入り込むのか不思議に思う方も多いかもしれませんが、小柄なアブラコウモリは1〜2cmほどのわずかな隙間からでも侵入できます。
具体的な侵入経路は以下のとおりです。

・屋根の隙間
・軒下の隙間
・玄関の隙間
・雨どい
・室外機のダクト
・換気口
・換気扇
・シャッターの隙間
・雨戸の隙間
たとえば、換気口や換気扇には外部と屋内の空気を入れ替えるための隙間があり、シャッターや雨戸にも出し入れするためにわずかな空間があいています。
築年数が15〜20年以上の住宅の場合、経年劣化によって亀裂や隙間が生じ、侵入経路として使われることがあります。
コウモリの侵入に気がつかず、発見が遅れることも少なくありません。
アブラコウモリは集団で棲みつく

アブラコウモリは単独ではなく、最低でも10匹、最大で200匹もの規模で集団を形成します。
コウモリは、鳥やネズミのように枝や葉を集めて巣をつくるわけではなく、棲みついた場所に身を寄せ合いぶら下がるだけです。
棲みついている場所そのものが巣となるため、たとえば屋根裏に棲みついている場合は、屋根裏がコウモリの巣となります。
アブラコウモリは繁殖力が比較的高く、毎年出産して一度に1〜4匹の子どもを産むため、一気に数が増える可能性が高いです。
帰巣本能が強いため、一度追い出しても気に入った場所に戻ってきて再度棲みつくケースもあります。
すでに棲みついている!?アブラコウモリが家にいるサイン

家の中や周辺で異変を感じている場合、すでにアブラコウモリが棲みついている可能性があります。
ここでは、比較的見つけやすい代表的な兆候を4つ紹介します。
家のまわりにフンが落ちている

家のまわりにフンが複数落ちていたら、アブラコウモリが棲みついている可能性があります。
アブラコウモリのフンは、5~10mm程度の細長い捻じれた形状で、黒っぽくパサパサと乾燥しているのが特徴です。
昆虫を主食とするため、砕くと中に昆虫のハネや足が混ざっています。
また、アブラコウモリは決まった場所で排泄する習性があり、同じ場所にフンが大量に溜まりやすいです。
屋根裏や軒下、換気口付近、雨戸の戸袋の下など巣や侵入経路になりやすい場所にフンらしきものが複数落ちていたら、棲みついている可能性が高いです。
外壁に白い汚れや黒ずみがある

アブラコウモリの尿が外壁に付着すると、白っぽい汚れとして残ることがあります。
鳥のフンのように黒っぽい塊が含まれておらず、白い液だれ状に広がる点が特徴です。
また、出入りする際に外壁と体が擦れることで、黒ずみが付着するケースもあります。
ネズミが棲みついている場合でもラットサインと呼ばれる似たような黒い汚れが見られますが、屋根や軒下付近などの高所に付着しているのであればコウモリである可能性が高いです。
悪臭を感じる

アブラコウモリのフンが溜まると、ドブ臭とアンモニア臭が混ざったような独特のニオイが発生します。
アブラコウモリは1匹あたり一晩で100匹以上の昆虫を食べるために排泄量が多く、さらに集団で生活することで大量のフンが蓄積され、住宅内に悪臭が広がります。
さらに、梅雨時や夏場など気温や湿度が上がる時期にはフンの腐敗が進み、強烈な悪臭が漂います。
「カサカサ」「パタパタ」「キィキィ」という音が聞こえる

アブラコウモリが棲みついている場合、夜間に活動音や鳴き声が聞こえることがあります。
天井や壁を移動するときにカサカサという体が擦れる音や、羽ばたく際のパタパタという羽音を発します。
さらに、危険を察知した際に高いキィキィという鳴き声を出すことも。
特に活発に動く日没後から夜間にかけて天井裏や壁の中から音がする場合は、アブラコウモリが棲みついている可能性が高いです。
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アブラコウモリが棲みついている場合の被害

