ベランダのコウモリ対策完全版!忌避・駆除方法まで伝授

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ベランダに飛んでくるコウモリにうんざりしていませんか。
見た目が気持ち悪いうえに糞尿まで撒き散らす迷惑な害獣です。
本記事では、コウモリがベランダに飛来する理由から、ベランダから住宅内に侵入する経路、棲みつかれた場合の被害、
コウモリの飛来対策方法や駆除方法、糞尿の清掃と消毒方法まで詳しく解説します。
ぜひ最後までご覧ください。
・コウモリがベランダに来る理由
・ベランダからの侵入経路
・棲みつかれた場合の駆除方法
コウモリがベランダに来る理由
なぜベランダでコウモリを見かけることが多いのか、コウモリの生態からベランダを好む理由を解説します。
ナイトルースト

コウモリは、ナイトルーストのためにベランダを利用することが多いです。
ナイトルーストとは、コウモリが夜間の採餌中に一時的に休息する行為で、住宅やビルなどの外壁や天井にとまって休憩しながら消化と排泄を行っています。
雑木林や水田、河川などの採餌場所に近い住宅の屋根やベランダ、玄関などが多く利用されます。
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雨風をしのぐ

コウモリは豪雨や強風の場合は飛行が難しくなるため、雨風が弱まるのを待ってから活動します。
屋根やひさしが設置されているベランダは、雨風をしのげるため絶好の雨宿りスポットです。
天敵から身を隠している

コウモリにとって、ベランダは天敵から身を隠すのに適した場所の1つです。
・カラス
・ネコ
・イタチ
・ヘビ
ベランダは屋根や壁に囲まれているため、空を飛んでいるカラスからは見えにくく、
地上から離れているためネコやヘビ、イタチからも見つかりにくいというメリットがあります。
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ねぐらを探している

コウモリはエサとなる昆虫を捕食した後、安全に眠れるねぐらを探します。
ナイトルーストで立ち寄った場所の近くにねぐらがないか探し、そのまま内部に侵入することも。
ベランダの周辺には、以下のような侵入経路があります。
・亀裂、隙間
・シャッター、雨戸の隙間
・換気口、換気扇
・室外機のダクトの隙間
・雨どいのつなぎ目
住宅街でよく見かけるアブラコウモリは体が小さいため、ベランダに設置されている室外機のダクトの隙間や換気口、外壁の隙間など、
一見入り込めなさそうな場所からも侵入し、棲みつきます。
周辺に自然がある

アブラコウモリの主食は、蚊やユスリカ、カメムシなどの昆虫です。
雑木林や水田、河川は昆虫が多く生息しており、アブラコウモリも集まりやすくなります。
こうした自然が近くにある住宅は、コウモリの行動圏内になりやすく、ナイトルーストやねぐらとして利用されるリスクが高まります。
毎日コウモリがベランダにいるなら棲みついているかも
毎日のようにベランダでコウモリを見かけるのであれば、すでに自宅に棲みついている可能性が高いため、早めの対処が必要です。
ベランダから侵入してさまざまな場所に棲みつく
前述したとおり、体の小さいアブラコウモリはわずか1cm〜2cmの隙間から侵入します。
ベランダには、外壁の隙間や室外機のダクトの隙間など、住宅内へ通じる侵入経路が多くあります。

・亀裂、隙間
・シャッター、雨戸の隙間
・換気口、換気扇
・室外機のダクトの隙間
・雨どいのつなぎ目
ベランダにある侵入経路は住宅のさまざまな場所につながっており、1箇所だけではなく複数の場所に棲みつかれるケースも。

・屋根裏
・壁の中
・エアコンの中
・換気口や換気扇の中
・雨どいの中
・雨戸の戸袋
・床下
ベランダに飛来しているだけと油断していると、気づかないうちに家中に棲みつかれている恐れがあります。
棲みついている場合は早急な駆除を

