コウモリが嫌がるものを一挙紹介!寄せ付けない環境づくり

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- 現地調査・お見積り:無料
- 忌避液散布:19,800 円/30㎡まで
- 侵入口閉鎖作業:500 円/箇所~
- 清掃作業:2,200 円/㎡
※現地地調査・お見積りは対応エリア・加盟店・現場状況等により記載内容の通りには対応できない場合がございます。
自宅に寄ってくるコウモリを追い払うため、嫌がるものは何か知りたい方は多いでしょう。
コウモリ専用忌避剤のほかに、ハッカ、木酢液などコウモリが嫌がるものは複数あります。
本記事では、コウモリが嫌がるものを紹介するとともに、使用上の注意と使い方、さらに嫌がるもの以外での対策、コウモリが棲みついた場合の駆除方法についても解説します。
ぜひ最後までご覧ください。
そのため、自宅に寄ってくるコウモリは傷つけたり捕まえたりせずに、嫌がるものを使って追い払いましょう。
・コウモリが嫌がるもの
・嫌がるもの以外でのコウモリ対策
・自宅にコウモリが寄ってくる危険性
コウモリが嫌がるものを使ううえでの注意

コウモリが嫌がるものを使用して追い払う際、いくつかの注意点があります。
【注意①】コウモリの殺傷、捕獲はNG

野生のコウモリの無許可での殺傷、捕獲は鳥獣保護管理法で禁止されており、違反すると100万円以下の罰金もしくは1年以下の拘禁刑が科されます。
そのため、自宅に寄ってくるコウモリは傷つけたり捕まえたりせずに、嫌がるものを使って追い払いましょう。
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【注意②】嫌がるものを2つ以上併用する

嫌がるものを1つ使うだけでは、十分にコウモリ対策できない場合があります。
たとえば、コウモリが苦手なハッカのニオイを散布したとしても、効果が続くのは最大で24時間です。
また、超音波が発生する場所を嫌がる習性があるものの、慣れると気にせず近寄ってくることも。
嫌がるものを2つ以上使用すると、片方の効果が薄まっても、もう一方で補えます。
【注意③】ニオイ対策は近隣トラブルになることも

コウモリが嫌がるハッカ、木酢液、カプサイシンなどのニオイは、人間に不快感を与えるだけではなく、健康に悪影響を及ぼす危険があります。
自宅のみならず、ニオイが近隣まで広がるとトラブルに発展しかねないため、使用前に了承を得てください。
どうしても聞き入れてもらえないのであれば、ニオイ以外の対策を試しましょう。
コウモリが嫌がるもの一覧

具体的にコウモリがどういったものを嫌がるのかを紹介します。
コウモリ専用忌避剤

コウモリ専用忌避剤には、嫌がる成分が含まれているため飛来対策にうってつけです。
長期間効果が持続する忌避剤を、コウモリが寄ってくる場所に設置しましょう。
主に下記の4つのタイプに分かれます。
| 種類 | 商品 | 効果持続期間 | 適した場所 |
| 置くタイプ | ![]() |
約2ヶ月 | 屋根裏、床下 |
| 吊るすタイプ | ![]() |
約1ヶ月 | ベランダ、玄関 |
| 貼るタイプ | ![]() |
約1ヶ月 | シャッター、雨戸 |
| ジェルタイプ | ![]() |
約1年 | ベランダ、庭 |
置くタイプは、名前のとおり置くだけでコウモリ対策ができる商品で、屋根裏や床下などの広い空間でもニオイが広がります。
中に小さな袋が入っており、取り出して狭い隙間に設置することも可能です。
吊るすタイプは、紐やワイヤーで括りつけられ、ベランダの物干し竿や玄関の外灯、軒先で活用できます。
貼るタイプは、シャッターや雨戸、外壁に直接貼り付けるだけでコウモリを忌避する手軽な商品です。
ジェルタイプは、ベランダの手すりや庭の地面やフェンスに直接塗布する、もしくは専用カップに入れて使用し、約1年効果が持続します。
ただし、コウモリの体がジェルに触れると身動きがとれなくなり、衰弱死する可能性があるため、こまめなチェックが必要です。
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ハッカ

コウモリは、ハッカに含まれるメントールを嫌がるため、スプレーにしてベランダや玄関などに噴射すると効果的です。
原液のハッカ油が市販されていますが、そのまま使うと外壁にシミができたり、皮膚に触れて炎症を起こしたりする場合があるため、必ず希釈してから使用してください。
ハッカ油を用いたスプレーのつくり方は以下のとおりです。