アブラコウモリが家に棲みついている場合、糞尿などの汚れといった衛生面での問題に加え、健康面にも被害を及ぼすことがあります。
ここでは、代表的な被害例を具体的に解説します。
悪臭被害
アブラコウモリの深刻な被害が、フンによる強い悪臭です。
フンはドブ臭とアンモニア臭が混ざったような独特のニオイを発し、酸味を帯びた刺激臭に感じることもあります。
アブラコウモリは集団で生活し排泄量が多いため、エアコンや通気口の空気にのって悪臭が広がりやすいです。
糞尿による悪臭は、不快な気分になるだけでなく、頭痛や吐き気などを引き起こす場合があり、健康被害につながる要因になります。
健康被害

アブラコウモリのフンは乾燥しておりボロボロと崩れて粉状になりやすいため、エアコンや通気口の空気で住宅内に広がります。
フンに含まれる菌やカビを吸い込んだり肌に触れたりすると、鼻炎や咳、皮膚炎などのアレルギー症状を引き起こしたり、感染症にかかったりするリスクもあります。
コウモリが媒介する感染症については、こちらで解説しています。
住宅被害

アブラコウモリが棲みついて大量のフンや尿が蓄積すると、天井や壁にシミや汚れが広がります。
コウモリの糞尿には高濃度の尿酸が含まれているため、長期間放置していると建材が劣化し腐食が進み、住宅の耐久性が低下する可能性があります。
さらに、腐食した建材にはシロアリやネズミなどが寄ってきやすく、住宅被害が拡大するおそれも。
騒音被害
アブラコウモリが棲みつくと、夜間を中心に騒音被害が発生します。
天井や壁を移動する際のカサカサという体が擦れる音やパタパタという羽音、危険を察知した際に発するキィキィという高音が住宅内に響くことも。
アブラコウモリの活動時間は人間の就寝時間帯と重なるため、睡眠不足による慢性的な疲労につながる可能性があります。
アブラコウモリの正しい駆除方法【もう棲みついている場合】

アブラコウモリがすでに集団で棲みついている場合、場当たり的な対処ではその場しのぎにしかならない可能性が高いです。
正しい知識と方法で、追い出しから清掃、再侵入防止を行うことが重要です。
ここでは、自分でできる駆除手順について解説します。
駆除手順①巣と侵入経路を特定

駆除をはじめる前に巣の場所と侵入経路を把握する必要があります。
たとえば外壁やベランダ付近で数匹のコウモリを見つけて駆除しても、実際には天井裏や壁の奥など別の場所に巣があり、多くのコウモリが潜んでいる可能性があるため、巣の場所を正確に把握しないとすべてのコウモリを追い出すことはできません。
また、アブラコウモリは帰巣本能が強いため、侵入経路を特定して塞がないと、追い出してもまた戻ってきて棲みつく可能性が高いです。
巣と侵入経路を特定するには、アブラコウモリが活動をはじめる日没後20〜30分から23時ごろにかけて巣を出入りする姿を観察すると見つけやすいです。
特に、こちらで解説した侵入経路を重点的にチェックしてみてください。
アブラコウモリの巣は天井裏や壁の隙間、換気口周辺に作られることが多いですが、むやみにのぞくとコウモリと接触してしまったり、
フンやホコリを吸い込んでしまったりするおそれがあるため、マスクや手袋などを含めた駆除道具を揃えてから確認しましょう。
駆除手順②駆除道具をそろえる

アブラコウモリの駆除には、忌避スプレーやマスク、手袋をはじめとした以下の駆除道具が必要です。
| 道具 | 商品 | 用途 |
| 防じんマスク | フンの菌を吸い込みを防ぐ | |
| ゴム手袋 | アブラコウモリの体やフンに直接触れるのを防ぐ | |
| 忌避スプレー | アブラコウモリを追い出すための薬剤 | |
| ハンドクリーナー | 大量のフンを清掃する | |
| 消毒液 | フンを清掃した後に消毒する | |
| 殺虫剤 | フンに寄ってきた害虫を駆除する | |
| コーキング剤 | 侵入経路を塞ぐ | |
| コーキングガン | コーキング剤を塗布する | |
| 害獣パテ | 侵入経路を塞ぐ | |
| パッキンテープ | 侵入経路を塞ぐ | |
| 金網 | 侵入経路を塞ぐ | |
| 金切りばさみ | 金網を侵入経路に合わせた形に切る | |
| 脚立 | 駆除するのに高所作業がともなう場合に使う |
防じんマスクやゴム手袋はアブラコウモリの追い出しや清掃時の感染症対策の際に欠かせません。
また、侵入経路を封鎖するためにコーキング剤や害獣パテ、金網なども準備しておきましょう。
駆除手順③アブラコウモリを追い出す