コウモリを放置すると、繁殖して数が増えていき駆除が難しくなります。
まずは自宅周辺を観察してコウモリの巣と侵入経路を特定し、忌避スプレーを使って全ての個体を追い出してから、
巣の中の糞尿の清掃と消毒、その後侵入経路を封鎖します。
コウモリは帰巣本能が強く、一時的に追い払っても再び戻ってきてしまうため、忌避剤や超音波発生器の設置といった再来防止対策も必要です。
さらに具体的な駆除手順はこちらを参考にしてください。
コウモリが棲みついているサイン

「まさか私の家にも棲みついているのか」と不安になっている方もいると思います。
ここから紹介する棲みついているサインを参考に確認してみましょう。
毎日コウモリが飛来する

1週間に1、2回程度見かける程度であれば、ナイトルーストで立ち寄っているだけかもしれませんが、
毎日ようにコウモリが現れるようであれば自宅に棲みついている恐れがあります。
特に日没後20分〜30分から22時の時間帯にベランダの周辺を飛び回っている場合、自宅内にコウモリの巣がある可能性が高いです。
毎日糞尿の痕跡がある

コウモリは、巣や侵入経路を出入りするときに排泄する習性があります。
コウモリのフンは、大きさ5mm〜10mm程度で黒く細長い形状をしており、乾燥していてポロポロと崩れやすいのが特徴です。
また、コウモリの尿は外壁に付着して乾燥すると、白い筋状の汚れになります。
掃除をしても翌朝には再び同じ場所にフンが散乱していたり、外壁に白い汚れが付着していたりする場合、コウモリに棲みつかれているかもしれません。
自宅内で悪臭を感じる

室内に強烈な悪臭が漂い始めたら、コウモリのフンが原因かもしれません。
コウモリのフンは、ドブ臭とアンモニア臭が混ざり合った鼻を突くような強い悪臭を放ちます。
アブラコウモリは一晩に100匹以上もの昆虫を食べるうえ、集団で棲みつくため排泄物の量が多く、蓄積することで強烈なニオイが発生します。
嗅いだことのないような悪臭を感じたら、コウモリが棲みついている可能性を疑い、早めに対処しましょう。
「パタパタ」「カサカサ」「キーキー」と聞こえる

前述のとおり、コウモリは夜行性で、日没後20分〜30分から22時の間に活発に活動するため、
この時間帯に壁や天井から「パタパタ」という羽音や狭い隙間を移動する「カサカサ」という音、
「キーキー」という甲高い鳴き声が聞こえる場合、コウモリが棲みついている恐れがあります。
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棲みつかれたら恐ろしい!コウモリ被害

コウモリに棲みつかれてしまったら、悪臭や騒音が発生するだけでなく、人体や住宅そのものにダメージがあります。
悪臭被害
前述したとおり、コウモリのフンはドブ臭とアンモニア臭が混ざったような強烈な悪臭を放ちます。
コウモリは同じ場所で繰り返し排泄する習性があり、気温や湿度が高くなる梅雨時期から秋にかけてニオイが強まります。
悪臭は換気をしても改善されないため、ニオイを嗅ぎ続けると頭痛や吐き気など体調に悪影響が出ることも。
健康被害

コウモリの体やフンには、人間の健康を害するカビや病原菌が含まれています。
コウモリのフンは粉塵化しやすく、吸い込むと咳や鼻炎などの呼吸器疾患を引き起こします。
特に免疫力が低い子どもや高齢者は重症化し、重篤な疾患につながることも。
また、コウモリに咬まれたり排泄物に触れたりすることで、狂犬病やエボラ出血熱といった致死率の高い感染症を発症した例も報告されています。
| 感染症 | 潜伏期間 | 症状 | 致死率 |
| ヒストプラスマ症 | 7日〜21日 | 発熱、悪寒、頭痛など | 31.7〜61.5% |
| 重症急性呼吸器症候群(SARS) | 2日〜10日 | 発熱、悪寒戦慄、筋肉痛など | 9.6% |
| リッサウイルス感染症 | 20日~90日 | 発熱、食欲不振、倦怠感など | – |
| エボラ出血熱 | 2日~21日 | 発熱、強い脱力感、筋肉痛など | 90% |
| 狂犬病 | 30日〜60日 | 発熱、頭痛、倦怠感など | ほぼ100% |
さらに、野生のコウモリの体やフンにはダニやノミなどの寄生虫が付着しており、刺されたり咬まれたりすると強いかゆみや発疹などを引き起こします。
健康被害を防ぐためにも、コウモリに素手で触れたり、不用意に近づかないようにしてください。
住宅被害