1.スプレーボトルにハッカ油を入れる
2.無水エタノールを10ml程度注ぐ
3.スプレーボトルを振ってハッカ油と無水エタノールを混ぜる
4.水を90ml程度加えて全体が混ざるように振る
すでに希釈されているハッカスプレーも販売されているため、すぐに使いたい方におすすめです。
ただし、効果持続時間は最大24時間と短いため、毎日こまめに噴射する必要があります。
ニオイが近隣に広がるとクレームを受けることがあるため、使用前に説明しておきましょう。
また、ハッカに含まれるメントンは、小さな子どもや妊婦、イヌやネコの健康に害を及ぼすため、ご家庭に該当する方がいる場合は、別の対策を検討してください。
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ハーブ

一部のハーブにもメントールが含まれており、コウモリ対策に活用できます。
有効な品種はニホンハッカかペパーミントで、ベランダや庭で栽培するとコウモリが近寄りにくくなります。
ただし、ハーブは繁殖力が強いため、他の植物と一緒に植えると栄養を奪うほか、庭の地面で直接栽培すると数が増えすぎるため、専用のプランターで育てましょう。
カプサイシン

唐辛子に含まれるカプサイシンは、刺激や痛みをもたらし、コウモリをはじめとする害獣が嫌がる成分です。
カプサイシンが配合されている忌避剤は、粒状で屋外に撒くタイプのものが多く、コウモリが近寄りやすい外壁付近に使用します。
人間にとっても刺激の強い成分のため、作業時はマスク、保護ゴーグル、ゴム手袋を着用しましょう。
また、独特のニオイが発生し、自宅の敷地内のみならず近隣にも広がる可能性があります。
使用前に了承を得て、難しい場合は別の対策を検討してください。
ワサビ

ワサビをすりおろした際に発生する、アリルイソチオシアネートという粘膜を刺激する成分が、コウモリ対策に有効です。
一般家庭によくあるチューブ入りのワサビを使って、忌避スプレーをつくることができます。
・ワサビ(チューブ) 2g
・水 100ml
・スプレーボトル
・マスク
・ゴム手袋
・保護ゴーグル

1.スプレーボトルにワサビを入れる
2.水を注ぐ
3.スプレーボトルを振ってワサビと水を混ぜる
人間にも刺激を与える成分のため、作業時はマスク、ゴム手袋、保護ゴーグルで体を防護しましょう。
つくるのが面倒という方は、市販のワサビ成分が配合されている忌避スプレーを使用してみてください。
ハッカスプレーと同じく、ベランダや玄関などコウモリが寄ってきやすい場所に噴射してください。
雨や風でニオイが消えやすいため毎日噴きかける必要がありますが、ニオイが近隣にまで漂う場合があるため、使用前に許可をとっておきましょう。
木酢液

木酢液とは、木炭をつくる際に発生する煙を冷却した液体で、害獣対策によく使われます。
燻したニオイが山火事を連想させることから、コウモリをはじめとする多くの哺乳類が苦手としています。
木酢液の原液を、ペットボトルの3分の1程度注ぎ、各面にV字の切り込みを入れて、ベランダの物干し竿や軒先に吊るすと、コウモリ忌避に効果的です。
原液は人間にとっても刺激が強く、皮膚に付着すると炎症を起こすため、必ずゴム手袋をつけて作業してください。
また、ニオイが非常に強烈で広範囲に広がりやすく、近隣に迷惑をかける可能性があります。
事前に、使用する理由を説明したうえで、近隣住民に許可をとり、難しい場合は別の対策を検討しましょう。
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ナフタレン

ナフタレンは、衣類の防虫剤でよく使われている化学物質です。
独特の刺激臭を放ち、コウモリ忌避に役立つ一方で、皮膚炎や目の痛みを引き起こす有毒物質だと厚生労働省が報告しています。
ネット通販で購入できますが、動物実験において発がん性があることも確認されているため、使用はおすすめできません。
強い光

