コウモリが夕方飛んでいるのはなぜ?家に来る理由から対策まで

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「夕方になると自宅の周りをコウモリが飛んでいるけど、なぜなんだろう?」と不思議に感じていませんか。
コウモリは森林や洞窟に潜んでいる動物だと思われがちですが、住宅街にも姿を現します。
この記事では、コウモリが夕方に飛んでいる理由と寄ってきやすい場所、追い払う方法や、人間に及ぼす被害、自分でできる駆除方法について詳しく解説します。
ぜひ最後までご覧ください。
・コウモリが夕方に飛んでいる理由
・コウモリを自宅に寄せ付けない方法
・コウモリが人間に及ぼす被害
コウモリが夕方飛んでいる理由
夕方に住宅街をコウモリが飛び回っているのを見て、「山にいる動物じゃないの?」と不思議に感じる方も多いでしょう。
ここでは、コウモリが夕方に飛ぶ理由を解説します。
住宅街を飛んでいるのはアブラコウモリ

| 学名 | Pipistrellus abramus |
| 英名 | Japanese pipistrelle |
| 和名 | 油蝙蝠 |
| 分類 | 翼手目ヒナコウモリ科 |
| 体長 | 3.7~6cm |
| 体重 | 5~10g |
| 生息地 | 日本、朝鮮半島、中国、台湾、ミャンマー、ベトナム、ラオス、インド |
| ねぐら | 民家、高架橋、地下水路 |
| 食性 | 昆虫 |
識別図鑑 日本のコウモリ|株式会社文一総合出版
夕方に住宅街を飛んでいるコウモリのほとんどはアブラコウモリです。
アブラコウモリは、北海道の一部を除く日本全域に生息しており、朝鮮半島やベトナム、インドなど東南アジアにも分布しています。
体長約5cm、体重約10gと小柄で、民家に棲みつくことからイエコウモリとも呼ばれ、主な食べものは小さな昆虫です。
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【夕方飛んでいる理由①】夜行性のため

アブラコウモリをはじめ、昆虫を主食とするココウモリは夜行性で、日没後20~30分から行動をはじめます。
おおよそ22時まで採餌のために活発に飛び回り、夜が明ける頃に巣に戻るというのがアブラコウモリの活動スケジュールです。
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【夕方飛んでいる理由②】採餌のため

アブラコウモリはもともと山間部など自然豊かな環境に生息していましたが、都市開発や森林伐採により棲み処やエサ場を失い、住宅街周辺の雑木林や河川・水田などで昆虫を捕食するようになりました。
蚊やユスリカ、カメムシやコガネムシなど人間の生活圏で頻繁に姿を見かける小さな昆虫を好み、日没後頻繁に住宅街上空を飛び回っています。
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【夕方飛んでいる理由③】ナイトルーストの場所を探している

ナイトルーストの場所を探すことも、夕方にアブラコウモリが飛んでいる理由の1つです。
ナイトルーストとは、コウモリが消化と排泄のために休憩する行為のことで、民家の屋根やベランダ、軒下など雨風をしのげて天敵に見つかりにくい場所に止まって休みます。
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アブラコウモリが寄ってきやすい場所とは?
夜間の採餌やナイトルーストの場所を探すために夕方に飛び回っているアブラコウモリ。
特にどういった場所に引き寄せられやすいのでしょうか。
雑木林・河川・水田の近く

前述のとおり、アブラコウモリは雑木林や河川、水田など昆虫が多く生息する場所で採餌を行います。
近所の公園に雑木林があったり、自宅が土手沿いに建っていたり、畑や水田がすぐ隣にあったりする場合は、アブラコウモリが寄ってきやすい環境です。
照明の周り

夜、街灯の周りに大量の昆虫が集まっているのを見たことがある方は多いでしょう。
昆虫は紫外線を含む白熱電球に引き寄せられやすく、アブラコウモリにとってはエサが大群を成している絶好の狩場です。
玄関の外灯に昆虫が寄ってくる場合、それらを狙ってアブラコウモリがあなたの家に飛来する可能性もあります。
管理が滞った庭・ベランダ

不要なバケツや植木鉢、空き瓶や空き缶を庭やベランダに放置していると、雨水が溜まって蚊やユスリカなどの昆虫が湧きやすくなります。
庭や花壇の雑草を手入れせずにそのままにしている場合も、昆虫がどんどん寄ってきます。
ベランダや庭の物干し竿の周辺はナイトルーストされやすい場所であり、室外機の周辺もあたたかい空気が循環していてアブラコウモリが寄ってきやすいです。
加えて昆虫が大量に発生していると、休憩もできてエサにも困らない快適な場所だと認識されます。
アブラコウモリを自宅に引き寄せたくない場合は、いらないものやゴミを処分し、日ごろから庭の手入れをして綺麗な状態を保ちましょう。
軒下・屋根の周辺

