アパートのコウモリは管理会社、オーナーに相談!正しい対応

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- 現地調査・お見積り:無料
- 忌避液散布:19,800 円/30㎡まで
- 侵入口閉鎖作業:500 円/箇所~
- 清掃作業:2,200 円/㎡
※現地地調査・お見積りは対応エリア・加盟店・現場状況等により記載内容の通りには対応できない場合がございます。
お住まいのアパートのベランダや廊下で、コウモリを見つけて驚いている方はいないでしょうか。
「フンを撒き散らされて迷惑だし、そもそも存在が気持ち悪い」と対処方法をお探しかもしれません。
ただし、アパートにコウモリがいる場合、自己判断で対応すると管理会社との間でトラブルに発展するケースがあります。
本記事では、アパートでコウモリを見つけた場合の対応方法と相談先を紹介するとともに、自分でもできるコウモリ対策について解説します。
・アパートにコウモリがいた場合の対処方法、相談先
・アパートにコウモリが寄り付かないためにできること
・アパートにコウモリが寄ってくる理由
【知っておこう】アパートとマンションの違い

アパートとマンションに法律上の定義はなく、不動産会社やオーナーの判断でどちらに分類するかが決まりますが、一般的に以下のような違いがあります。
| 比較項目 | アパート | マンション |
| 構造 | 木造、軽量鉄骨造 など | 鉄筋コンクリート造(RC)、鉄骨鉄筋コンクリート造(SRC) など |
| 階数 | 2階建てが多い | 3階建て以上が多い |
| 屋根裏、床下 | ある | ない |
アパートは木造が多く、経年劣化によりコウモリが入り込む隙間が生じやすい傾向にあります。
また、マンションと異なって屋根裏や床下があるため、コウモリが大規模な集団で棲みつくことも。
しかし、マンションだからといって安心はできず、ベランダの亀裂や換気口などからコウモリが侵入することは珍しくありません。
マンションにお住まいの方は、下記の記事を参考にしてください。
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アパートにコウモリがいたらまず管理会社、オーナーへ!

アパートでコウモリを見かけたら、管理会社もしくはオーナーに相談しましょう。
賃貸物件は入居者の所有物ではないため、自己判断で駆除をするとトラブルにつながる可能性があります。
アパートの入居者は部屋を借りているだけ
入居者は部屋を借りているだけで、建物の所有者はオーナーもしくは管理会社です。
そのため、自己判断でコウモリを駆除したり、対策のために手を加えたりすることは認められていません。
物件によって管理体制が異なり、オーナーが直接管理している場合はオーナーへ、管理会社に委託している場合は管理会社に連絡します。
どちらが管理しているのかわからない場合は、賃貸借契約書を確認しましょう。
指定業者以外に依頼してはいけない場合も
アパートによっては、特定の害獣駆除業者と提携している場合があります。
自己判断で業者を呼んでしまうと、契約違反としてトラブルに発展する可能性があるため、必ずオーナーか管理会社に連絡しましょう。
アパートの専有部と共用部とは?

アパートは専有部と共用部に分かれています。
専有部とは?
アパートの専有部とは、主に入居者が借りている室内部分を指します。
・ロフト
・エアコン
・窓枠
・ガラス
・壁
・床
・天井
専有部の加工や修繕は、自分で行って原則として問題はありません。
ただし、オーナーや管理会社によって取り決めが異なるため、専有部であってもコウモリ駆除を行う際は必ず事前に確認しましょう。
共用部とは?
アパートの共用部とは、住民全員が使用するエリアのことです。
・共用廊下
・共用階段
・駐車場
・駐輪場
・ゴミ捨て場
・屋根裏
・床下
・ベランダ
・庭
共用部の加工や修繕は、自己判断で行うことが認められていません。
手を加えると、原状回復費用を請求されるなどのトラブルに発展する可能性も。
共用部でコウモリを見かけた場合は、必ずオーナーか管理会社に連絡をしましょう。
コウモリが寄ってきやすい場所、ベランダはどっち?