コウモリの糞尿は天井や壁に染み込み、シミや変色の原因になります。
見た目を損ねるだけでなく、建材の腐食が進み住宅の耐久性を低下させる可能性があるうえ、
糞尿によって湿った建材には、シロアリが誘引されやすく、食害によって住宅がさらに脆くなるかもしれません。
建材が劣化したりシロアリ被害にあった場合、高額な修繕費用が必要になることもあります。
騒音被害
コウモリに棲みつかれると、壁や天井から「パタパタ」という羽音や「カサカサ」という移動音、「キーキー」という甲高い鳴き声が聞こえます。
コウモリは夜行性で、人間が寝る準備を始める時間帯に騒音が聞こえるため、
室内に騒音が響き渡ることで睡眠不足に陥り、自律神経の乱れやノイローゼなどの健康影響に発展します。
【棲みつく前なら】コウモリ飛来対策をする
今は棲みつかれている気配はないものの、ベランダにコウモリが飛来する場合、将来的に住宅へ侵入されて棲みつかれる恐れがあります。
棲みつかれてからでは駆除の手間や費用も大きくなるため、早い段階で飛来対策を行うことが大切です。
ただし、コウモリが苦手とするニオイを利用する方法は、近隣住民にストレスになることもあるため、
事前に了承を得て使用する、または別の対策方法を講じるようにしてください。
コウモリ用忌避剤の設置

コウモリが寄りつく場所に、コウモリが嫌がるハッカやワサビのニオイを利用した忌避剤を設置するのがおすすめです。
忌避剤には主に3種類あり、設置する場所によって使い分けることができます。
| タイプ | 商品 | 効果持続期間 |
| 置き型 | ![]() |
約2ヶ月 |
| 吊るし型 | ![]() |
約1ヶ月 |
| ジェル型 | ![]() |
約1年 |
置き型は、床下や屋根裏などの広い空間に置いておくだけで寄せ付けにくくする効果があり、手軽に使用できるのがメリットです。
吊るし型は、ベランダの手すりや物干し竿に吊るしておくだけで忌避効果を発揮しますが、効果の持続期間は約1ヶ月程度と短いため、こまめに交換する必要があります。
ジェル型は、ベランダの手すりや外壁に直接塗りつけたり、専用のカップに入れたりして使用するもので、商品によっては1年程度効果が持続します。
ただし、ジェルがコウモリの体に付着すると、身動きがとれなくなって最悪の場合死んでしまう可能性があるため、定期的にジェルの状態をチェックしましょう。
ハッカスプレーの散布

コウモリが苦手なハッカ成分が含まれたスプレーを散布することも、忌避対策の1つです。
ハッカ油の原液をそのまま散布すると、外壁が変色したり劣化したりする可能性があるため、
必ず希釈し、ベランダの換気口や室外機の周りなど侵入されそうな場所に噴きかけます。
ベランダや軒下に希釈したハッカスプレーを散布するだけなので手軽ですが、揮発しやすく効果持続時間は最大24時間程度のため、1日1回は散布しましょう。
ハッカは天然成分ですが、小さい子どもや高齢者、妊婦、ペットはメントール成分で体調を崩すことがあるため、
該当の方がいる場合は使用を控え、忌避剤や防獣ネットの設置など他の対策を講じてください。
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木酢液の設置