夜行性であるコウモリは強い光を嫌う傾向があるため、自宅や庭に害獣用LEDライトを設置すると寄り付きにくくなります。
場所によって適したライトが異なります。
| 場所 | 商品 | 機能 |
| ベランダ | ![]() |
・ソーラー充電式 ・防水仕様 |
| 換気口、換気扇付近 | ![]() |
・ソーラー充電式 ・防水仕様 ・庭、玄関用 |
| 室外機付近 | ![]() |
・ソーラー充電式 ・防水仕様 ・壁固定タイプ |
| 玄関 | ![]() |
・人感センサー付き ・防水仕様 |
屋外で使うため、いずれも防水仕様は必須です。
ベランダや換気口、換気扇付近、室外機付近は電源を確保するのが難しく、ソーラー充電式を選ぶといいでしょう。
また、外壁に設置する場合は壁に固定したりかけられたりするかどうかをチェックしてください。
玄関については、外灯をLEDに変えるとコウモリが寄り付きにくくなるうえ、エサである昆虫も集まりづらくなります。
ただし、害獣用LEDライトは大変強い光を発するため、場所や角度によっては隣家を照射してしまうことも。
近隣トラブルを避けるため、自宅の敷地内だけを照らすように工夫しましょう。
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超音波

住宅街に現れるコウモリは、視力が弱く、超音波を発して反響音を感知して障害物や獲物との距離をはかっています。
自分が出している同じ周波数帯の人工的な音波を感知すると、行動が乱されるため、近寄ってこなくなります。
そのため、コウモリが飛来しやすい場所に害獣用超音波発生器を設置すると忌避対策に有効です。
場所別のおすすめの害獣用超音波発生器は以下のとおりです。
| 場所 | 商品 | 機能 |
| 屋根付近、ベランダ、玄関 | ![]() |
・電池式、ソーラー充電、USB充電 ・防水仕様 |
| 換気口、換気扇付近 シャッター、雨戸付近 |
![]() |
・充電式 ・防水仕様 ・差し込み可能 ・周波数13.5kHz~55.5kHz |
LEDライトと同様に、屋外で使用するため防水仕様の有無は必ず確認しましょう。
あわせて、住宅街に飛来するコウモリが嫌がる超音波の周波数帯である35kHz~50kHzに調整できるかのチェックも必須です。
屋根付近、ベランダ、玄関は、吊り下げて使うケースが多く、壁に固定できる仕様になっていたり、紐やフックを取り付けられる箇所があったりすると便利です。
換気口、換気扇、シャッター、雨戸付近は、10cm~30cm程度離した場所に設置して音波を発すると、音が拡散して効果が高まります。
人間の可聴域は20kHzまでのため、超音波は基本的に聞こえませんが、12歳以下の子どもやイヌ、ネコなどのペットは聴覚が敏感で、騒音として感知する場合があります。
ストレスを与える原因になるため、ご家庭や近隣に該当の方がいる場合は違う対策を検討しましょう。
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嫌がるもの以外でのコウモリ対策

コウモリが嫌がるものを使うと、ニオイで近隣に迷惑をかけたりご自身や家族の健康を損なうことがあります。
より安全に対策をしたい方向けに、嫌がるものを使わずにコウモリの飛来を阻止する方法を紹介します。
侵入経路の封鎖

・屋根の隙間
・雨どい
・軒下の隙間
・シャッターや雨戸の隙間
・換気口や換気扇
・玄関の隙間
・室外機のダクト
住宅街に現れるコウモリは、近くの雑木林や河川で昆虫を食べた後にねぐらを探します。
コウモリは、暗くてジメジメとした、天敵に見つかりにくい環境を好み、住宅には該当する場所が多く存在するため、侵入するのです。
わずか1cm~2cmの亀裂や隙間から入り込むことができ、築10年以上経過して外壁や設備が劣化している住宅は狙われる可能性が高いでしょう。
築浅でも油断はできず、換気口や換気扇など、構造上隙間があるところもコウモリの侵入経路です。
経年劣化で生じた外壁、室外機のダクト、雨どいの亀裂などは、コーキング剤や害獣パテで塞ぎましょう。


換気口、換気扇など、空気の入れ替えのために密閉できない箇所は、網目が1cm以下のパンチングメタルやステンレスメッシュを取り付けます。

なお、屋根やベランダ付近など、2mを超える高所での作業は危険がともなうため、コウモリ駆除専門のプロへの依頼をおすすめします。
防獣ネットの設置

防獣ネットは、ベランダ、テラス、屋上など、柱や軒がある広い場所での対策に適しています。
物理的に広範囲からのコウモリの飛来を防止できる点が大きなメリットです。
網目が1cm以下の防獣ネットとともに、固定するためのマウントベースや結束バンドも用意しましょう。
ただし、風に飛ばされて近隣住宅の敷地内に落下したり、ゴミが付着して外観を損ねたりする場合があります。
マンション、アパートのベランダは共用部であり、自己判断で大幅な加工を施すことができないため、事前にオーナー、管理会社、管理組合に設置して問題がないかを確認してください。
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自宅の整理整頓、清掃