アパートの中でコウモリが寄ってきやすい場所の1つがベランダです。
ベランダはアパート全体の構造や外観に関わるうえ、火災時には避難経路として使われることもあるため、共用部にあたります。
ただし、ベランダは専用使用権が認められている場所で、洗濯物を干したり植木鉢を置いたりすることに問題はありません。
一方で、コウモリの駆除や対策として、オーナーや管理会社に確認せず外壁や手すりを加工したり修繕したりすることは原則として禁止されています。
アパートのコウモリ、これなら自分で対処OK!
「アパートでコウモリ対策を行うには、絶対にオーナーか管理会社に相談しなければならないないの?」と疑問に感じる方もいるかもしれませんが、
確認をとらなくても、自分でできるコウモリ対策があります。
ただし、ニオイを使う対策は、隣室の住民に迷惑がかかる可能性があるため、事前に了承を得ましょう。
【注意①】自分でできるのは棲みつく前の対策のみ

前述のとおり、棲みついたコウモリの駆除は自己判断で行えません。
自分で対応できるのは、あくまでコウモリが棲みつく前の対策のみです。
【注意②】コウモリの殺傷、捕獲はNG

野生のコウモリは鳥獣保護管理法で保護されており、無許可での殺傷と捕獲が禁止されています。
ホウキや棒で叩いたり、虫網で捕まえたりする行為は法律違反です。
万が一違反すると、100万円以下の罰金もしくは1年以下の拘禁刑が科されます。
殺すことも捕まえることもできないため、コウモリ対策とは嫌がるものを使って寄せ付けないことを指します。
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室内に入ってきたコウモリを追い出す

窓からコウモリが侵入してきたら、強い光や超音波を嫌がって逃げる習性を利用して、懐中電灯で照らしたり、スマートフォンのアプリで超音波を流したりして外へ誘導しましょう。
ただし、野生のコウモリは感染症のウイルスや寄生虫を体に保有している可能性があるため、マスクと手袋を着用し、2m以上の距離をとって追い出してください。
置き型、吊るし型忌避剤の設置

コウモリを寄せ付けないグッズとして、置き型と吊るし型の忌避剤があります。
コウモリが苦手なハッカの成分が配合されており、設置するだけで追い払うことができます。
| タイプ | 商品 | 効果持続時時間 |
| 置き型 | ![]() |
約2ヶ月 |
| 吊るし型 | ![]() |
約1ヶ月 |
置き型はベランダや室外機のダクト付近などコウモリが寄ってきやすい場所に置くと効果的です。
吊るし型はベランダの軒下や物干し竿にかけて使用できます。
ほかにも、ベランダの手すりや壁面に直接塗って使うジェル型の忌避剤もありますが、
塗った箇所は退去時に原状回復が必要になるかもしれないため、アパートの場合は使用を避けたほうがいいでしょう。
ハッカスプレーを散布する

コウモリはハッカに含まれるメントール成分を嫌うため、ハッカスプレーを散布すると、寄りにくい環境をつくれます。
ただし、ハッカスプレーの効果持続期間は最大24時間と短く、毎日こまめに散布する必要があります。
また、ハッカ成分は小さな子どもや妊婦、ペットの健康に悪影響を及ぼす可能性があります。
同居家族はもちろん、ニオイが伝わりやすい隣室に該当の方がいる場合は、別の対策を検討してください。
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ベランダの整理整頓、清掃

アパートにコウモリを寄せ付けないためには、ベランダの整理整頓と清掃も大切です。
不要な植木鉢やバケツをベランダに放置していると、雨水が溜まって蚊やボウフラが湧きやすくなります。
蚊やボウフラは住宅街に現れるコウモリの好物のため、エサ場として認識されてしまうでしょう。
また、枯葉やホコリ、洗濯物の糸くずなどでベランダの排水溝が詰まると、雨水が溜まり昆虫が発生しやすくなるため、ゴミを取り除いたりワイヤーブラシで汚れを落としたり、定期的に掃除をしてください。
ゴム手袋を着用して大きなゴミを取り除き、詰まりが解消されない場合はラバーカップやワイヤーブラシで内部の汚れを除去します。
【管理会社、オーナーOKなら】自分でできる本格コウモリ対策
ここからは、管理会社やオーナーから許可が出れば実施できる、本格的なコウモリ対策を紹介します。
害獣用超音波発生器の設置