木酢液とは、炭をつくるときに出る煙を冷却させた液体で、独特な燻製のようなニオイを放ちます。
木酢液の強いニオイは山火事を連想させるため、コウモリを含む哺乳類の多くは本能的に危険を感じてその場に近寄りません。
そのため、木酢液は害獣忌避に頻繁に活用されており、コウモリ対策としても有効です。
木酢液の原液をペットボトルに3分の1程度入れ、液体がこぼれないようにV字の切り込みを数箇所入れ、ベランダに吊るします。
木酢液は強い酸性で、人間にとっても刺激が強いため、取り扱う際はマスクや手袋、保護ゴーグルを着用してください。
また、木酢液はニオイが強いため、住宅密集地での使用は近隣の迷惑になることがあるほか、
洗濯物へのニオイ移りが気になる場合は、超音波発生器やLEDライトなど別の対策を検討してください。
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害獣用超音波発生器の設置

コウモリは、超音波を発して障害物や獲物との距離を測っています。
害獣用超音波発生器から出る人工的な超音波を感知すると、コウモリは混乱し周辺を避けるようになるため、忌避に効果的です。
人間が聞き取れる音の周波数は20Hz〜20kHz程度、住宅街に飛来するアブラコウモリの忌避に効果がある周波数は35kHz〜50kHzのため、基本的に人間には聞こえません。
ただし、聴覚が敏感な12歳までの子どもやペットは騒音として感知する場合があり、ストレスを溜める可能性も。
ご家庭や近隣に該当する方がいるのであれば、別の対策の検討をおすすめします。
また、コウモリが超音波に慣れてしまうと効果が薄くなるため、忌避剤やLEDライトと併用するといいでしょう。
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害獣用LEDライトの設置

コウモリは夜行性で30lx〜40lxの強い光を避ける習性があります。
この習性を利用し、ベランダに害獣用のLEDライトを設置するのも効果的です。
LEDライトは白熱電球と異なり紫外線を出さないため、コウモリのエサとなる昆虫が集まりにくいというメリットもあります。
ただし、夜間に点灯するLEDライトは近隣への迷惑になる可能性もあるため、光が漏れないよう角度を調整するか、住宅密集地であれば他の対策を検討しましょう。
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防獣ネットの設置

ベランダ全体を防獣ネットで覆うことで、コウモリの侵入を物理的に阻止できます。
防獣ネットを設置すれば長期間効果が持続するうえ、ニオイや超音波の発生といった近隣への影響が少なく、害鳥の侵入も防げるというメリットがあります。
ただし、強風で飛ばされたり、ゴミが引っかかったりする可能性があるほか、景観を損なうデメリットも。
また、アパートやマンションは、ベランダが共有部分に含まれているため、自己判断で加工や修繕をすることは認められていません。
設置前に必ずオーナー、管理会社、管理組合に問い合わせてください。
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ベランダの整理整頓・清掃

忌避対策グッズの利用も効果的ですが、ベランダを整理整頓し清潔にしておくことも大切です。
ベランダに雨水が溜まった植木鉢やバケツを放置したり、ゴミを放置して排水溝が詰まったりすると蚊やユスリカが湧きます。
湧いた昆虫を求めてコウモリが寄り付きやすくなるため、不要な物は処分し、排水溝周りの定期的な清掃を行って水たまりをつくらないようにしてください。
【ベランダの床】糞尿の正しい清掃・消毒方法
ベランダの床に落とされたコウモリの糞尿には、病原菌やカビが潜んでいます。
安全かつ衛生的に処理するため、正しい清掃と消毒の手順を解説します。
処理手順①道具をそろえる
作業に必要な道具をそろえ、舞い上がったフンを吸い込んだり直接触ったりしないようにマスクやゴム手袋、保護ゴーグルなどを着用します。
| 道具 | 商品 | 用途 |
| 防じんマスク | ![]() |
フンの菌の吸い込みを防ぐ |
| ゴム手袋 | ![]() |
アブラコウモリの体やフンに直接触れるのを防ぐ |
| 保護ゴーグル | ![]() |
フンや菌によるアレルギー発症を防ぐ |
| 霧吹き | ![]() |
フンを湿らせて粉塵の飛散を防ぐ |
| ほうき・ちりとり | ![]() |
フンをまとめて集める |
| 消毒液 | ![]() |
フンを清掃した後に消毒する |
| タオル | ![]() |
消毒液を染み込ませてベランダを覆う |
| ペットシーツ | ![]() |
熱湯消毒の際の保温に使用する |
処理手順②霧吹きで濡らす