前述のとおり、アブラコウモリは消化と排泄のために採餌中にナイトルーストをします。
休憩するのに最適なのが、天敵から身を隠しやすく、雨風の影響を受けにくい軒下や屋根の周辺です。
ナイトルースト後にねぐらを求めて民家に侵入する場合があり、外壁が劣化して亀裂や隙間がある住宅だと、さらに寄ってきやすいです。
アブラコウモリは民家に侵入して棲みつくことがある!
アブラコウモリは、ただ住宅街周辺を飛んでいるだけではなく、民家に侵入して棲みつくことがあります。
民家に棲みつく理由や侵入経路、棲みつきやすい場所を詳しく解説します。
アブラコウモリはなぜ民家に棲みつく?
夜行性のコウモリは、採餌後に日中眠れるねぐらを探します。
住宅街近くでエサを食べるアブラコウモリにとっての手頃に休める場所は、民家やビルなどの人工建物です。
都合がいいことに、人間の住む家には、屋根裏や雨戸の戸袋、床下などアブラコウモリが好む暗くてジメジメした場所がたくさんあります。
採餌後にすぐ立ち寄れる快適なねぐらとして、アブラコウモリは民家に侵入して棲みつくのです。
アブラコウモリはどこから侵入する?

棲みつくといっても、一体どこから侵入するのか不思議に思う方も多いでしょう。
アブラコウモリは体が小さいため、わずか1~2cmほどの亀裂や隙間があれば内部へ侵入します。
・屋根の隙間
・軒下の隙間
・雨どい
・換気口
・換気扇
・シャッターや雨戸の隙間
・室外機のダクト
・玄関の隙間
住宅は築10年以上経過すると、外壁及びさまざまな設備が劣化し始め、亀裂が入ったり隙間ができたります。
古くなった屋根の瓦の隙間や、軒下と外壁の間にできた亀裂、経年劣化でつなぎ目が緩くなった雨どいなどをめざとく見つけて、アブラコウモリは民家に侵入します。
築浅だからといっても油断はできず、構造上隙間のある換気口や換気扇から侵入する場合も。
どのような住宅であっても、1~2cmの隙間がある限りはアブラコウモリに侵入される可能性があります。
アブラコウモリはどこに棲みつく?
アブラコウモリが棲み処とする主な場所は以下のとおりです。

・屋根裏
・雨どいの中
・室外機のダクト内
・換気口の中
・雨戸の戸袋
・シャッターの隙間
・床下
天敵に見つかりにくくジメジメしていて暗い場所を好み、一時的なねぐらにするばかりか長期的に棲みつくことがあります。
単独で棲みつくわけではなく、どんなに狭い場所でも10匹以上の集団を形成します。
小さい体を密に寄せ合って暮らしており、シャッターの隙間に20匹以上ものアブラコウモリが棲みついていた事例も。
なお、アブラコウモリが棲みつく場所を巣と呼びますが、鳥のように枝や葉を集めて巣をつくるわけではなく、棲みついている場所や糞尿の形跡そのものをアブラコウモリの巣と呼びます。

アブラコウモリに棲みつかれるとこんな被害にあう!

アブラコウモリが民家に棲みつくと、さまざまな被害を及ぼします。
・悪臭被害
・健康被害
・住宅被害
・騒音被害
悪臭被害

アブラコウモリのフンは、ドブ臭とアンモニア臭が混ざった独特のニオイを放ちます。
1匹で一晩に100匹以上の昆虫を食べるため排泄量が多く、なおかつ集団で棲みつくことから、巣とその周辺に大量のフンが蓄積されます。
通気口やエアコンの風に乗って自宅内に強い悪臭が漂い、放置しているとストレスが溜まるばかりか、吐き気や頭痛などの体調不良に悩まされる可能性があります。
健康被害