ベランダや玄関に害獣用超音波発生器を設置すると、コウモリを寄せ付けにくくできます。
コウモリは超音波を発して周囲の状況を把握する習性があり、人工的な超音波が発生していると行動が乱されるため、その場所を避けるようになります。
商品を選ぶときは、住宅街に現れるコウモリの忌避に効果的とされる35kHz~50kHzの周波数帯に対応したものを選びましょう。
ベランダで使う場合は屋外に設置するため、防水仕様かどうかも確認すると安心です。
ただし、コウモリが超音波に慣れると効果が薄れる場合があるほか、
聴覚が敏感な小さな子どもやペットにストレスを与えたり、周波数によっては近隣に騒音被害をもたらしたりする可能性があります。
オーナーや管理会社から設置の許可を得る際は、近隣への影響にも配慮することを伝えておくといいでしょう。
害獣用LEDライトの設置

コウモリは強い光を嫌うため、害獣用LEDライトをベランダや玄関に設置すると寄り付きにくくなります。
LEDの光には紫外線がほとんど含まれていないため、住宅街に現れるコウモリの主食である昆虫を寄せ付けず、エサ場として活用されることも防止できます。
ただし、設置場所や向きによっては近隣の迷惑になる可能性があり、隣室や正面の建物に光が漏れないよう角度を調整しましょう。
また、コウモリが光に慣れて効果が薄れる場合もあるため、ほかの対策と併用するのがおすすめです。
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外壁の亀裂、隙間を塞ぐ

住宅街に現れるコウモリは体長5cm程度と小柄で、1cm~2cmの隙間からでもアパートに侵入します。
外壁に亀裂や隙間がある場合はコーキング剤で封鎖するのが効果的です。
・コーキング剤
・プライマー
・コーキングガン
・マスキングテープ
・ヘラ
1.亀裂周辺をマスキングテープで養生し、プライマーを塗布して下地を整える
2.プライマーが乾いたらコーキング剤をコーキングガンにセットする
3.亀裂、隙間にコーキング剤を均一に塗布する
4.コーキング剤が乾く前にヘラで表面をならす
5.1日~2日放置し置し、コーキング剤が乾いたらマスキングテープをはがす
室外機のダクトの隙間を塞ぐ

室外機のダクト周りは、施工時にパテで塞がれていることがほとんどですが、年月の経過とともに劣化したり剥がれたりして隙間ができます。
自由に形を変えられる害獣パテで上塗りして補修しましょう。
・害獣パテ
・カッター
・手袋
・ゴム手袋
1.ダクト周辺の汚れやホコリを拭き取る
2.パテを必要な量だけカッターで切り出す
3.手で形を整え、ダクトの隙間に押し込んで密着させる
4.表面をならして整える
害獣パテに含まれるカプサイシンは刺激成分で、素手で触ると皮膚が荒れる可能性があるため、必ずゴム手袋を着用して作業してください。
換気口、換気扇の封鎖

換気口や換気扇は、コウモリが侵入しやすい場所の1つです。
ただし、完全に密閉すると換気機能が損なわれるため、パンチングメタルやステンレス製の金網を使って通気性を確保しつつ塞ぎましょう。
・パンチングメタルもしくはステンレス製金網
・メジャーもしくは定規
・金切りばさみ
・カッター
・スプリング付コンパス
・コーキング剤
・プライマー
・コーキングガン
1.換気口の直径をメジャーで測る
2.換気口の形状に合わせて、パンチングメタルに印をつける
3.印にそって金切りばさみでカットする
4.コーキング剤の先端をカッターで切り、コーキングガンにセット
5.パンチングメタルを換気口に取り付ける
6.下地であるプライマーを塗布する
8.プライマーが乾いたらコーキング剤で接着する
9.コーキング剤が乾く前にヘラでならす
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防獣ネットの設置

ベランダ全体を防獣ネットで覆うことで、広範囲からのコウモリの侵入を防止できます。
コウモリは1cm〜2cmの隙間があれば侵入できるため、網目が1cm以下のネットを選びましょう。
景観を大きく損なったり、雨風で飛ばされて近隣に迷惑をかけてしまったりする点に注意が必要です。
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ベランダ、玄関前に撒き散らされたフンの掃除方法
アパートのベランダや玄関付近に撒き散らされた糞尿の正しい掃除、消毒方法を紹介します。
処理手順①道具をそろえる
コウモリのフンを掃除する場合は、以下の道具をそろえましょう。
フンに含まれるカビ、菌、感染症のウイルスに接触しないために、防じんマスク、ゴム手袋、ゴーグルは必須です。
いずれもホームセンターや通販サイトで購入できます。
処理手順②霧吹きで濡らす