追い出し作業は、アブラコウモリが動き出す日没ごろに行うのがおすすめで、夜遅くなると手元が見えづらくなり作業に危険が伴います。
巣や侵入経路の隙間から忌避スプレーを噴射します。
忌避スプレーには、ハッカやワサビなどの刺激成分が含まれているため、目や肌、喉への刺激に弱い方はマスクやゴーグルを着用して使用してください。
集団で棲みついていると、吹きかけた際に一気に飛び立つこともあり、驚いて転んで怪我をしないように注意しましょう。
特に高所での作業になる場合は、脚立の転倒や落下に気をつけて作業する必要があり、不安な場合はヘルメットやプロテクターの着用をおすすめします。
ただし、2m以上の高所作業になる場合は転落の危険性が高まるため、無理をせずにプロに任せる判断も大切です。
駆除手順④巣の清掃と消毒

フンには病原菌やウイルスが含まれているため、アブラコウモリを追い出した後は、巣に溜まったフンや汚れを放置せずに取り除くようにしましょう。
感染症への罹患とアレルギー発症を予防するため、必ずマスク・手袋を着用し、フンに直接触れないように作業してください。
フンが一面覆われるほど量が多い場合は、ハンディクリーナーを使うと効率的です。
清掃後は、消毒用アルコールや薄めた次亜塩素酸ナトリウムを雑巾に染み込ませて拭き取ってください。スプレー噴射は菌やホコリが舞いやすいため避けましょう。
また、フンに引き寄せられた害虫が出てくるケースがあるため、殺虫剤も準備しておくと安心です。
駆除手順⑤侵入経路を封鎖

侵入経路の封鎖は再び棲みつかれないようにするために、アブラコウモリ駆除の中でも重要な工程です。
アブラコウモリを確実に追い出したことを確認した後、場所に合わせた封鎖方法を選びます。
たとえば、屋根や軒下、小さな亀裂などの密閉しても生活に支障がない隙間なら、コーキング剤や害獣パテで完全に塞ぎます。
換気口や換気扇などの空気の通り道には目の細かい金網を侵入口の形に合わせて切り、コーキング剤で接着します。
アブラコウモリを閉じ込めてそのまま死んでしまった場合は鳥獣保護管理法違反となり、さらに死骸が腐敗して悪臭を放ち、害虫が発生するリスクもあるため、塞ぐ前にまだ中に残っていないかは必ず事前に確認してください。
駆除手順⑥再来防止対策をする

アブラコウモリは帰巣本能が強く、追い出しただけでは再び戻ってきて棲みつく可能性があるため、侵入経路の封鎖にあわせて再来防止対策を行うと効果的です。
封鎖した場所の定期点検や、劣化した隙間の補修を行うことで、棲みつく再発リスクを下げられます。
アブラコウモリが嫌がるハッカ油や忌避剤を置くと、寄りつきにくくなります。
自分で対応できない場合はプロに依頼を
アブラコウモリは屋根裏や床下などの狭いスペースに棲みつくことが多く、駆除するには中に入って作業をする必要があり、場所によっては一般の方では対応が難しい場合がもあります。
そもそも人が立ち入るための出入口がないと点検口の設置が必要になったり、2m以上の高所作業の場合は転倒の危険が伴います。
また、アブラコウモリへの恐怖心が強い場合も無理をする必要はありません。
自力での駆除が困難な状況で、安全面や確実性を重視するなら、コウモリ駆除のプロへの依頼を検討しましょう。
まとめ
コウモリは鳥獣保護管理法で守られており、捕まえたり殺したりすることはできません。
しかし、自宅に侵入されたまま放置すると、悪臭や健康被害、住宅へのダメージにつながるおそれがあります。
アブラコウモリは最大で200匹もの集団で棲みつく習性があるため、手順を踏んだ駆除と再来防止策の徹底が重要です。
自力での対応が難しいと感じたら、コウモリ駆除専門のプロに依頼しましょう。
害虫害獣コンシェルジュは、豊富な経験と高い技術を活かして、巣と侵入経路の特定から駆除後の侵入経路の封鎖や再来防止対策まで一貫して行います。
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