アブラコウモリのフンや寄生虫によるアレルギー発症、感染症への罹患も深刻な被害です。
フンは乾燥していて粉塵化しやすいため、カビや菌がエアコンや通気口の空気にのって住宅内に広がります。
吸い込んだり触れたりすると鼻炎、咳、皮膚炎などのアレルギー症状を引き起こす可能性があります。
また、野生のコウモリの体にはダニやノミ、シラミなどの寄生虫が付着している場合が多く、室内に侵入して吸血されると皮膚が腫れたり激しいかゆみに襲われたりする場合も。
さらにおそろしいのは、感染症への罹患です。
野生のコウモリは、感染症のウイルスの媒介主として知られており、以下のような疾患を人間にもたらしたことがあります。
| 感染症 | 症状 | 致死率 |
| 重症急性呼吸器症候群(SARS) | 発熱、悪寒、筋肉痛 など | 9.6% |
| ニパウイルス感染症 | 発熱、頭痛、目まい など | 32% |
| 狂犬病 | 発熱、頭痛、倦怠感 など | ほぼ100% |
| リッサウイルス感染症 | 発熱、食欲不振、倦怠感 など | – |
| レプトスピラ症 | 発熱、悪寒、腎障害 など | 5~15% ※黄疸がある場合 |
中には致死率の非常に高い感染症も含まれるため、自宅でアブラコウモリを見つけても絶対に直接触らないでください。
住宅被害

アブラコウモリの巣に溜まった大量の糞尿は住宅にダメージを与える恐れがあります。
糞尿が蓄積すると、天井や壁に茶色いシミが発生するだけでなく、酸性成分によって建材が劣化し、住宅の耐久性が低下します。
腐食した木材はシロアリを誘引し、万が一食害にあうと住宅がさらに脆くなるばかりか大規模な修繕が必要になる可能性も。
騒音被害

アブラコウモリは、夜間に活発に動き「パタパタ」という羽音や「カサカサ」という移動音を発します。
危険を察知したときに「キーキー」と甲高い声で鳴くこともあり、安眠を妨害される可能性があります。
精神的な負担を抱えるだけではなく、睡眠不足によって体調不良に陥る場合も。
危険!アブラコウモリが棲みついているサイン

アブラコウモリが夕方に自宅周辺を頻繁に飛んでいる場合、棲みつかれている可能性があります。
・自宅の周りにフンが落ちている
・外壁に白い汚れや黒ずみがある
・悪臭を感じる
・「カサカサ」「パタパタ」「キーキー」という音が聞こえる
自宅の周りにフンが落ちている

アブラコウモリのフンは、5~10mmほどの大きさで、乾燥していてねじれた形をしており、昆虫のハネや足などが混ざっていることがあります。
ネズミのフンと間違えやすいですが、ネズミは住宅のさまざまな場所に排泄する一方で、コウモリは決まった場所にフンをする習性があります。
そのため、決まったところに小さなフンが固まって落ちている場合はコウモリが棲みついている可能性があるでしょう。
外壁に白い汚れや黒ずみがある

外壁に白い汚れや黒ずみが付着してる場合、アブラコウモリが棲みついている可能性があります。
白い汚れはアブラコウモリの尿が乾燥したもので、巣へ出入りする際やナイトルースト時に放尿します。
鳥のフンに似ていますが、黒い固形物が混ざっていない白い液だれ状の汚れは、アブラコウモリの尿の可能性があります。
黒ずみは巣や侵入経路を出入りするときに体をこすりつけることで生じる汚れです。
ネズミも同じような汚れを残しますが、屋根や軒下などの高所に黒ずみがある場合は、アブラコウモリの可能性が高いでしょう。
悪臭を感じる
前述のとおり、アブラコウモリのフンはドブ臭とアンモニア臭が混ざった強い悪臭を放ちます。
特に気温と湿度が高くなる6~7月頃にニオイが強まるため、暑い時期に自宅内で異様なニオイを感じたらアブラコウモリが棲みついているかもしれません。
「カサカサ」「パタパタ」「キーキー」という音が聞こえる
夜間に「カサカサ」「パタパタ」「キーキー」と音が聞こえる場合はアブラコウモリが棲みついている可能性があります。
特に盛んに活動するのは、日没後20~30分から22時頃までです。
この時間帯に活動音や鳴き声が頻繁に聞こえる場合は、アブラコウモリの存在を疑いましょう。
アブラコウモリを寄せ付けない方法とは?
今は棲みついている気配がなくても、よく自宅周辺を飛んでいる姿を見るのであれば近いうちに棲みつかれる可能性があります。
アブラコウモリによる被害を発生させないために、早めに対策を行いましょう。
置き型・吊るし型・ジェル型の忌避剤を使う