コウモリのフンは乾燥してパサパサしていて集めにくいため、霧吹きで湿らせてから作業しましょう。
そのまま掃除をはじめると、フンが空気中に舞い上がって吸い込んでしまう可能性があります。
処理手順③ホウキで集める

フンが湿ったら、ホウキとちりとりで集めます。
力をいれてホウキを扱うと、フンが粉塵化して舞うため、ゆっくりと静かに収集しましょう。
使用したホウキやちりとりは、再利用せずにそのまま処分するのがおすすめです。
捨てることに抵抗がある方は、念入りに洗浄、消毒してから保管してください。
処理手順④密封して捨てる

集めたフンは、厚手のゴミ袋に入れて密封します。
フンに含まれているカビや菌、寄生虫が漏れ出すおそれがあるため、ゴミ袋が薄い場合は2枚重ねにして、口をしっかり縛りましょう。
コウモリのフンは可燃ごみとして出すのが一般的ですが、自治体によって区分が異なるため処分前に確認してください。
処理手順⑤フンが落ちていた場所を消毒する

フンを取り除いた場所は、必ず消毒を行います。
50倍に薄めた次亜塩素酸ナトリウムの希釈液を雑巾に染み込ませて拭きましょう。
スプレーで散布すると、噴射の勢いで残っているフンの粉塵やカビが舞い上がってしまうことがあります。
処理手順⑥道具、衣服を処分し手を洗う

最後に、使用した道具と衣服を適切に処分します。
使い捨てのマスク、手袋、エプロンは作業後すぐにゴミ袋に密封します。
ゴーグルや着ていた服も処分するのがおすすめですが、捨てることに抵抗がある方は、ゴーグルは次亜塩素酸ナトリウムで拭いて消毒し、服は他の洗濯物と分けて洗濯してください。
手指は石鹸と大量の水で15分以上かけて丁寧に洗いましょう。
なぜアパートにコウモリは寄ってくるの?
そもそも、「なぜアパートにコウモリが来るのか?」と疑問に思う方も多いでしょう。
アパートには、コウモリを引き寄せる要素がいくつもあります。
築10年~20年以上で劣化している
築10年~20年以上経過すると、アパートは劣化し、外壁に亀裂が入ったり、雨どいや室外機のダクト周辺に隙間ができたりします。
前述のとおり、住宅街に現れるコウモリは、体長5cm程度と小柄で、1cm~2cmの隙間からでも内部に侵入可能なため、亀裂からも内部に入り込めるのです。
ナイトルーストに適した場所が多い

コウモリは1匹あたり一晩で100匹以上の昆虫を食べるため、途中で体を軽くすることを目的に、外壁や天井にとまって消化と排泄をします。
この行為をナイトルーストといい、アパートのベランダ、室外機のダクト付近、廊下の軒下など雨風をしのげて、天敵から身を隠せる場所で行うことが多いです。
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アパートの廊下や玄関に設置されている外灯の光には、コウモリの主食である蛾やカメムシなどの昆虫が集まります。
近年建設されたアパートでは、紫外線をほとんど含まないLED電球が使用されていますが、
築古の場合、昆虫を引き寄せやすい紫外線を多分に含む白熱電球が使われているため、コウモリのエサ場として使われやすいです。
周辺に自然がある

アパートの近くに雑木林、河川、用水路、水田、畑などの昆虫の生息場所があると、コウモリが寄ってくる可能性があります。
昆虫を捕食した後にねぐらを探す際、アパートに侵入できそうな亀裂や隙間があると、入り込んでそのまま棲みつきます。
自然が豊かな環境は、静かで空気がきれいなど暮らしやすい反面、
コウモリをはじめとする害獣が寄りつきやすいため、自分でできる対策を行いましょう。
コウモリはアパートに棲みつくことがある!
コウモリは、ベランダや外壁に飛来するだけでなく、アパートの内部に侵入して棲みつくことがあります。
住宅に棲みつくアブラコウモリ