コウモリのフンは、乾燥するとポロポロと崩れて粉末状になり、空気中に舞いやすいです。
粉塵にはカビや菌が含まれており、吸い込むと感染症やアレルギーを引き起こす恐れがあるため、
霧吹きを使ってフン全体に水を吹きかけ、湿らせて舞い上がらないようにしてから作業をはじめます。
処理手順③ホウキとちりとりで集める

フンが十分に湿ったら、ホウキとちりとりを使ってまとめて集めます。
勢いよく掃くと粉塵が舞い上がる恐れがあるため、ゆっくりと丁寧に行いましょう。
使用したホウキとちりとりはフンや菌が付着しているため、消毒するか衛生面が心配な場合は廃棄するのがおすすめです。
処理手順④密封して捨てる

集めたフンはビニール袋に入れて封をし、何らかの拍子に穴が開いて中身が出てこないよう、さらにもう1枚のビニールに入れて二重にします。
捨てる際のゴミの区分は可燃ゴミが一般的ですが、自治体によって異なる場合があるため、お住まいの自治体のゴミの区分を確認してください。
すぐに処分できない場合は、回収日まで蓋のついたゴミ箱に入れて屋外で保管し、害虫や害獣が寄ってこないようにしましょう。
処理手順⑤ベランダを消毒する

フンを取り除いただけでは、目に見えない菌が残っている可能性が高いです。
不要なタオルやシーツに50倍に薄めた次亜塩素酸ナトリウムを染み込ませ、フンが蓄積していた場所とその周辺約2mの範囲を10分〜30分程度覆って消毒します。
ベランダの素材によっては次亜塩素酸ナトリウムが使用できない場合は、熱湯消毒が有効です。
ペットシーツの吸水面に熱湯をかけ、その上からレジャーシートやバスタオルで覆って保温します。
熱が冷めるまでそのまま置いておき、冷えたらペットシーツごとゴミ袋に入れて廃棄します。
ただし、分譲、賃貸にかかわらず、マンションのベランダは共用部分にあたります。
大がかりな消毒作業は、管理規約に触れる場合があるため、事前にオーナー、管理会社、管理組合に確認を取ってから行いましょう。
処理手順⑥道具・衣服を処分し手を洗う

消毒後、ゴム手袋やマスクなど身につけていたものは、汚れた面が直接触れないよう内側に丸め込むようにして取り外し、ビニール袋に入れます。
ホウキやちりとり、タオルもビニール袋に入れ、密封してから廃棄します。
清掃、消毒時に着用していた衣類は、他の衣類と分けて洗濯するか、可能であれば処分しましょう。
道具や衣類を処分した後は、大量の流水と石鹸で15分以上かけて入念に手を洗います。
爪の間や手首まで丁寧に洗いましょう。
【ベランダの外壁】糞尿の正しい清掃・消毒方法
ベランダの外壁に付着したコウモリの糞尿も、放置すると衛生環境を悪化させます。
外壁の素材によっては、誤った方法で清掃、消毒すると傷がついたり変色したりする恐れがあるため、以下のような方法で行いましょう。
手順①道具をそろえる
外壁は床と異なり凸凹が多く、糞尿が隙間に入り込みやすいですが、外壁の清掃は使用する道具や洗剤に注意すればそれほど難しくありません。
外壁を傷つけずに汚れを落とせる、以下のような道具を選びましょう。
ベランダの床の清掃、消毒と同様に、身を守るマスクやゴム手袋、保護ゴーグルは必ず着用してください。
手順②作業場所を養生する

水や洗剤が染み込むと、腐食や故障、漏電の原因になるため、
清掃をはじめる前に電源コンセントや配管周り、コーキング剤で覆われている部分を養生テープやビニールシートで保護します。
また、ベランダで植物を育てているご家庭では、洗剤がかかると枯れてしまう恐れがあるため、移動させたりビニールシートで覆ったりしましょう。
手順③水洗いをする