コウモリ用の忌避剤を、巣や侵入経路付近に設置すると寄り付きにくくなります。
一定期間効果のある忌避剤は、主に置き型・吊るし型・ジェル型の3種類です。
| タイプ | 商品 | 使い方 | 効果持続期間 |
| 置き型 | 屋根裏や軒下の隙間付近に置く | 約2ヶ月 | |
| 吊るし型 | ベランダや軒先に吊るす | 約1ヶ月 | |
| ジェル型 | 専用容器に入れる、またはベランダや庭の柵に直接塗布する | 約1年間 |
置き型は、屋根裏や軒下などの巣や侵入経路になりやすい場所の近くに置くだけでアブラコウモリを忌避できます。
吊るし型は、軒先やベランダの柱など、置き型を設置するのが難しい場所に吊るしたり括りつけたりして使用できます。
ただし、いずれも効果持続期間が約1~2ヶ月のため、定期的な交換が必要です。
ジェル型は、専用容器に入れる、またはベランダや庭の柵に直接塗布して使用します。
持続期間は1年と、ほかの忌避剤よりも長いですが、雨風で流れるため定期的に塗り直す必要があるほか、アブラコウモリの体に付着して動けなくなりそのまま死んでしまう可能性があります。
超音波を発生させる

害獣用の超音波発生器をベランダや庭などに設置すると、アブラコウモリが寄り付きにくくなります。
アブラコウモリは視力が弱く、超音波を発して障害物や獲物との距離を把握するエコーロケーションを用いて行動します。
アブラコウモリは約35〜50kHzの超音波を使用しており、同じ周波数帯の超音波を発生させると不快感を与えることができます。
ただし、使い続けるうちにアブラコウモリが超音波に慣れてしまい、効果が感じにくくなる場合があるため、定期的に位置を変えましょう。
また、人の耳に聞こえない高周波の超音波ですが、聴覚が敏感な小さな子どもやイヌ、ネコなどのペットにとってはストレスの原因になることがあります。
LEDライトを設置する

コウモリは強い光を嫌うため、害獣対策用のLEDライトを設置すると寄り付きにくくなります。
紫外線を含む白熱電球には昆虫が集まりやすいものの、紫外線が含まれていないLEDの光には昆虫が寄ってきません。
玄関周辺にアブラコウモリが寄って来る場合は、外灯をLED電球に交換するのも効果的です。
ただし、同じ光を長期間当て続けると慣れてしまい効果が薄れる可能性があるほか、住宅密集地で使用する場合は近隣に強い光が差し込まないように位置や角度を調整する必要があります。
ハッカスプレーを散布する

アブラコウモリは、ハッカに含まれているメントールの成分を苦手としているため、ハッカスプレーを、ベランダや軒下など侵入経路となる場所に噴きかけると寄り付きにくくなります。
効果の持続期間は数時間~1日と短いため、毎日こまめに散布しましょう。
ただし、小さな子どもや妊婦、イヌやネコなどのペットの健康に悪影響を及ぼす可能性があるため、該当する方がいるご家庭での使用は控えてください。
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住宅の隙間を塞ぐ
こちらで紹介したとおり、住宅のわずかな亀裂や隙間からアブラコウモリは侵入します。
防部材を用いて封鎖することで、アブラコウモリの寄り付きを防止できます。
外壁の亀裂はコーキング剤で塞ぎ、室外機のダクトの隙間には害獣パテを使いましょう。
換気口や換気扇などの空気の通り道は、網目1cm以下のパンチングメタルやステンレス製メッシュで封鎖します。
ただし、すでに棲みついている場合はまずアブラコウモリを追い出さなければなりません。
アブラコウモリが内部に残ったまま封鎖すると、巣の中で餓死して悪臭や害虫発生の原因になるだけではなく、鳥獣保護管理法に抵触して罰則が科される可能性があります。
害虫の発生を防ぐ

屋外に植木鉢やバケツ、空き缶や空き瓶などを放置しておくと、雨水が溜まって蚊やユスリカなどの昆虫が発生しやすくなります。
そのほか、ゴミを置いたままにしておくとゴキブリをはじめとする害虫が発生する可能性も。
アブラコウモリのエサ場として活用されないために、不要なものやゴミは処分して庭やベランダを綺麗にしておきましょう。
アブラコウモリが棲みついていたら駆除しよう!
すでにアブラコウモリが棲みついている気配がある場合は、被害が拡大する前にすみやかに駆除しましょう。
ここでは、正しい駆除方法の具体的な流れを解説します。
アブラコウモリは殺さず捕まえず追い出す

コウモリは鳥獣保護管理法によって保護されており、許可なく殺傷、捕獲することは認められていません。
アブラコウモリを捕獲及び殺傷した場合、1年以下の拘禁刑または100万円以下の罰金が科されます。
駆除するときに網やカゴで捕まえたり、ホウキや棒で叩いて傷つけたりすることも違法です。
アブラコウモリの駆除とは、殺さず、捕まえずに忌避剤を使用して追い出すことを指します。
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駆除手順①巣と侵入経路を特定