| 学名 | Pipistrellus abramus |
| 英名 | Japanese pipistrelle |
| 和名 | 油蝙蝠 |
| 分類 | 翼手目ヒナコウモリ科アブラコウモリ属 |
| 体長 | 3.7~6cm |
| 体重 | 5~10g |
| 生息地 | 日本、朝鮮半島、中国、台湾、ミャンマー、ベトナム、ラオス、インド |
| ねぐら | 民家、高架橋、地下水路 |
| 食性 | 昆虫 |
識別図鑑 日本のコウモリ|株式会社文一総合出版
住宅に棲みつくコウモリは、主にアブラコウモリという昆虫食性のココウモリです。
アブラコウモリは、北海道の一部を除く日本のほぼ全域に生息し、住宅に棲みつくことから別名イエコウモリと呼ばれています。
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アブラコウモリの侵入経路

アブラコウモリの主な侵入経路は、以下のとおりです。
・軒下の隙間
・雨どい
・換気口
・換気扇
・シャッターや雨戸の隙間
・室外機のダクト
前述のとおり、築10年を過ぎると外壁や住宅設備に亀裂や隙間が生じやすくなります。
築古のアパートで、一度も修繕されていない場合はアブラコウモリが侵入するかもしれません。
また、築浅でも油断はできず、換気口や換気扇は構造上隙間があるほか、
雨戸やシャッターは閉めっぱなしにしておくと収納部分との間に空間ができ、アブラコウモリが入る可能性があります。
アブラコウモリが棲みつきやすい場所

アパートでアブラコウモリが棲みつきやすい場所は、以下のとおりです。
・雨どいの中
・室外機のダクト内
・換気口、換気扇の中
・雨戸の戸袋
・シャッターの隙間
アブラコウモリは、暗くてジメジメしていて、天敵に見つかりにくい環境を好みます。
アパートには、雨どいの中や室外機のダクト内、換気口の中や雨戸の戸袋など、
アブラコウモリが快適に過ごせる空間が数多くあるため、棲みつかれやすいです。
アパートにコウモリが棲みついた場合の被害
アパートにコウモリが棲みつくと、悪臭被害、健康被害、住宅被害、近隣トラブルなどさまざまな問題が発生します。
悪臭被害

アブラコウモリのフンは、ドブ臭とアンモニア臭をまぜたような独特のニオイを放ちます。
一晩で大量の昆虫を食べるため排泄量が多く、なおかつ集団で生活するため、巣の中におびただしい量のフンが蓄積します。
通気口やエアコンを通して住宅内に悪臭が漂い、ストレスが溜まるだけではなく、吐き気や頭痛などの体調不良を引き起こす可能性も。
健康被害

コウモリのフンは乾燥しているため粉塵化しやすく、空気中に舞い上がり、カビや菌を吸い込むことで鼻炎や咳、皮膚炎などのアレルギーを発症します。
さらに恐ろしいのが感染症で、野生のコウモリは過去に以下のような感染症のウイルスや病原菌を媒介した例があります。
| 感染症 | 潜伏期間 | 症状 | 致死率 |
| 重症急性呼吸器症候群(SARS) | 2日~10日 | 発熱、悪寒、筋肉痛 など | 9.6% |
| ニパウイルス感染症 | 4日~14日 | 発熱、頭痛、目まい など | 32% |
| 狂犬病 | 30日~60日 | 発熱、頭痛、全身倦怠 など | ほぼ100% |
| エボラウイルス出血熱 | 2日~21日 | 発熱、強い脱力感、筋肉痛 など | 90% |
| ヒストプラスマ症 | 7日~21日 | 発熱、悪寒、咳嗽 など | 31.7~61.5% |
重症化する疾患もあるため、コウモリの体やフンには絶対に素手で触らないでください。
さらに、コウモリは、高架橋の隙間や洞窟など、人間にとって不衛生な場所に出入りするため、ダニやノミなどの寄生虫が体に付着していることも。
寄生虫が室内に侵入して刺されると、激しいかゆみや腫れに襲われる場合があります。
住宅被害

アブラコウモリの糞尿には木材を劣化させる酸性成分が含まれており、
大量に蓄積すると天井や壁に大きなシミができたり、建材が腐食したりすることがあります。
室内の天井や壁など、専有部が汚染、劣化した場合、契約内容や規定によっては修繕費用が自己負担になるケースも。
騒音被害