庭やベランダに、空の植木鉢やバケツ、ビンや缶を放置したままだと、雨水が溜まって、コウモリの好物である蚊やユスリカが湧きやすくなります。
エサ場として認識されて飛来する可能性があるため、必要がないものは処分しましょう。
また、ベランダはコウモリが採餌後の休憩場所に使われやすく、排水口が詰まって水が溜まって昆虫が湧くと、「エサもとれるところだ」と覚えて、頻繁に寄ってきます。
ベランダの排水口に溜まっている枯葉や糸くずをこまめに取り除き、詰まりがひどい場合はワイヤーブラシで清掃しましょう。
そもそもなぜコウモリは住宅に来るの?

コウモリは山間部に生息していると思っている方が多いかもしれません。
しかし、周辺環境と習性によって住宅街に姿を現す種がいます。
住宅街に現れるのはアブラコウモリ

| 学名 | Pipistrellus abramus |
| 英名 | Japanese pipistrelle |
| 和名 | 油蝙蝠 |
| 分類 | 翼手目ヒナコウモリ科 |
| 体長 | 3.7cm~6cm |
| 体重 | 5g~10g |
| 生息地 | 日本、朝鮮半島、中国、台湾、ミャンマー、ベトナム、ラオス、インド |
| ねぐら | 住宅、高架橋、地下水路 |
| 食性 | 昆虫 |
識別図鑑 日本のコウモリ|株式会社文一総合出版
住宅街に頻繁に現れるのは、アブラコウモリという昆虫食性のココウモリの1種です。
体長5cm程度、体重10g程度の小柄なコウモリで、もともと自然豊かな山間部に生息していましたが、都市開発にともなう森林伐採で棲み処とエサ場を失い、住宅街近くの雑木林、河川、水田などに飛来するようになりました。
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理由①周辺に自然がある

アブラコウモリの主食は昆虫で、蚊、ユスリカ、カメムシ、ヨコバイ、ウンカなどを捕食します。
いずれも雑木林、河川、用水路、水田、畑など、人間にとって身近な自然に生息している昆虫です。
自宅の近くに該当する場所がある場合は、コウモリが頻繁に飛来します。
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理由②ナイトルースト

ナイトルーストとは、夜間の採餌中に消化と排泄をする行為および場所のことです。
アブラコウモリは小柄ながら大食漢で、1匹につき一晩で100匹以上もの昆虫を捕食します。
消化と排泄をして身軽にし、再度採餌をするために必要な休憩です。
ナイトルーストは、雨風をしのげて天敵に見つかりにくい場所で行います。
住宅には、ベランダや玄関の軒下、屋根付近など、条件に当てはまるところが多く、なおかつ採餌場所からも近いために、利用されやすいです。
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理由③ねぐらを探している

コウモリは、採餌のあとにねぐらを探す習性があり、ナイトルーストをするときと同じく、雨風の影響を受けにくく天敵の目につかない環境を好みます。
なおかつ、暗くてあたたかく、ジメジメとしていると、コウモリにとって絶好のねぐらです。
前述したように、住宅には、屋根裏、シャッターの隙間、雨戸の戸袋、換気口、床下など、コウモリが過ごしやすい場所が多く存在するため、ねぐらを求めて寄ってくることがあります。
こちらで紹介したとおり、1cm~2cmの亀裂や隙間さえあれば内部への侵入が可能です。
コウモリは住宅に棲みつく可能性がある
コウモリは、住宅を一時的なねぐらにするだけではなく、快適な場所だと感じるとそのまま長期間棲みつきます。

・屋根裏
・雨どいの中
・室外機のダクト
・換気口の中
・雨戸の戸袋
・シャッターの隙間
・床下
棲みつきやすいのは、暗くてジメジメとしている天敵に見つかりにくい屋根裏、雨どい、室外機のダクトなどです。
集団で棲みつく習性があり、最低でも10匹、最大で200匹もの大所帯で暮らすことも。
帰巣本能が強いため一度棲みつくとなかなか出ていかず、一時的に別の場所に移動したとしても、また戻ってくる可能性があります。
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コウモリが棲みついているサイン

頻繁に自宅にコウモリが寄ってきて、「もしかしたら棲みついているかもしれない」と不安を抱いている方は多いでしょう。
ここでは、コウモリが棲みついている際に見られるサインを紹介します。
・自宅の周りにフンがある
・外壁に白い汚れや黒ずみがある
・悪臭を感じる
・「パタパタ」「カサカサ」「キーキー」と聞こえる
自宅の周りにフンがある