アブラコウモリの駆除をはじめる前に、巣の場所と侵入経路を特定しましょう。
1~2匹だけ見つけた場所を対処しても、他の場所に多数のアブラコウモリが潜んでいたら根本的な解決にはなりません。
また、コウモリは帰巣本能が強い動物で、追い出しても戻ってくる可能性があります。
再度棲みつかれないように侵入経路を正確に把握して、封鎖しなければなりません。
アブラコウモリは、日没後20~30分から数時間は出入りが活発になるため、日が暮れてから自宅周辺を観察し、巣と侵入経路を確認してみてください。
駆除手順②駆除道具をそろえる

アブラコウモリの巣と侵入経路を特定したら、駆除に必要な道具をそろえましょう。
巣や侵入経路の場所によって必要な道具は異なりますが、アブラコウモリを追い出すための忌避スプレーは必ず用意しましょう。
巣の清掃時のフンによる感染症予防のため、防じんマスク、ゴム手袋、ゴーグルも忘れずに準備してください。
駆除手順③アブラコウモリを追い出す

道具をそろえたら、アブラコウモリを追い出しましょう。
アブラコウモリが活発に動きはじめる日没頃から作業するのがおすすめです。
すべてのアブラコウモリが出ていくまで、忌避スプレーを1回あたり10秒以内で断続的に、巣の隙間や侵入経路から噴射します。
一度に大量に噴射すると殺してしまう可能性があるため、根気よく繰り返し噴きかけましょう。
忌避スプレーにはハッカやワサビなど刺激成分が含まれており、目や喉を傷める可能性があるため、マスクとゴーグルを着用すると安心です。
また、アブラコウモリは勢いよく飛び出してくることがあるため、驚いて転倒しないよう注意してください。
なお、2mを超える高所での作業は専門の資格が必要なため、プロへ依頼しましょう。
駆除手順④巣の清掃と消毒

アブラコウモリをすべて追い出した後、巣の清掃と消毒を行います。
作業する際は、アレルギー発症と感染症予防のため防じんマスクとゴム手袋、ゴーグルを必ず着用しましょう。
巣の中には大量のフンが蓄積されているため、ハンドクリーナーを使うと効率的です。
フンを除去した後は、巣の中をアルコールで消毒します。
ドラッグストアやホームセンターなどで購入できる一般的なアルコールで問題ありませんが、スプレーで噴射すると菌やカビが舞う恐れがあるため、雑巾に染み込ませて拭き取るほうが安全です。
また、フンに引き寄せられたゴキブリやダニなどの害虫が潜んでいることもあるため、殺虫剤を準備しておきましょう。
駆除手順⑤侵入経路を封鎖

巣の清掃と消毒が終わったら、侵入経路を封鎖します。
コウモリは帰巣本能が強く、追い出しても再び戻る可能性があるため、再侵入を防ぐために封鎖作業は必須です。
ただし、アブラコウモリが巣に残ったまま封鎖すると監禁状態となって餓死する恐れがあるため、侵入経路をを塞ぐ前に、アブラコウモリが残っていないか、念入りに確認しましょう。
こちらで紹介した方法を参考に、侵入経路の場所に合わせて防部材を使い分けて封鎖してください。
自分で対応できない場合はプロに依頼を
アブラコウモリの駆除は自分でも対応できますが、状況によっては難しい場合もあります。
屋根裏や床下に棲みついている場合、点検口を設置しないと駆除作業を実施できなかったり、そもそも狭く暗いため、不慣れな人が入るとケガをする恐れや建材を傷つけてしまったりする可能性があります。
また、アブラコウモリとの接触による感染症罹患に恐怖を感じる方も多いでしょう。
少しでも「自分では難しい」と感じたら、無理をせずコウモリ駆除のプロへ依頼しましょう。
まとめ
コウモリが夕方に飛んでいる理由は、夜行性であり、日没後からエサとなる昆虫を探して活動を始めるためです。
毎日のように自宅周辺を飛んでいるなら、棲みつかれている可能性があります。
棲みつかれている場合、悪臭や騒音によるストレス、アレルギーや感染症のリスク、住宅劣化など深刻なトラブルが発生します。
アブラコウモリに棲みつかれて駆除にお困りの際は、プロへの依頼を検討しましょう。
害虫害獣コンシェルジュは、巣や侵入経路の調査から追い出し、清掃と消毒、再侵入を防ぐ対策までワンストップで対応します。
夕方に自宅周辺でコウモリらしき生き物が飛んでいる、アブラコウモリが棲みついているといったコウモリの被害でお悩みの方は、お気軽にご相談ください。
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