養生が終わったら、まずは柔らかいスポンジや雑巾などで水洗いします。
乾燥した糞尿が付着した状態でこすり洗いをすると外壁の塗装を傷つけてしまうため、汚れに水を含ませて拭き取りましょう。
手順④スポンジに洗剤を含ませて洗う

水洗いで落ちない頑固な汚れに対しては、洗剤を使います。
中性洗剤または外壁専用の洗剤をスポンジに含ませ、汚れた箇所を優しく洗いましょう。
ごしごしと力強くこすると外壁の素材や塗装が剥がれたり、傷がついたりすることがあるため注意してください。
汚れを落とした後は洗剤や汚れが残らないよう、水でしっかり洗い流します。
手順⑤道具・衣服を処分し手を洗う

外壁の清掃が終わった後は、使用した道具と衣服を安全に処理します。
使用したスポンジや雑巾、着用していたマスクやゴム手袋は汚れた面に触れないよう、内側に丸めて処分します。
清掃時に着用していた衣類は、他の洗濯物と分けて単独で洗濯、または処分しましょう。
手指は15分以上かけて大量の水と石鹸で丁寧に洗い流します。
頑固な汚れはプロに依頼
洗剤を使っても汚れが落ちない場合、力任せにこすると外壁が剥がれたり、傷がついたりして修繕費用がかさむ原因になります。
プロであれば、外壁素材にあった洗剤や洗浄方法で安全かつきれいに清掃できるため、汚れがどうしても落ちないときはプロへ依頼してください。
【自分でできる】コウモリ駆除方法
コウモリが住宅に棲みついてしまった場合でも、被害が軽度であれば自分での駆除が可能です。
ただし、正しい手順で作業を行わなければ、追い出しきれなかったり再び戻ってきてしまうこともあります。
【注意】コウモリの殺傷・捕獲はNG

野生のコウモリは、鳥獣の保護及び管理並びに狩猟の適正化に関する法律で守られており、無許可での捕獲や殺傷が禁じられています。
違反した場合、100万円以下の罰金や1年以下の拘禁刑に科せられる可能性があります。
追い出すためであったとしてもコウモリを捕まえたり、傷つけたりしてはいけません。
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駆除手順①巣・侵入経路の特定

まずは、コウモリの巣と侵入経路を特定します。
巣の場所を特定しなければ、すべてのコウモリを追い出すことができません。
また侵入経路が把握できていない状態では、追い出し後の封鎖作業ができず、再び戻ってきてしまいます。
日没後20分〜30分の間、コウモリが活動を開始する時間帯に自宅周辺を観察し、どこからコウモリが出入りしているかチェックしましょう。
駆除手順②駆除毒具をそろえる

コウモリを安全に駆除するために、必要な道具を事前に準備しておきましょう。
フンを吸い込んだり直接触ったりしないよう、マスクやゴム手袋、保護ゴーグルを着用してから作業を行います。
追い出しに使用する忌避スプレーや、侵入経路に応じた封鎖道具も必須の道具です。
駆除手順③コウモリを追い出す

道具がそろったら、忌避スプレーを使ってコウモリを追い出します。
追い出し作業は、コウモリが活発に活動する18時〜22時頃に行います。
忌避スプレーは最大6m離れた距離からでも噴射可能なため、驚いて飛び出してきたコウモリに接触しないよう、十分に距離を取りましょう。
また、忌避スプレーは設置型の忌避剤と同様にコウモリが嫌がるハッカ成分が配合されているため、
刺激に弱い方はゴーグルやマスクを着用し、吸い込まないよう注意してください。
駆除手順④巣を清掃・消毒する

コウモリを追い出したら、巣に残されたフンの清掃と消毒をします。
フンが大量に蓄積されている場合は、 ハンディクリーナー を使うと手早く片付けられます。
使用したハンディクリーナーには病原菌やカビが付着しているため、念入りに消毒するか、可能であれば処分しましょう。
清掃後は巣の中を消毒します。
消毒液をスプレーで直接噴射すると、粉塵化したフンが舞い上がってしまうため、消毒液を染み込ませた雑巾で拭きましょう。
清掃、消毒に使用した道具は、ビニール袋を二重にして密閉し処分してください。
駆除手順⑤侵入経路を塞ぐ