自宅の敷地内で、黒くて細長いフンが多数見られるのであれば、コウモリが棲みついているかもしれません。
フンは、5mm~10mm程度の大きさで、乾燥していて捻じれた形状をしており、昆虫のハネや足が混ざっていることがあります。
コウモリは決まった場所に排泄をする溜めフンという習性をもち、侵入経路に使われやすいベランダ、屋根、室外機などの近くにまとまってフンが落ちている場合は、すでに棲みついている可能性が高いでしょう。
外壁に白い汚れや黒ずみがある

コウモリは巣から出入りする際に排泄をし、外壁に付着した尿が乾燥すると、白い液だれ状の汚れになります。
鳥のフンに似ていますが、黒い塊が混じっていないのであればコウモリの尿だと判断していいでしょう。
また、採餌に行くときに、住宅の狭い隙間から体をねじり出すため、汚れが黒ずみとなって残る場合があります。
ネズミも同じようなラットサインと呼ばれる痕をつけますが、ベランダや屋根付近など、高所に汚れが見られるのであれば、コウモリが棲みついているかもしれません。
悪臭を感じる

コウモリのフンは、ドブ臭とアンモニア臭が混ざったような独特の悪臭を放ちます。
コウモリは集団で棲みついて、巣の中に大量のフンを溜めるため、悪臭がエアコンや通気口からの空気にのって住宅内に広がります。
換気をしたり、消臭スプレーを使ったりしても改善されないほどのニオイが充満しているのであれば、コウモリが棲みついている可能性が高いです。
「パタパタ」「カサカサ」「キーキー」と聞こえる

コウモリは夜行性で、日没後20分~30分頃から活動をはじめ、「パタパタ」という羽音、「カサカサ」という移動音、「キーキー」という鳴き声を発します。
夕方から夜間にかけて活動音や鳴き声が聞こえる場合は、すでにコウモリが棲みついているかもしれません。
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コウモリが及ぼすさまざまな被害

コウモリが棲みついている気配がある場合、放置しておくとさまざまな被害に見舞われます。
・悪臭被害
・健康被害
・住宅被害
・騒音被害
悪臭被害
前述のとおり、コウモリのフンはドブ臭とアンモニア臭をまぜたような悪臭を放ち、住宅内に充満します。
ニオイによってストレスがたまるだけではなく、頭痛、吐き気など健康に悪影響を与える場合も。
健康被害

コウモリのフンは乾燥していて粉塵化しやすく、エアコンや通気口の空気とともに住宅内に菌やカビが拡散して、住民が咳や鼻炎などを発症します。
また、トンネルやゴミ捨て場など人間にとって不衛生な場所に頻繁に出入りするため、ダニやノミなどの寄生虫を保有していることも。
室内に侵入した寄生虫に刺されると、皮膚が腫れたり激しいかゆみに襲われる可能性があります。
さらに恐ろしいのは、感染症への罹患です。
野生のコウモリは、多くの病原体を媒介し、以下の感染症を人間にうつした事例が報告されています。
| 感染症 | 潜伏期間 | 症状 | 致死率 |
| 重症急性呼吸器症候群(SARS) | 2日~10日 | 発熱、悪寒戦慄、筋肉痛 など | 9.6% |
| 狂犬病 | 30日~60日 | 発熱、頭痛、倦怠感 など | ほぼ100% |
| リッサウイルス感染症 | 20日~90日 | 発熱、食欲不振、倦怠感 など | – |
| ヒストプラスマ症 | 7日~21日 | 発熱、悪寒、咳嗽 など | 31.7%~61.5% |
自宅でコウモリを見かけた際、不用意に近づいたり素手で触れたりするのは危険なため、絶対にやめてください。
住宅被害

コウモリの糞尿には木材を劣化させる酸性成分が含まれており、巣に蓄積された排泄物を放置すると、天井や壁にシミができます。
さらに悪化すると、建材が腐食して住宅の耐久性が低下するほか、シロアリが寄ってきて食害にあう危険も。
騒音被害
前述のとおり、コウモリは、「パタパタ」という羽音、「カサカサ」という移動音、「キーキー」という鳴き声を集団で発します。
もっとも活発に動く20時~22時は、人間が就寝準備もしくはすでに就寝していることが多く、騒音が睡眠の妨げになって寝不足による体調不良に陥る場合があります。
棲みついているならはやめに駆除しよう!