アブラコウモリは夜行性で、18時頃から22時頃まで活動し、パタパタという羽音、カサカサという移動音、キーキーという甲高い鳴き声を発します。
人間が寝る準備をはじめる時間帯でもあるため、なかなか眠れずストレスや睡眠不足で体調を崩す場合も。
アパートは防音性が低いことがあるため、騒音がより大きく聞こえる可能性もあります。
害虫被害

共用部の廊下や玄関前にフンが散らばっていると、ゴキブリやハエなどの害虫が集まって通りにくくなります。
害虫が部屋の中に侵入する危険もあるため、大量のフンを発見した場合は、オーナーや管理会社に連絡しましょう。
近隣トラブル

玄関前の廊下にフンが撒き散らされると誰が清掃するのかと揉めたり、自室の窓を開けっ放しにしてコウモリを入れてしまうと責任を追及されたりするかもしれません。
また、超音波発生器やLEDライトを設置して、隣室の住民に騒音や光の被害を与えるケースも。
近隣とのトラブルが発生した際は、オーナーや管理会社に相談しましょう。
大規模な修繕が必要な可能性も
アブラコウモリは体が小さいため、壁の中をつたって移動し、さまざまな場所に棲みつくことがあります。
建物全体に糞尿による汚染、劣化が広がると、大規模な修繕が必要になり、住民は一時的にアパートを退去しなければなりません。
アパートのコウモリ駆除の費用は誰が負担する?
「駆除費用は自分が負担するのだろうか?」と気にしている方も多いでしょう。
アパートのコウモリ駆除費用は、被害の原因によって誰が負担するのかが変わります。
建物の構造や劣化が原因ならオーナー、管理会社

アパートの構造上もともと生じていた隙間や、経年劣化による亀裂などからコウモリが侵入した場合、オーナー、管理会社が費用を負担します。
ただし、契約内容によって責任の範囲が異なる場合があるため、念のため賃貸借契約書を確認しましょう。
住民のうっかりミスなら自己負担

住民の過失によってコウモリが棲みついた場合は、駆除費用が自己負担になる可能性があります。
具体的には、以下のようなケースが該当します。
・勝手にリフォームを行って生じた隙間からコウモリが侵入した
・共用部を勝手に加工し、コウモリが侵入した
費用の金額は規模によりますが、隣室にまで被害が及んだ場合は数十万円ほどかかることも。
コウモリ駆除に保険は適用できる?
コウモリによる住宅の汚染や劣化に対して、火災保険は基本的に適用されません。
ただし、コウモリ被害によって住宅が脆くなり、そのうえで物損や上階からの水漏れなどの別の事故が起きた場合は、
家財や建物の修繕に保険を適用できるケースがあります。
火災保険の補償内容によって対応が異なるため、保険会社に確認しましょう。
お隣さんのベランダにコウモリがいる場合どうする?

隣室のベランダや玄関付近にコウモリが頻繁に来ていて気になる場合は、オーナーや管理会社に相談しましょう。
個人間で注意してしまうとトラブルに発展する可能性があります。
放っておくと自分の部屋にまで被害が及ぶかもしれないため、早めに相談するのがおすすめです。
まとめ
アパートでコウモリを見つけたときの対処方法と自分でできる対策について解説しました。
コウモリに棲みつかれると、悪臭被害、健康被害、住宅被害、近隣トラブルなどさまざまなな問題を引き起こしかねません。
アパートでコウモリを見つけたら、まずはオーナーや管理会社へ相談しましょう。
- 現地調査・お見積り:無料
- 忌避液散布:19,800 円/30㎡まで
- 侵入口閉鎖作業:500 円/箇所~
- 清掃作業:2,200 円/㎡
※現地地調査・お見積りは対応エリア・加盟店・現場状況等により記載内容の通りには対応できない場合がございます。
害虫害獣コンシェルジュは、害虫害獣に関する正しい知識を発信し、厳格な品質管理基準をクリアした害虫害獣駆除のプロとのマッチングサービスを提供するサイトです。編集部では「自分でできること」と「プロに任せるべきこと」を明確にし、依頼前の不安解消を目指しています。
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