コウモリは強い帰巣本能を持っているため、侵入経路を塞いで戻って来られないようにします。
屋根や外壁の亀裂、雨どいの隙間など、塞いでも生活に支障がない場所はコーキング剤や防獣パテで埋め、
換気口や換気扇などの空気を通す必要がある箇所は、網目1cm以下の金網やパンチングメタルで封鎖します。
金網やパンチングメタルは侵入経路のサイズに合わせて金切りばさみでカットし、コーキング剤で接着させます。
駆除手順⑥再来対策を行う
侵入経路を塞いだ後、再来対策を行うことでさらにコウモリの寄り付きを防止できます。
コウモリが寄り付きやすい軒下やベランダには吊るし型、ジェル型の忌避剤や超音波発生器、屋根裏や床下には置き型の忌避剤など、対策する場所に応じた製品を使用します。
具体的な再来防止方法や対策グッズは、こちらを参考にしてください。
【プロに依頼】自分では難しいケース
コウモリが自宅に棲みついた場合、状況によっては自分でも駆除可能です。
しかし、以下のような自力での対処が難しい場合はプロへ依頼しましょう。
2m以上の高所作業

ベランダや屋根周辺など、2m以上の場所での作業は転落の危険性が高いため、有資格者しか作業できません。
脚立を使えば自力で作業できると思っても、不安定な体制では思わぬ事故につながります。
安全のため、高所作業を実施できるプロに依頼しましょう。
屋根裏や床下など狭い場所に巣がある

屋根裏は建築基準法で最高部1.4mと定められており、床下は一般的に30cm〜45cm程度と、大人1人が入るのがやっとなほど狭く、思うような作業は難しいです。
また、点検口が設置されていない住宅もあり、点検口を設置する工事を行わなければなりません。
さらに、屋根裏や床下には無数の配線や水道管などが張り巡らされており、中にはむき出しの状態もあることから、作業中にうっかり触れて感電や破損、ケガをする恐れも。
慣れない場所での作業はリスクが高いため、プロへの依頼を検討してください。
どこに棲みついているかわからない
ベランダの隙間から住宅内に侵入したコウモリは、壁の中を移動し、どこに棲みついているのかわからないことがあります。
巣の場所を特定できなければ、コウモリを完全に追い出すことができないため、豊富な知識と経験を持つプロに依頼しましょう。
処理しきれないほどに糞尿が多い

コウモリが長期間棲みついていた場合、巣の中は足元が見えないほど大量のフンが蓄積されていることがあります。
フンが大量に蓄積された空間には、粉塵化したフンのカビ、菌が充満しており、中に入るだけで吸い込んでしまい、健康を害する恐れも。
また、処理する糞尿の量が多いほど、作業にかかる時間と手間は膨大になるため、一般の方では対応しきれません。
コウモリと対峙するのがこわい

コウモリに近づくのがこわい方もプロへの依頼をおすすめします。
コウモリを媒介とした感染症やアレルギー、寄生虫被害などを考慮し、「もしコウモリとぶつかったらどうしよう」と恐怖を感じる方は多いでしょう。
コウモリと対峙したくない場合は、巣や侵入経路の特定から追い出し、侵入経路封鎖作業、再来対策まで一貫して対応できるプロにお任せください。
まとめ
本記事では、コウモリがベランダに飛来する理由や棲みつかれているサイン、ベランダの清掃方法について解説しました。
コウモリに棲みつかれる前であれば、設置型の忌避剤や害獣用超音波発生器、防獣ネットなどを使って侵入されない対策を行います。
しかし、ベランダの周辺で頻繁にコウモリを見かける場合は、すでに自宅の中に棲みつかれている可能性があります。
コウモリによる被害は放置するほど深刻になるため、早急な対処が必要です。
自力での駆除が難しいと感じたら、豊富な経験と専門知識を持つ害虫害獣コンシェルジュへぜひお問い合わせください。
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