コウモリが棲みついている気配を感じたら、被害が拡大する前にはやめに駆除しましょう。
コウモリの駆除=追い出し
こちらで解説したとおり、コウモリの殺傷と捕獲は法律で禁止されています。
ホウキで叩いたり網で捕まえたりできないため、コウモリの駆除とは巣から追い出すことを指します。
駆除手順①巣と侵入経路を特定

駆除前に、コウモリの巣と侵入経路を特定してください。
コウモリが棲みついている場所を巣といい、正確に把握しないとすべての個体を追い出せません。
また、コウモリは帰巣本能が強く、追い出しても再来して住宅に入り込む可能性があるため、侵入経路を特定して、駆除後に封鎖する必要があります。
コウモリの活動時間帯である日没後20分~30分から22時頃にかけて、自宅周辺を観察してどこから出入りしているのかをチェックしましょう。
また、フンがまとまって落ちていたり、尿が付着していたりするかどうかも、巣と侵入経路を探す手がかりになります。
駆除手順②駆除道具の購入

コウモリを駆除するための道具を用意します。
侵入経路の場所によって使う道具が一部異なるため、どこから出入りしているのかを正しく把握して、適したものを用意しましょう。
駆除手順③コウモリを追い出す

道具をそろえたら、忌避スプレーを巣もしくは侵入経路の隙間から噴射して、コウモリを追い出します。
忌避スプレーには、ハッカやワサビなど、人間にとっても刺激の強い成分が含まれているため、防じんマスク、ゴム手袋、ゴーグルをつけて作業してください。
長時間噴射するとコウモリが死ぬことがあるため、1回あたり10秒以内を目安に、断続的に噴きかけましょう。
コウモリが活動をはじめる日没後20分~30分に作業をすると、すべての個体を追い出しやすいです。
駆除手順④巣の清掃と消毒

すべてのコウモリを追い出したら、巣の中のフンの清掃と消毒を行います。
少量のフンなら、ホウキとちりとりで片付けられますが、コウモリは排泄量が多いため、大量に蓄積していることがほとんどです。
防じんマスク、ゴム手袋、ゴーグルで体を保護して巣に入り、ハンディクリーナーでフンを除去しましょう。
フンを清掃したら、消毒液を染み込ませた雑巾で巣の中を清拭します。
「消毒スプレーを噴きかけたほうが手っ取り早い」と考える方もいるかもしれませんが、菌やカビが飛散する恐れがあるため、丁寧に拭くほうがおすすめです。
また、フンに誘引されたゴキブリやハエが潜んでいる場合があるため、殺虫剤を用意しておくといいでしょう。
駆除手順⑤侵入経路を封鎖

住宅の亀裂や隙間を塞げば、コウモリの再侵入を防止できます。
場所によって、使用する道具が違うため、こちらを参考にして封鎖してください。
駆除手順⑥再来対策を行う
侵入経路を塞いだら、コウモリが再び寄ってこないように対策をします。
前述のとおりコウモリは帰巣本能が強く、追い出しても戻ってくる可能性があり、別の亀裂や隙間から再度侵入されることも。
コウモリ専用忌避剤、ハッカ、超音波などこちらで紹介している嫌がるものを使用して、再来対策を行いましょう。
自分で対応できない場合はプロに依頼を
「嫌がるものを使っても全然効果がない」「フンが溜まりすぎて手に負えない」「屋根裏に棲みついて自分で入れない」「コウモリを目の前にするのがこわい」など、
自力での駆除が難しい場合は、専門のプロに依頼しましょう。
現地調査から追い出し、巣の清掃と消毒、侵入経路の封鎖まで実施して、コウモリが寄ってこない環境をつくります。
安心して生活をするために、ぜひプロへの依頼を検討してみてください。
まとめ
コウモリが嫌がるものと使用方法、嫌がるもの以外でのコウモリ対策、自宅にコウモリが寄ってくる危険性などについて解説しました。
コウモリが苦手とするニオイ、超音波、LEDライトは忌避に有効です。
ただし、何度も飛来するうちにコウモリが慣れることもあり、対策を行ったからといって安心はできません。
また、頻繁にコウモリを自宅周辺で見かけるのであれば、すでに棲みついている可能性があります。
「自宅に寄ってくるコウモリを追い払いたい」「棲みついているかどうか確認してほしい」というご相談は、ぜひ害虫害獣コンシェルジュまでお寄せください。
プロが現在のご自宅の状況を確認し、適切な対策、駆除をご提案および実施いたします。
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